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『グレイプニル』【第57話】”はじまりのふたり”の圧倒的な力!!エレナとクレアの驚愕の関係性が明らかに!!?|「妹」 レビュー感想

2020年9月4日 - グレイプニル
『グレイプニル』【第57話】”はじまりのふたり”の圧倒的な力!!エレナとクレアの驚愕の関係性が明らかに!!?|「妹」 レビュー感想

【グレイプニル】第57話「妹」 レビュー感想

『グレイプニル』最新刊情報

【あらすじ】忘れちゃいけなかったーー ここまで来た理由をーー エレナの危機に駆けつけた修一は、ほのかという巨大な闇に戦いを挑む。修一はなぜこの刀を選び、なぜこの場所に立っているのか。失われた記憶の中で、かつての修一が見つけた「希望」とは!? 世界の運命は修一とクレアに託された。合体変身バトルは、ついに終着点へ!!

『グレイプニル』 感想&見所

『グレイプニル』第57話「運命」のレビュー感想です。

〜これまでの簡単あらすじ〜

暴走する海斗を止めるべく “ふたりで”戦える力を手にした修一とエレナ。深い絆で結ばれた修一とエレナは、エレナが着ぐるみの修一を身に纏うことで、完全に一つとなり圧倒的な力を発揮する。海斗を探すうちに、自分たち以外にもコインの能力者が存在することを知るふたり。そして、ついに海斗の居場所を突き止めた修一とエレナは、そこで海斗の能力で不死となった能力者と交戦することに…。さらに、エレナとクレアの驚くべき関係性も明らかになって…。

グレイプニル』第57話「運命」より

さて、前回 江麗奈の深い部分に焦点が当てられたので、今回はクレアの番かな…と思っていました(サブタイトルも「妹」ですし)が、クレアのターンはまだもう少し先のようですね。ただ クレア本人の内面にこそ商店が当てられませんでしたが、クレアに関しても驚くべき重大な事実が明らかになります…!!

なんとなくですが、これで単行本第一巻の”あの”冒頭シーンへの繋がりが見えてきた気がします。まさか、こんな入り組んだ事情だったとは…。

では、『グレイプニル』第57話「妹」レビュー感想です。

*『グレイプニル』第57話「運命」は『ヤングマガジンサード』2020年vol.10に掲載です。

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*レビューリンクは記事終わりにもあります。

圧倒的な強さ。本来の完全なる合体。

さて、過去回第3弾。前号「江麗奈の望み」にてついに着ぐるみの能力を手に入れ、”始まりの合体”をなした修一とエレナ。

今回はその本当の力の一端が描かれました。なんというか…ただただ圧倒的、ですね。

現在の修一の目から見て”化け物”と形容するほどの能力者を一撃で屠り、さらに後述する海斗の不死の能力を与えられた部下二人を正攻法で相手にして圧倒するほどの力を披露しましたよ〜。

正直、強すぎますよね。感覚的には通常時で吉岡との完全融合状態くらいの強さがあるのではないか…と思うくらいなのだけど。

最近のクレアと修一もなかなかのものだと思っていましたが、さすが本家の力は比ではないですね。そもそもエレナはクレアと違い、生身では喧嘩もできそうにないのに…。やはり”心の繋がり”が力となっているんだろうか…。

『グレイプニル』第57話「運命」より

修一が能力について、ちゃんと自覚している(?)のも大きな要因なのかもしれませんね。

ただ、意外だったのは、初めて自分たち以外の能力者を相手にして手にかけた(おそらく死んだはず)にもかかわらず、他にも能力者がいた事に驚くだけで、二人ともがその事実に対する拒否反応を特に見せなかった事ですね。

修一はクレアとともに初めて能力者を殺した際に吐くなどの反応を見せていた(単行本第2巻参照)し、エレナなんて修一よりももっとそういう事への耐性がなさそうなので、少しばかり意外でしたね。

それほどに、海斗を止めるという事に集中していたという事なのでしょうけど。

兎にも角にも、二人の力は圧倒的です。この二人が修一の”あの力”を使ったら一体どんなことになってしまうのか…。本当に、それでもほのかには勝てない(救えないだったか?)のだろうか。

後でも書きますが、”あの力”は海斗とほのかには試してはないはずなんですよね。なんで試さなかったのかなぁ。

驚くべき事実!!?エレナとクレアの関係!!

さて、記事冒頭でも書きましたが、実は今回エレナとクレアの関係、というか彼女たちの家族に関わるある事実が明かされます。かなり核心的な内容なので、明言は避けますが、個人的にはかなり驚きました。

ただ、驚きと同時に、これまでのなんとなく感じていた微妙な違和感が…、う〜ん、8割方位かな…解けた感じです。

そもそも、幼少期に修一たちが通っていた山田塾の仲間の中にクレアがいなかった理由はこういうことだったんですね。

クレアがたまに垣間見せる黒い一面や、自分の存在をやや軽んじるあたりなども、もしかして…と想像させるだけのものが。

それから多分、それが全てではないのでしょうが、エレナが両親を殺害した(今はまだ真偽は不明ですが)理由もなんとな〜くわかる感じですよね。以前エレナの口からも語られていましたが、彼女たち(?)の親はあまり良い人物ではないようでしたから。

『グレイプニル』第57話「運命」より

それにしても、この重々しくおどろおどろしい場面でも、なんとなく笑いを挟んで和ませる妙技はさすが武田すん先生ですね。もちろん、笑いを挟むといっても、場違いなギャグを入れるとかではありませんよ。

自分を大切にしないクレアに対して姉として”そう言うのはダメだぞーってビシッと言った”と語るエレナに対して”エレナさんがビシッと?”と修一がおどけてみせる場面。こういう二人の微笑ましいやりとりが、重々しい空気感を和らげます。エレナの言い方も可愛らしいしね。

