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第174話「赤い月夜に見た悪夢」感想

『鬼滅の刃』第174話「赤い月夜に見た悪夢」感想です。

遂に、黒死牟と「始まりの呼吸」の剣士の関係性が明らかになりました!!

以前書いた”黒死牟と「始まりの呼吸」の剣士”の関係性についての考察記事のPVが俄かに増えていたのでどういうことかと思えば…。

というか、今週号は先週の土曜発売だったのか…。出遅れた。。

それにしても考察の内容があっていたので少し嬉しい(笑)。

黒死牟の強さも圧倒的でしたが…

「始まりの呼吸」の剣士、やはりかっこよすぎですし、なんだか切ない。

そしてなんとも余韻を残す終わり方。やっぱり「鬼滅の刃」は良いなぁ。

では『鬼滅の刃』第174話「赤い月夜に見た悪夢」ネタばれ感想です。

未読の方はご注意ください。

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玄弥の銃弾と血鬼術。四百年ぶりの焦燥。。

黒死牟の刀で弾かれて尚玄弥の銃弾は、軌道を曲げて黒死牟の肉体へと食い込みます。

…玄弥の銃弾が追尾式だったということは、無一郎には当たってない!!?

さすがにこれ以上傷を受けると、冗談でなく無一郎は死んでしまいますからね。

そして、黒死牟の肉体に食い込んだ銃弾から樹が生じ、根を張って黒死牟の動きを封じます。さらに行冥と実弥の刃が迫り…

四百年振りの忌むべき感覚

黒死牟は四百年ぶりに生命を脅かされる危機を感じ、”平静が足元から瓦解する感覚”を覚えます。無敵かに思われた黒死牟の強固な壁を打ち崩しうる一撃は、無一郎をはじめとする三人の柱の決死の特攻と、この場でもっとも”弱者”である玄弥の”可能性”によって繋がれたものでした!!

どうやら黒死牟を捉えた樹は、黒死牟の血鬼術のようです。こんな感じでの登場ではあったものの黒死牟は血鬼術も相当強力ですね。樹という新たな生命を生み出してます。

『NARUTO』の”木遁”や『PSYREN—-サイレン-』の”生命の樹(セフィロト)”を彷彿とさせますよ!!しかし血鬼術を使うまでに至るとは…玄弥、元に戻れるのだろうか…。

…ともあれ、四百年ぶりの焦燥を感じた黒死牟の意識は、最後にその感覚を感じた記憶へと馳せます。

その記憶は、鬼になる前の”死と隣り合わせで戦っていた人間の頃”のことかと思いきや、そうではないのです。この記憶には”忌むべき”という感情が関連しています。

その記憶とは…

双子の弟”継国縁壱”。「日の呼吸」の使い手。

四百年前の月の赤い夜。

黒死牟が鬼となってから六十余年。

黒死牟は信じられないことを体験します。

齢八十歳を超えた双子の弟…

始まりの呼吸「日の呼吸」の使い手”継国縁壱”

に、再び相見えたのです!!

六十数年ぶりの再会

遂に、「日の呼吸」の使い手の正体が明かされましたね。

いろいろと議論を呼んでいた黒死牟との関係も明らかになりました。

「日の呼吸」の使い手の正体は、黒死牟こと継国巌勝の双子の弟でした!!

本ブログでも考察記事を書いていましたが(あまりアクセス数はなかったけど…)、かなりドンピシャで考察が当たっていたので少々喜んでいます。

考察記事のリンクは記事下部にあるので気になる方は是非。

嗄れた声で縁壱は黒死牟に向けて言葉を発します。

“お労しや 兄上”

後述しますが、黒死牟にとって縁壱は優秀すぎるが故に疎ましい存在だったようです。”忌むべき”というのは、”死への焦燥”の記憶がこの弟と結びついているからということでしょう。

痣ものの例外。

黒死牟が驚いたのは、痣を表出させたものは皆”例外なく二十五歳となる前に死ぬ”にもかかわらず、縁壱が八十を超えて尚生きて自分と再び相まみえたからです。

170話「不動の柱」で黒死牟が動揺をみせた”二十五を超えて尚生き続けた者”というのは、やはり「日の呼吸」の使い手、つまり継国縁壱のことだったのですね。

だから動揺していたわけか…。

実際、この時縁壱が八十歳を超えていて、最後に会った時(おそらく巌勝が鬼となった時期)から六十数年ということですから、双子である巌勝も25歳を迎える前に鬼になっていると考えられます。

おそらく二十五歳を超えて尚生きていたのは縁壱だけなのでしょう。

さらに黒死牟は動揺します。


かつては感情の機微さえも見せなかった弟が、醜く老いさらばえ、ひどくしわがれた声で涙を流している様と、このように全盛期を過ぎ脆い老人の肉体となったかつての自分の片割れを殺さなくてはならないことに、黒死牟は自分でも予期せず動揺を覚え他のです。

しかし、黒死牟のその感傷も、次の瞬間、縁壱の次の動作とともに霧散します。

黒死牟を前に、おもむろに刀に手をかける縁壱…。

衰えることなき剣腕。圧倒的

猛ることもなく、ただただ静かな所作であるにもかかわらず…

縁壱が刀の柄に手をかけた瞬間、一部の隙もない構えから発せられるその圧倒的な圧は…

鬼と化し、全盛期以上の肉体と力を有する黒死牟をして

“両肩に岩を乗せられた如く 威圧感で空気の重さが増した”

と言わしめるほどのものです。

「日の呼吸」の使い手。継国縁壱、参る。。

“参る”

短く発せられた言葉とともに抜き放たれた刀。

その技は老いを微塵も感じさせない、全盛期と変わらない速さと威力を持ち…

応正面から対峙する黒死牟の頸を容易に切り裂きます。

にわかには信じがたい強さですね。

当代最強の剣士である行冥を擁する3人の柱をして、決死の策でようやっと有効打を一撃与えられるか…というほどの圧倒的な強さを誇っていた黒死牟を…。

たったひとりで…しかも、たった一太刀で…。

黒死牟の頸を切り裂く一撃!

