【鬼滅の刃】第193話「困難の扉が開き始める」感想

『鬼滅の刃』第193話感想
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『鬼滅の刃』第193話「困難の扉が開き始める」の感想です。
〜簡単あらすじ〜
死の淵から目覚めた炭治郎はたった一人で無惨と渡り合う。「赫刀」を発現させ、「日の呼吸」を操る炭治郎にかつての縁壱の姿を想い重ねた無惨は、炭治郎は縁壱には遠く及ばないと断じるが…。無惨はふとなぜ”自分はこの程度の鬼狩りにとどめをさすこともできずにいるのか”と違和感を覚える。無惨の違和感には、珠世としのぶが関わっていて…。一方で、炭治郎は徐々に繋げる型を増やしていき、ついに十二の型全てを繋げることに成功する!!
さて、本筋には関係ないのだけれど、とりあえずまずこれだけは言わせてほしい。
ここでしのぶ姉さん登場は反則!!
あの19巻発売直後に、回想シーンであってもしのぶ姉さんが登場したのがズルすぎるというか、もう、くそっ、目から水が湧き出るぜ。
ふうっ。では、感慨にふけったところで、『鬼滅の刃』第193話「困難の扉が開き始める」の感想です。
*2020/02/04に単行本19巻発売です!!
炭治郎の「赫刀」と縁壱の「赫刀」。
死の淵から生還し、ついに炭治郎が「赫刀」に目覚めました!!
しかも、自力で!禰津子の炎に頼らず!他の柱のように刀をぶつけ合ったりもせず!完全に独力かつ、正当な感じで刀身を赫くしました!
この展開はアツいですよ!!
ただ、それでもまだ縁壱の赫刀には遠く及ばないのだそうです。確かに縁壱は十三番目の型で一度斬りつけただけで無惨を再生不能に追いやっていましたね…。
個人的には縁壱の「赫刀」のあの威力は「日の呼吸」と併用いているからだと思っていましたが、無惨の口ぶりからするとそういうわけでもなく、ただ純粋に「赫刀」自体の強さが炭治郎たちのものに比べ段違いに上回っていたということのようです。

実際、今、炭治郎は「赫刀」と「日の呼吸」を併用し、さらにおそらく縁壱の使っていたと思われる日輪刀を使っていますが、無惨の再生を阻害するほどの効果は見えません。
…個人的には、この展開凄くいいなぁ、と思うんですよね。
炭治郎は凄く好きなキャラなので強くなってくれると嬉しいけど、同時にやはり縁壱は特別な存在であってほしい気持ちもあって…。
炭治郎自身の”選ばれしものでなくとも”のセリフが全てを表しているように、やはり、たとえ才能がなかったとしても、そこで諦めることなく人並み外れた努力をコツコツと積み上げた上の愚直で石頭な強さ、いわば凡人の限界まで突き詰めた力が炭治郎の魅力なんですよね。
だから「柱」より少し強いくらいがちょうどいい感じで、あくまで凡人の頂点であって、超人になってしまうと炭治郎らしくないような…なんて思っています。
それにしても化物である無惨からしても、縁壱はさらに化物に見えていたのはなんとも皮肉ですね。
九千年の老い。珠世の忍ばせた毒。
さて、先ほども書きましたが、今回はなんとしのぶさんが登場するのですよ。それに珠世さんも。
女の執念は恐ろしい、というやつなのか、無惨の違和感の原因はなんと珠世さんとしのぶ姉さんの合作である毒によるものだったのです。
第19巻の童磨の死ぬ瞬間に、取り込まれたしのぶ姉さんが童磨の中で、毒を吐く印象的なシーンがありましたが、今回の珠世さんもそれを彷彿とさせました。
無惨の細胞の中での、珠世さんの勝ち誇った顔がなんとも痛快でしたね。
ただね、自分が取り込まれることを前提として、自分自身を罠とする…。共同で対策を練っていたので、同じ手法に辿りつくのは当然なのかもしれませんが、なかなかに切ないものがあります。

珠世さんが忍ばせた最期の毒。それはなんと、1分で50年老化する薬でした!そのせいで、無惨はなんと9千年老化した状態だったのです!!
それを回復させるために力を使ってしまっていて、本当の力が出せなかったのが炭治郎たちがなんとか渡りあえていた理由だったのだとか…。
髪の毛白かったのも真の姿なのかと思ったら、むしろ老化しているための白髪だったというから驚きですよね(笑)
しかし、9000年って時間スケールすごいな。…というか、無惨にも老化という概念は残っているんですね。不老不死かと思っていた無惨ですが、実際は老化による衰えが存在するのか…。
それと、少し話は変わりますが、鬼と仲良くするというカナエの夢を引き継ぐことができないと言っていたしのぶ姉さんでしたが…。
珠世さんと協力していた場面が描かれると、しのぶとカナエの二人ののぞみが少しでも叶ったのではないかと思えて、ちょっとせつな嬉しいですね。
1秒を繋げ!!十二の型がつながる!!
そして、もう一つ今回外せない話題はこれですよね、これ。
炭治郎がついに成し遂げました!
まだ一巡ですが、十二の型を全てつなぎ合わせました!!
ただ、まあつなぎ合わせたとは言ってもそれで新しい型になるわけではないので…。衝撃としては、十三番目の型が全ての型をつなぎ合わせることだ、と明かされた時ほどではなかったですね(笑)
*決してダメ出ししているわけではありません。
とにかく「日の呼吸」の連撃のエフェクトがかっこよすぎます!!
そして、今回技を繋いでいく際の炭治郎のセリフ
“一秒だ一秒を繋げ”
は鬼滅史上トップ3に入る名言でした(個人の感想です)。

柱たちの戦いもそうでしたがた、炭治郎の戦いはただただ一生懸命で、炭治郎の真面目さ誠実さが痛いほど伝わってくる感じがほんともう目頭が熱くなりますよね…。
残り1時間、炭治郎は舞い続けられるのだろうか?
というわけで、『鬼滅の刃』第193話「困難の扉が開き始める」の感想でした。
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【最新話レビュー感想もチェック!!】
*前後話レビューリンクは記事終わりにあります。
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