ただ和らげるとはいっても、何か悲壮感と、寂しさを助長させる感じ。自分でも何を書いているのかよくわからなくなりましたが、とにかく kのなんとも絶妙な作品の雰囲気が大好きと言うことです(笑)

そしてクレアのことを語るエレナの嬉しそうなこと。どれだけ妹が大切な存在なのかが伝わってきます。クレアも姉であるエレナのことが大好きなようですし…。劇中では、最近帰りが遅くなっているエレナを心配して電話をかけてくる場面も描かれています。

『グレイプニル』第57話「運命」より

単行本第1巻の冒頭へ繋がり方は、姉であるエレナの気を引きたいか何かの動機で、事態が最悪の展開になるなんらかのトリガーを引いてしまったと言うところかな。あくまでエレナのためだったから、エレナ自身は彼女を憎めずにいる…みたいな??

ただ、修一だけでなく、海斗からも”悪魔”だと言われているので…。実は、クレアが一連の事件の発端である愛子の自殺に関係しているような気もするけど、第34話の表情からすると違う気がするんだよなぁ。これについては、おそらく次号あたり明らかになりそうですから、もう少し待ちましょう。

それとは別に、ひとつ気になったのはエレナが修一に対して”自分に何かあったらクレアをよろしく”というような発言をしたことですね。

だって、エレナと修一は文字どおり一心同体。それこそ、修一が死ねばエレナも死ぬし、エレナが死ねば修一が死ぬ。そのためにふたりでひとつになる能力を手に入れたわけです。

にもかかわらず、こういった発言をするということは、この時点で既にエレナは修一を生かして自分だけが犠牲になる決意をしていたんじゃないかと、そう勘ぐってしまうのですが…。考えすぎだろうか。

おぞましき 不死の力。直人は不在!??

さて、ついに海斗の居場所を探り当てた修一とエレナですが…。やはり海斗の支配下の領域なるとさすがに禍々しくおどろおどろしい、と言うかおぞましい展開が繰り広げられますね。

正直、『グレイプニル』これまでの描写にもなかなかエグいものはありましたし、そもそも青年誌ですから ある程度のおぞましさは覚悟していましたが、かなり衝撃的でしたよ。絶望して物言わぬおどろおどろしい”目”を描かせたら武田すん先生は比肩するものがいないかもしれない(←ちょっと言い過ぎかな)。

“不死”の使い方も、ただ”死なない”だけじゃなくて、その特性を工夫して演出してくるし…。すごく面白いけど、すごく強烈…。

『グレイプニル』第57話「運命」より

と、その前に。個人的にひとつ気になった(気になり続けていた)ことがあるんですよ。と言うのはですね…

直人、どこいった??

手分けして探すと言う手筈になっていたはずですが、その後一度だけエレナの口から”直人も見つけられていないらしい”的な発言が出ただけで、登場すらしてないんですよ。

しかも、今回はいわば本丸乗り込みな訳でしょう?なんでいないの??修一から海斗は仲間だと一喝された時の表情もなんとなく違和感を感じていたんですけど、もしかして直人逃げたんじゃ…。

*実際、直人は能力を手に入れた海斗とほのかに会う(能力を)のは単行本第7巻の時点が初めてと言うことなので、この戦いに参加していなくてもおかしくない。

今回の件で、修一はおそらく何かしらの原因で(瀕死の重傷を負ったとか?)エレナに記憶を消されて戦線離脱させられるわけですが、その際に逃げたことに責任を感じて自ら”修一の代わり”に名乗り出たのでは??なんて妄想しています(笑)

そして、話は戻って海斗の部下ですが、今回の相手はまた強烈ですね。先だって修一とクレアが戦った”強制的に従わされている”敵ではなく、心底海斗の不死の力に魅せられた狂信的なほどに心酔した輩のようですね〜。

そういえば女性の方は蜘蛛っぽかったので、修一とクレアを海斗に取り次いだ人かな、と思いましたけど…。あの展開じゃ違いそうですね。

『グレイプニル』第57話「運命」より

この男の方が特にね。なんともおどろおどろしく、エグいのですよ。…本当に。それに、不死の力をこんな風に使うとはねぇ。しかもそれを修一とエレナの絆ゆえの力と対比させてくるあたり…すげえな。

圧倒的優位に戦いを進めていた修一とエレナでしたが、敵の行ったそのあまりのおぞましい行為と、女の絶望に暗んだ目に捕らわれて隙を作ってしまい…。

ここで修一の”さらなる力”が覚醒したわけですが、こっちもこっちでおどろおどろしい雰囲気を放っているんですよね。なんというか、使ってはいけない力という感じがバリバリに出ているんですよね。エレナが修一の記憶を奪って戦いから遠ざけたのは、この力に危険性を感じたからなんじゃないかしら。

そもそもエレナはこの力を使っても海斗とほのかを止められないといっていましたが、実際はこの力を使って海斗たちと戦ってはいないはずなんですよね。海斗が修一の能力を見たのが第7巻の時点が初めてだったんだから。

となると、修一たちは今回、海斗の元までたどり着けていないことになるわけですが…。この敵たちに負けたとは思えないので、自分たちの意思で退散したのではないかと思うのだけれど。あるいは完全融合した状態で戦ったから、海斗は修一だと気づかなかったとか??

まあ、修一たちの過去にはまだまだ気になることがたくさんありますからね。ここまでも予想外の展開ばかりですから、想像だにしない事実が待っているのかもしれません。海斗が修一だけには謝りたかった、といっていた理由もそろそろ明らかになりそうな感じかな〜。気になるわぁ。

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