
【グレイプニル】加賀谷修一【登場人物紹介】僕はこの物語の主役じゃない

【登場人物紹介】加賀谷修一 :プロフィール

- 名前:加賀谷修一
- 学年:高校3年生
- 能力:着ぐるみに変身する。
- 備考:山田塾卒業生/記憶喪失
『グレイプニル』の主人公。あまり自分を主張することはないが、常に周りを心配しているような優しい性格の人物。
本編開始時点では”ある人物“によって記憶を消されており、なぜ自分が”着ぐるみのバケモノ”に変身することができるのかを知らない。クレアとの出会いにより、メダルをめぐる”収集者”たちとの戦いに巻き込まれていくことになる。
“多分… 僕は この物語の 主役じゃない”
*過度のネタバレを避けるため、物語の核心に迫るあたりなど一部人名などは伏せています。
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修一とクレア。
なぜ自分が着ぐるみのバケモノになるかはわからないものの、修一はそのことを周囲には隠して平穏な生活を送っていた。しかし、ある日、燃え盛る廃屋から 意識を失った少女 青木紅愛を助けたことで修一の平穏な日常は終わりを告げる。
自分がバケモノであるという秘密を掴まれた修一は、修一と同じく”バケモノ”である姉 エレナを探すクレアに半ば強制的に協力させられることとなる。

そんな中、修一とクレアは唯一の手がかりであるクレアの持つ”コイン”を狙った一人の”収集者”に襲われ、”コインの能力”を持つ”バケモノ”である”収集者”に対抗するために、クレアは”着ぐるみのバケモノ”に変身した修一の中に入ることになる。
そしてこの時、自分たちの身を守るためとはいえ、修一は初めての殺人を犯すことになる。*この時点ではあくまで修一は何もしておらず、”収集者”との戦いからトドメをさすまで一連の行動は全て 修一を”着た”クレアが”修一の体を使って”行ったことである。
二人で一つ。ともに罪を背負う覚悟。
優しい修一には”収集者”を殺せず、クレアの細腕では”収集者”を倒すことができない。それぞれを補い合うために着ぐるみとなった修一の中にクレアが入り、文字どおり修一とクレアは二人で一つとなって、事件に関わっていくことになる。
さらに、クレアは”どんな理由であっても、修一の身に何かあったときはクレアも一緒に死ぬ”ことを約束しており、実際にクレアはこの約束を守るために、2度ほど自ら命を絶ちかけている。

一度は死にたいとこぼした際に、修一の目の前頭身自殺を図るが修一が受け止め(このときは覚悟を示すデモンストレーションだったと思われる)で未遂に。
もう一度は修一が首をもがれ死んだと勘違いした際に、修一の銃を使って頭を打ち抜き後を追おうとするが、修一が生きていることが判明しこちらも未遂に終わる。

初めはいやいや協力させられていた修一だったが、クレアとともに死線をくぐりる中で、徐々に信頼関係を築いていき…
単行本5巻では、一人で罪を背負おうとするクレアに”僕絶ちは二人で一つだろう”と、ともに罪を背負う覚悟を見せるようになる。
コインの能力:着ぐるみの化け物!!?
修一が”コイン”の代価として手に入れた能力で、つぎはぎの犬の着ぐるみ のような姿になる。その見た目は幼少期の修一に馴染み深い”ある場所”にあったぬいぐるみに酷似している。
基本的な能力としては、通常の人間なら一撃で死ぬほどの腕力や、屋上から突き落とされても無傷でいられるほどの頑強さなど、人間時とは比べ物にならないほど著しく身体能力が上昇し、また異常なまでに嗅覚が卓越する。
ちなみに この状態では首をもがれても死ぬことはない。

