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「花の呼吸」とは

「水の呼吸」から派生した呼吸。「水の呼吸」同様に攻守に柔軟に転じられるバランスの良い型。「水の呼吸」と似たうねるような斬撃が特徴。

「水の呼吸」から派生しただけあり、「花の呼吸」は「水の呼吸」を彷彿とさせる点が多く、特に肆ノ型と陸ノ型は、二つの呼吸の繋がりがはっきりと見て取れる型になっている。

作中では蟲柱・胡蝶しのぶの姉であるカナエと継子であり妹(血縁はない)である栗花落カナヲの2名が使用する。

“全集中の呼吸” -花の呼吸-

ちなみに、斬撃の色は技名に含まれる花の色に準じ、それらの花のほとんどは毒や薬として使用されるものである。

終の型・彼岸朱眼の存在などから、「眼」に特殊な才能を持つことが習得に必要な資質である可能性があるが、作中ではカナヲ以外が「花の呼吸」を使用している描写がないため真偽は定かではない。

元となった「水の呼吸」の型を彷彿とさせる部分も多く、また習得者である胡蝶カナエ、栗花落カナヲがともに女性隊士であることから…

おそらく非力な女性が扱えるよう「水の呼吸」から”威力”ではなく”速さ”と”柔軟性”に重きを置いて派生した型ではないかと予想される。

蟲柱・胡蝶しのぶは女性隊士の中でも特に華奢な体躯ゆえに、この「花の呼吸」を独自に派生させた「蟲の呼吸」を使う。

「花の呼吸」の型 まとめ

弐ノ型 御影梅

花名:梅 (花言葉:高潔・忍耐)

自分を囲むように複数の斬撃を瞬時に放つ。

上弦の弐・童磨の血鬼術・枯園垂り(連撃) を受け流した。

花の呼吸 弐ノ型 御影梅

詳細は不明だが、童磨の”受け流した”というセリフから、攻撃の型ではなく防御の型である可能性が高い。”受け流す”場合、刀の”刃”ではなく”鎬”を使い引くように(?)刀を扱うため攻撃とは両立しない。

さらに、相手の攻撃を”受け流す”ため、非常に高い動体視力が要求される。

刃先を立て、先を取ることでことで攻撃としても使える可能性がある。

肆ノ型 紅花衣

花名:紅花 (花言葉:化粧)

踏み込みとともに前方に上から下(あるいは下から上?)に捻れたような斬撃を放ち、上部と下部を切りつける型。斬撃は天女の羽衣のごとく美しく流麗。

「水の呼吸」肆ノ型 打ち潮 を彷彿とさせる型。

目の前で姉であり師でもある胡蝶しのぶを上弦の弐・童磨に殺された上に取り込まれたことで、逆上し切りかかった。

花の呼吸 肆ノ型 紅花衣

カナヲが紅花衣を放った際、童磨はしのぶを吸収している最中であり、童磨の体の前面は頸下から膝下あたりまでしのぶの体が重なっていた。

逆上していたとはいえ、カナヲがしのぶの体を傷つけるとは考え難いので、斬撃はカナヲの体を避けた頭部とひざ下を横薙ぎに薙ぐ形になったと考えられる。

伍ノ型 徒の芍薬

花名:芍薬 (花言葉:慎ましさ・誠実)

九連撃を放つ大技。

実際に技を受けた上弦の弐・童磨が”きれいだ”というほどで、非常に美しい技。

作中では童磨に同じく連撃で返される。

花の呼吸 伍ノ型 徒の芍薬

型の名になっている芍薬自体が美しさを表現した都々逸「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」に詠われるように美しさの代名詞とも言える花である。

おそらく、花の呼吸 全型中で最も美しい型なのではないかと思われる。

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陸ノ型 渦桃

花名:桃 (花言葉:天下無敵)

空中で体を捻りながら渦を巻くような斬撃を放つ攻撃の型。

「水の呼吸」陸ノ型 ねじれ渦 を彷彿とさせる。

作中では上弦の弐・童磨の攻撃を状態を反らして躱わした直後に、その体勢のままに放つも、血鬼術・凍て曇によって阻まれた。

回転を加えることで威力が増していると考えられ、おそらく「花の呼吸」の型中で最も攻撃力が高い型であると思われる。

花の呼吸 陸ノ型 渦桃

実際、カナヲは直接童磨の頸を狙ってこの型を放っている(つまり上弦の鬼の頸を落とせるだけの威力があるとカナヲは判断している)。

空中で体を捻りながら斬撃を繰り出すため、空中姿勢・バランスが重要となり、人並みはずれた体幹と柔軟性が要求される。

終ノ型 彼岸朱眼

花名:彼岸花 (花言葉:想うはあなたひとり・また会う日を楽しみに)

上弦の弐・童磨との戦いの終盤にて「花の呼吸」の最後の型。

直接的な攻撃の型ではないが、動体視力を極限まであげ、周囲の動きが鈍く遅く見えるほどになる。

その対価として、眼球は過剰な圧力により出血し強膜が赤く染まり、最悪失明に至る。

花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼

姉・胡蝶カナエの仇である上弦の弐・童磨を殺すために、自らの命をかけることさえいとわなかったしのぶは、カナヲがこの技を使い視力を失うことを案じていた。

命をかけても守りたくて、一緒に家に帰りたかった姉のしのぶのことを想いながら、この技でカナヲは己の刀を童磨の頸に届かせた。

この型は「花の呼吸」に元々あった型なのか、”「眼」の良い”カナヲのみの型なのかは不明だが、作中ではしのぶがカナヲに口伝している様子が描かれているので前者の可能性が高い。

このことから上述の通り「花の呼吸」の習得には”眼の資質”を持つことが重要である可能性が高い。

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『鬼滅の刃』レビュー記事

第178話「手を伸ばしても手を伸ばしても」
第177話「弟」
第176話「侍」
“全集中の呼吸”
第175話「後生畏るべし」
第174話「赤い月夜に見た悪夢」
“全集中の呼吸” -花の呼吸-
“全集中の呼吸” -月の呼吸-
第173話「匪石ノ心が開く道」
第172話「弱者の可能性」
第171話「変ずる」
上弦の壱と「始まりの呼吸の剣士」の関係

『鬼滅の刃』考察

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