『鬼滅の刃』著:吾峠呼世晴
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第171話「変ずる」感想
『鬼滅の刃』第171話「変ずる」感想です。
上弦の壱・黒死牟と岩柱・悲鳴嶼行冥、風柱・不死川実弥の戦いが盛り上がっていますね!!
痣を表出させさらに連携によって悲鳴嶼と不死川がどんどんと調子を上げて、黒死牟を追い詰めていきます。
しかし、黒死牟にはまだまだ奥の手があって…。
では『鬼滅の刃』第171話「変ずる」ネタばれ感想です。
未読の方はご注意ください。
黒死牟の髪を食べた玄哉
最終決戦に皆、命を捨てる覚悟で臨んでいます。
胴を切断された玄弥は、黒死牟の髪を食べて回復を試みます。
そのあまりの血の濃さに玄弥の体は鬼化が進み、傷が治っただけでなく気分も高揚していき…。
さらに黒死牟の折れた刀を欲します。
ついに、玄弥は黒死牟に語りかける鬼舞辻無惨の声まで聞こえるようになります。

上弦の鬼の血を取り込んでも理性を保っているとは玄弥も相当のものですが…。
これは、ちょっとマズイのではないか。黒死牟に個人的に直接語りかける無惨の声が聞こえるということは、つまり黒死牟と同化しかけているとも考えられるわけですよね。。
これがうまく働けば、黒死牟に一矢報いる決定機をも作りうるかもしれませんが…。
吉と出るか凶と出るか…。
ちなみに、かなり時間が経っているような感じがあり、無惨が形成を逆転してしまっているのではないかと危惧していたのですが、ま大丈夫そうですね。
ちなみに、果たして髪に血が通っているのか、などの疑問はありますが…一応中医学では髪は血の延長だとも考えられていますのでセーフ(笑)
岩と風の猛攻!黒死牟を追い詰める!!?
岩柱・悲鳴嶼行冥と風柱・不死川実弥の連携によって、圧倒的な力を誇る上弦の壱・黒死牟に互角以上に渡り合います。
とはいえ黒死牟にまだまだ余裕があり、冷静に戦況を分析し続けます。
黒死牟は悲鳴嶼を特に評価しています。
黒死牟曰く、悲鳴嶼は鎖を振り下ろす音の反響で空間や動きを把握しているのだそうです。
悲鳴嶼の卓越した能力に、黒死牟はまず不死川の武器破壊を狙いますが…。不死川は黒死牟が驚くほどの反応速度と精度で、それに対応します。

徐々に調子を上げていく悲鳴嶼と不死川の連携は徐々に黒死牟を押し始めます。
悲鳴嶼の一閃が黒死牟の耳を落とし…
そして、ついに二人の連携技が黒死牟に直撃します!!
その一撃をきっかけとして黒死牟の頸を落とすために二人は畳み掛けますが…
追撃…ならず!?黒死牟の一撃!!
再び攻撃に転じようとした悲鳴嶼と不死川に黒死牟の斬撃が襲いかかります。
完全に間合いの外からの斬撃に二人は虚を突かれ、まともに斬撃を受けてしまいます。

ざっと見ても黒死牟の斬撃の間合いは10m以上程!!
悲鳴嶼の鎖の間合いよりもさらに広いのではないか??
これまでの黒死牟の技の間合いから考えても劇的な変化です。
ここに来て、黒死牟がはじめて積極的意志を持って柱を殺しにかかってきたように思えます。
そして、この圧倒的に広い間合いの正体は…
凶々しき刀。黒死牟の明確な殺意!!?
圧倒的間合いの理由は凶々しく巨大に変形した黒死牟の刀です。
刀身に3つの穂身を持ち、その長さは普通の刀の2倍ほどもある長刀となっています。
これまではどこか相手の実力を図りつつ、試すかのような戦い方をしていた黒死牟でしたが…
悲鳴嶼と不死川を柱の上位の実力者と見定めた黒死牟は二人に明確な殺意を持って対峙します。

ここに来て圧倒的な威圧感を醸し出す上弦の壱・黒死牟。
さらに悲鳴嶼と不死川の攻撃は、着物を割いただけで黒死牟の肌には届いていなかったようです。もはや絶望的ですね。
正直、現実世界においては黒死牟の刀は戦闘にはむかなさそうですが…。彼の「月の呼吸」とは非常に相性が良さそうですね。
そういえば、戦闘中に刀を変形させていくキャラって初めてかも…。
それにしても、黒死牟さんの圧倒的強者感とラスボス感よ。
無惨は果たして黒死牟より強いのだろうか…。
個人的には戦闘力で無惨が黒死牟に勝るとは思えないのですよね。
実際、無惨は不意打ちとはいえ産屋敷と珠世に致命的なダメージを与えられているわけですし…。
そもそも武芸を修練したこともない無惨が、歴戦の戦士が鬼化した上弦たちよりも戦闘力が高いというのは…。「日輪の耳飾りをした剣士」には一度敗れているようですし。
鬼にとっては絶対的な存在であるものの、戦闘力自体は上弦の上位よりは下なんじゃないかな…。黒死牟をここまで圧倒的に描いて、実は無惨はもっと圧倒的でした…というのはちょっと嫌な展開かもしれません(笑)
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