最大の特徴としては、背中にチャックのある”中身のない着ぐるみ”であることと、腰に携えた大型の銃。さらに、修一だけに秘められた特別な力(後の項で詳述)が存在する。
本来”コインの能力”とは宇宙人の用意した”コインの自販機の薬”を飲むことで、飲んだ本人の望む姿や力を手に入れることができるというものだが、修一は記憶を失っているため修一が “なぜこの姿になれるのか”、”どうやってこの能力を手に入れたのか” などは不明。
ちなみに、単行本第1・2巻では修一自身ではない”ある人物”の望みによるものである可能性も示唆されている。
能力の特徴 1:例外中の例外! 二人で一つ!!?
変身した修一の背中にはチャックがあり中身は空洞、文字通り”着ぐるみ”そのものである。つまり、誰かに”着られる”ことが前提の能力であることこそが修一の能力の最大の特徴であり、他者と協力することで唯一無二の力を発揮する。
宇宙人には”自分の中に他人を入れる事で自分の弱さを補う”とも評されるが、この修一の能力は数いる”収集者”たちの中でも例外中の例外であり、”誰かのために…”という修一の性格を反映していると言える。

この力にはさらに上の次元の、修一だけの特別な力 “誰かと力を合わせる事で限界を超え目的を果たす力(後述)”が存在する。
修一の中に入った人物は、着ぐるみがまるで自分の体のようにフィットし、自分の意思のままに動かすことができる。一方で修一自身の意識及び感覚も残っており、修一の意思で体を動かすことも可能である。
…が、修一が一人で動こうとすると、現時点ではうまく着ぐるみの体を操作できず、非常にぎこちない動きになってしまう。
ちなみに”動かす力”は修一よりも 中の人物の方が強く、基本的には動きの主導権は中の人物が持つ。お互いの存在をはっきりと感じあい 緊張などの感覚も伝わるが、意思の共有/統合などはなく、意思疎通は会話による。

現在のパートナーはクレアで、彼女が入ることで動きも戦闘力も圧倒的に向上するが、本来のパートナーは別の人物だと思われる。
ちなみに修一の中は 普通の着ぐるみよろしく非常に 暑く蒸れるらしく(さらに修一のヌルヌルの液がつくらしい)、クレアは服を脱いで中に入ることを好む。クレアとしては本来は全裸がベストなようだが、修一の要請で基本的にはスク水を着用、緊急時は下着姿で入ることもある。
能力の特徴 2:おもちゃの銃!!?
修一の能力のもう一つの特徴として、腰のホルダーに携えられた”銃”があげられる。その詳細は未だ明かされていないが、その威力は”収集者”であっても直撃すれば即死するほどに強力である。
単行本第1巻の段階では修一自身も”おもちゃ”じゃないかと考えていた。
“修一の代わり”である”ある人物”の変身した姿はおろか、修一の姿のモデルとなったオリジナルの”ぬいぐるみ”も銃は持っておらず、修一がこの銃を持っていること自体に特別な意味がある可能性がある。

“収集者”は自分自身の体の一部、あるいは全部を変形することで能力を得るため、原則として体と切り離された武器を持たない(例外は数名いる)が、修一の銃は着ぐるみとは独立した武器である。
*独立しているとはいえ、変身を解けば銃も溶けて消えるので、あくまで肉体の延長と言えるのかもしれない。
最大の力:修一だけの特別な力。
修一の能力の最も特異な面は上記の通り、他人を自分の中に入れ”他人と一つになることによって力を発揮する”ところにあるが…。
単行本第4巻にて、一定の条件を満たすことで、修一はさらに上の”限界を超え目的を果たすための力”の段階(第二形態)に至ることが明かされた。これは”誰かと力を合わせる事”を選んだ修一だけに許された力であり、発揮される力は想像を絶する。
基本的な能力の原理としては修一の通常の能力と同様のものであるが、その力は格段に昇華・洗練され、修一と中に入る人物とがより深く密接に繋がることで、両者は意識さえも溶け合い文字通り完全に一つになる。

