『チェンソーマン』著:藤本タツキ
Contents

『チェンソーマン』レビューリンク
第33話「作戦開始」感想
『チェンソーマン』第33話「作戦開始」の感想です。
今回の話を読んで、一番目の感想は…
“マキマ、やべぇ…”
でした。
最近のジャンプはメインの読者層がどの辺かはわかりませんけど…。
小・中学生が読んだら、今回の話は軽いトラウマになるのではないか??
実際、HUNTER×HUNTERの蟻編に迫る(超える?)レベルの衝撃でした。
前話のゾンビの気持ち悪さに続いて、今度はそうきたか…と。
もちろん、ブログには載せられません。ご安心ください(笑)
では、『チェンソーマン』第33話「作戦開始」のネタバレ感想です。
未読の方はご注意ください。
俺が負けて死んだその時に…
「未来の悪魔」と契約した帰り、アキは京都組の二人に「銃の悪魔」を殺せると本気で思っているのかと問われます。
普通に考えれば不可能だとわかることを、弱いくせに吠えているアキにサブイボ(関西弁で”鳥肌”の事)が立つという京都組でしたが…。
アキは黙って見ていろと言い放ちます。そして自分が負けて死んだ時に笑えばいい…と。

アキ自身、自分が見えなくなっていることを自覚しているようですが、そうでもなければやっていけないのだと…極まっていますね。
静かな迫力がありますが…かなり危うげな印象です。
ただ覚悟は認めたのか、去り際に京都組はアキを応援して言葉を贈ります。
“特異課にまともな奴がいないから気をつけな!”
“には”が”に”に言い回しが変わっているのは何かあるのかな??
銃の悪魔との契約
その頃、マキマは別荘に避難している組長の元に単身乗り込んでいました。
組長の話によると、今回の銃撃事件の黒幕は沢渡という人物。「刀の魔人」がカースの呪いで一度殺された際に現れた女性です。
沢渡を仲介にして組の人間が「銃の悪魔」と契約をしたのだそうです。
契約の内容は…

銃の悪魔に2万円払うことで、銃と弾がもらえるというもの。
…。なんだその契約。「銃の悪魔」というかただの密売人じゃないか。しかも、格安。
そもそもなんで悪魔がそんな世俗的なんだ?(笑)
組内の契約を結んだ人間の名前を公安に教えるということまでは了承した組長でしたが、他の組のことも教えるようにというマキマの頼みは断ります。
他の組の内情を告げ口すれば、組同士の抗争が勃発してしまい、それによってヤクザが身内同士で潰し合えば海外のマフィアが入ってきます。
外国マフィアの侵入を防いでいるのが自分たちであり…。
つまり、自分たちは”必要悪”なのだと…。
必要悪というのは…
そうして小馬鹿にするように笑う組長にマキマは表情一つ動かず正対し、あるものを取り出します。
ここからがトラウマ展開なのですが…
マキマが取り出したあるものは大きめの紙袋でした。
それを袖の下と勘違いした組長は、端金では仲間は売れんと突っぱねようとしますが…。
袋に入っていたものは…
“ここにいる皆さんの……”
“父や 母 おばあちゃん おじいちゃん 兄弟 姉妹 恋人 奥さん”
“の 目です”
一応、公安には目を元通りにできる人間がいるとのことですが…これはなかなかにエグい展開ですよ?
視神系まで書いているのがさらに、グロテスク。

そして、マキマは組長たちが言う必要悪とは悪事を行う自分を正当化するための言い訳に過ぎず、それは社会には必要ないと切り捨てます。
…マキマさん、かっこいい。
しかし、やっぱりこの人、ちょっとイっちゃってますね。
正直今回はトラウマものです。
正義のためには他は何物も厭わないという人物であることはわかっていましたが…。はたして彼女の正義とは一体…。
作戦はない。テロリスト制圧開始!!
そしてついに、テロリスト制圧の作戦が開始されます。
指揮をとるのは最強のデビルハンター岸部。
“作戦はない 特異課全員をビルにぶち込む”

なんという雑な作戦(笑)
それで大丈夫なだけ、圧倒的な戦力があるということなのでしょうね(笑)
確か、特異課にはデンジたちの他にも人外が複数在籍しているはず。どんな奴らが出てくるのか楽しみですね!
以上『チェンソーマン』第33話「作戦開始」のネタバレ感想でした。
『チェンソーマン』を無料で読むなら…

ebookJapanでは『チェンソーマン』全巻冒頭試し読みができます!!
さらにebookjapanでは対象商品に使えるクーポン(20~30%引き)がほぼ常時入手可能!!


コメントを残す