前話の感想でも書いたと思いますが、もちろん「日の呼吸」は協力な呼吸であるのでしょうが、それよりもなによりもただただ縁壱が頭抜けて強すぎるということだったようですね。

個人的には黒死牟は「日の呼吸」の剣士と対になる存在だと考えていたので、匹敵する強さの持ち主だと思っていたのですが、それにしては…

黒死牟はたしかに強いですが、3人の柱はなんとかとはいえ戦えているレベルです。一方で、当時の炎柱の戦闘意欲や自身さえも奪ってしまった「日の呼吸」の剣士と比べるとやや見劣りします。

もちろん対になる存在で、対になる「日」と「月」の呼吸をそれぞれ継いでいることには変わりないと思われますが..。

「日の呼吸」と「月の呼吸」の優劣というよりは、縁壱という人物の才が他の追随を許さないほどにずば抜けていたのですね。

そういえば、以前「日の呼吸」の剣士一人に追い詰められた無惨は黒死牟より弱いのではないか…ということを書いた気がしますが…。

縁壱が黒死牟よりも圧倒的に強いのであれば、無惨が黒死牟よりも強いという話もしっくりきますね。

縁壱>>無惨>>黒死牟>>他の上弦>=(?)柱 といった感じですね。

実際、黒死牟は弟の縁壱に並々ならぬ嫉妬の念を抱いていたようです。

継国巌勝と継国縁壱

黒死牟こと巌勝とて、他を圧倒するほどの超一流の使い手であったことは容易に想像がつきます。

しかし、双子の弟である縁壱の才はそんな巌勝にすら嫉妬を抱かせるほどの圧倒的なものだったようです。

“この世の理の外側にいる”

“神々の寵愛を一身に受けている”

とさえ言わしめるほどの弟の才能に、かつて人間だった頃の巌勝は”骨まで焼き尽くすような嫉妬心”を覚えていたようです。

継国巌勝と継国縁壱

双子でというまさに”対となる存在”であったからこそ、その思いは尚鮮烈であったことでしょう。

そして再び合間見えて、縁壱の斬撃を受けてその感情は鮮やかに蘇ります。

なぜ弟だけがいつも”特別”なのか…と。

痣ものであるにもかかわらず生きながらえ、さらには老骨で振るう技は全盛期と違うこともない速さと威力を兼ね備えている弟。

その全てが殺したいほどに憎く感じる黒死牟。

しかし、黒死牟は次の一撃で己の頸が落とされるという確信を抱いていました。

放たれることのなかった最後の一撃。

己の死を覚悟した黒死牟。

無惨をも追い詰めた縁壱の剣技、まさに神の御技とも言えるその技を前になすすべもなく焦燥と敗北感を覚える黒死牟でしたが…

次の一撃が放たれることはありませんでした。

縁壱は直立したまま 寿命が尽きて死んでいた

このなんとも余韻を残す終わり方。やっぱり「鬼滅の刃」は良いなぁ。

この終わり方からの、次回はセンターカラーです!!

ちなみにこの邂逅の際、「日の呼吸」の使い手である縁壱は、回想では必ずと言っていいほどつけていた耳飾りを外しています。

縁壱の名の通り、新たな”縁”で結ばれた炭治郎の血筋に己の技「ヒノカミ神楽」とともに耳飾りを託したのち、この場を死に場所と見定めてやってきたのでしょう。

それにしても、黒死牟は縁壱を神々に愛された…と、表面上の羨む部分しか見ていなかったようですが…。

二十五歳を迎える前に死ぬとされた中、八十を超えるまで生き続ける間に、いったいどれほどの苦悩があったものか…。当然それ以前にも様々な苦悩を抱えていたでしょうが…。

それこそ二十五を超えてから先は、常に今にも死ぬのではないかという恐怖と隣り合わせだったでしょうに…。

そんな中で「日の呼吸」を後進に伝えた後は、炭吉に語った”人生でなすべきこと”のひとつであると思われる”兄を救う”ことのみを考えて生き繋いでいたのでしょう。

最後まで兄のことを思っていたであろう弟の気持ちは兄に届くことはなかったのですね。切ない。。

そして、黒死牟は縁壱を喰ったのでしょうか…。老いてはいても、全盛期と変わらぬ強さを誇った縁壱の肉体を喰えば、鬼としてこれ以上なく強くなれそうですよね。

それから、前も書いたのですが、黒死牟は頸を切られて死ぬのでしょうか。四百年前に縁壱と戦った時にはまだ頸が弱点のようですが、その頃は黒死牟もまだ鬼となって六十数年と鬼としては若い時分です。

なんにしても、このまま黒死牟さんが一筋縄で倒されるとは考えがたいのですよね。それに、ここまでの因縁があるならやはり縁壱の繋いだ技を継いだ炭治郎の「ヒノカミ神楽」と黒死牟の「月の呼吸」の対決も見てみたい…。

ということで、『鬼滅の刃』第174話「赤い月夜に見た悪夢」のネタバレ感想でした。

よければ考察の方も見てみてくださいな。

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“全集中の呼吸”
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第174話「赤い月夜に見た悪夢」
“全集中の呼吸” -花の呼吸-
“全集中の呼吸” -月の呼吸-
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第172話「弱者の可能性」
第171話「変ずる」
上弦の壱と「始まりの呼吸の剣士」の関係

『鬼滅の刃』考察

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