外見もより中の人物の姿に合わせて集約され、また能力も反映されたものとなり、身体能力など全てのパラメータが飛躍的に向上する。能力面に関しても、”収集者”が中に入ればその能力をより強力に引き出すことができるようになると思われる。
*中の人物が能力者でない場合どうなるのかは不明。現時点で無能力者のクレアはこの形態にはなれないが、その理由も今のところは明らかでない(次項参照のこと)。
すなわち、2人が完全にひとつになることで、それぞれが一人では到達できない、まさしく”限界”を超えた力を引き出しうる能力である。
(通常時の”着ぐるみを着る”という行為に対比すると、イメージ的には中の人物に”最適化した強化スーツを纏う”といった感じか!??)
発動のための条件は…??
現時点ではこの段階に至る条件は明らかになっていないが、おそらく身体だけでなく精神的にもひとつになる必要がある。つまり、修一と中に入った人物とが心身ともにひとつになった時、初めてこの段階に至ることができるのだろうと思われる。
一度、この段階に至った千尋曰く、修一と人間的にあまりに異なるクレア(むしろ正反対?)では修一とひとつになることはできないらしい。
つまり、誰とでもこの段階に至れるわけではなく、修一と同じく”自分の弱さを知っていても…怖くても…なんとか立ち向かおうと…”する人物でなくてはならない…らしい。

あくまで、この辺りは主に千尋の言葉からの推測であり、千尋自身も修一の能力を完全に把握しているわけではないので真偽は不明。
むしろ、宇宙人の言う”他人を自分の中に入れることで自分の弱さを補う”という観点から言うと、修一と対照的なクレアのような人物こそ、お互いの弱さを補い合えるような気も…する…が。
前項で書いた通り、中に入る人物が”コインの能力”でな場合にどうなるかも明らかになっていない…が、中に入る人物の特性を強く引き出していることから、あるいは”能力者が中に入ること”もこの段階に至る条件の一つである可能性が高い。
本来のパートナーは別にいる!!?
修一の能力は、完全に他者との協力を前提としたものである。記憶を失っているため、どのような経緯でこの能力を手に入れようとしたかは不明だが、少なくともその時点でともに戦う”誰か”の存在が想定される。
現在、修一のパートナーはクレアが勤めているが、本来のパートナーは”別の人物“であることが示唆されている。
その人物はクレアが修一の中に入っていることを知り、”自分の場所”だと修一の首をもぎ取るほどに逆上していた。(この時点では修一に対するストーキング気質があるかのように描かれていたため言葉の真偽は曖昧だったが…)

さらに修一をこの姿にしたのも自分だと語っているほか、修一の能力についても修一以上に熟知しており、本来のパートナーであることはほぼ確定だと思われる。
また、修一の”限界を超える力”の説明の際に描かれたシルエット(2個上の画像↑↑)の特徴として”髪の毛”が強調されたデザインのように見えることからも…。
消された過去には…
再三書いている通り 修一は記憶を失っており、消された過去に何があったのかは未だ謎に包まれている。少なくとも、修一が能力を得てから半年近く経過しており、その間に”記憶を消すに至る事態”が生じていることが推測される。
断片的に差し挟まれる過去描写では修一に締め上げられるクレアや、泣き縋るエレナが描かれており、およそ現在の状況とは結びつかないように思われるが…。

さらにエレナのいう”私の犯した罪”や海斗が”修一を殺せない理由”など、修一の失った過去は物語の核心に迫る重要な鍵を握る。
また、単行本第7巻では記憶を失っているのは修一だけではないことが明らかになった。
修一の過去:山田塾の幼馴染たち。
実は修一はコインをめぐる一連の事件の始まりに深く関わる人物のひとりであることが単行本第6巻で判明する。
幼少期に”山田塾”でともに遊んだ幼馴染のうちの1人が起こした”ある事件”をきっかけに、悲劇の渦中へと巻き込まれていくことになる。

クレアの姉であるエレナも山田塾の幼馴染の一人で、修一にとって特別な存在だった。
当時の修一は今より”もっと優しい目”をしており、”大人しくてあまり自分を主張しないが常に周りを心配しているいいやつだった”とのこと。
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