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『キノの旅 the Beautiful World』著: シオミヤイルカ/時雨沢恵一/黒星紅白

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プロローグ「何かをするために・b -life goes on・b-」 感想
『キノの旅 the Beautiful World』プロローグ「何かをするために・b -life goes on・b-」感想です。
今月のマガジンエッジは『キノの旅 the Beautiful World』が二本立てです。
今回から描かれるエピソードは、キノの過去のものです。「大人の国」から逃げ出し、エルメスとともに旅に出るまでの間のお話かな??
というより…。
師匠にリボルバーを借り、エルメスに乗ってキノが”すべきこと”をしに出かけるエピソードが描かれるようなので、いわば”初めての旅”が描かれるということなのかな。
では、『キノの旅 the Beautiful World』プロローグ「何かをするために・b -life goes on・b-」ネタバレ感想です。
未読の方はご注意ください。
“すべきこと”を終えたキノ。
プロローグで描かれるのは、今回のエピソードの後日談(?)です。むしろ、プロローグという名のエピローグみたいな感じですね(笑)
エルメスに乗って師匠の家に帰ってきたキノは髪を切っています。その後の師匠との会話からするとキノはどこかに”すべきこと”をしに出かけていたようです。

実は同時掲載の第二十九話「何かをするために・a -life goes on・a-」の段階ではキノの髪の毛は「大人の国」から逃げ出した時と同じようにまだ長髪だったのです。
原作未読で今回のエピソードを知らないのでここでいう”すべきこと”がなんなのかは不明なのですが…。
第二十九話「何かをするために・a -life goes on・a-」の内容と合わせると、どうやら”すべきこと”は先代キノと関連あることだと推察できます。
先代キノの遺品である黄色のコートをまとい、師匠のリボルバーを携えて…。いつものキノの格好になったのもこの時が初めてのようですね。
キノはリボルバーの引き金を引いたか??
こちらも実は第二十九話「何かをするために・a -life goes on・a-」で、思わせぶりなやり取りが繰り広げられているのです。
詳しくはそちらの感想で書いていますが、要約すると…
師匠はキノのバースエイダーの才能を非常に高く評価しているものの、それだけでは生き残れないと危惧していたのです。キノの生きようとする危険な世界では人を撃つことに躊躇いを持ってはならないということを知らねばならず…それは人に教えられるのではなく自分で学ぶしかないという話でして…。
その話を踏まえてキノが師匠にリボルバーを返す場面を見てみると…

リボルバーを返還された師匠がシリンダーを回しているような描写があります。これはおそらく銃弾の残弾数を確かめているのだと思われます。
師匠はそのまま無言で銃をしまいますが…。その直後にキノに”すべきことは済みましたか?”と問いかけます。
おそらく銃弾が使用されていたのではないかと…。つまり”すべきこと”を行う際に、キノは人を撃つのに躊躇してはならない状況を体験したのではないかなぁ。
実際、”すべきこと”をする前(第二十九話)のキノは非常に子供らしい面が強調されていましたが、このプロローグではいつも通りの少し大人びた性格へと変わっていました。
ボクはできれば強くなりたいです
“すべきこと”を終えて、キノはこれからどうするか、何をすればいいかを見失ってしまいます。そんなキノの言葉を受けて、師匠はそれは自分で見つけていかなくてはならないと諭します。
“師匠…… ボクは できれば強くなりたいです”
キノのこの望みを叶えるために、師匠が色々とキノに教えることになるわけですね。現状でも既に銃器の使い方は教わっていますが、旅のイロハなども叩き込まれるのでしょう。
さて、キノの”すべきこと”とはなんだったのでしょうか。ちょっと考えてみましょうか。そんなことしなくても来月号を待てばいいのですけど…まあ良いではないか(笑)

キノは名前も家族も捨てて「大人の国」から逃げてきた身ですから、彼女自身の過去とは関係ないようにも思います。もしかすると自分の捨てた故郷がどうなっているのか見定めにいくという可能性はありますが…。
あとは…現在のキノと関連ある人間といえば師匠くらいですが…。師匠の態度からすると、師匠はこの件とは無関係の様子。
となると…というか、まあね。
先代キノの遺品である黄色いコートに焦点が当てられたり、扉絵で先代キノが描かれたりというところから、先代キノと関連あることなのではないかと…。
キノからすれば先代キノは自分のために死なせてしまった存在ですから。先代キノの肉親や恋人にでも先代キノの死を知らせに行くなどしてケジメをつけようとしているとかですかね。
ただそうだとすれば、キノは先代キノの出身とか知っているのだっけか??少なくとも今回はキノは行き先は決まっている感じでしたが…。う〜む。
ただ、強くなりたいという発言とか…あまりポジティブな内容は予想されませんね。
師匠の旅の話
一方で、これで一度旅を経験した(?)からか、キノの旅への憧れは強まっているようですね。
キノの旅人としての素地が形成されたエピソードでもあるのかもしれません。
そして、師匠に旅の話をおねだりするキノが可愛い。普段エルメスと二人の時には見せない表情ですね(笑)

ちなみに…
プロローグのオチも第二十九話同様に師匠とキノにほっておかれるエルメス。でした
かわいそうなエルメス。
ということで、プロローグ「何かをするために・b -life goes on・b-」ネタバレ感想でした。
プロローグ「何かをするために・b -life goes on・b-」は『マガジンエッジ』2019年10月号掲載です。
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