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『真・一騎当千』著:塩崎雄二|全巻あらすじ&見所&登場人物紹介

2021年8月11日 - 全巻紹介
『真・一騎当千』著:塩崎雄二|全巻あらすじ&見所&登場人物紹介

おすすめ漫画全巻紹介【真・一騎当千】

“闘士の基本は…拳っ”


『真・一騎当千』概要&あらすじ紹介

・『真・一騎当千』とは??概要紹介

爆乳・パンチラ美少女バトル漫画の金字塔『一騎当千』の正統続編。続編という位置付けではあるが、連載誌の移籍に伴い改題であり、本作と『一騎当千』との間には時間や展開における乖離などはない。*但し、『真・一騎当千』からは新ヒロインとして、前作のヒロイン孫策伯父の妹である孫権仲謀が登場している。

三国志をモチーフにした作品であり、現代の高校生(一部それ以外も)たちが 三国志の英雄たちの魂が封じられた勾玉を受け継いだ”闘士”として関東の覇権を奪い合うバトル漫画。『一騎当千』の終盤からは日本の武将たちの魂が封じられた”鍔”を受け継ぐ関西の闘士たちが参戦し、さらに当時最高峰であった 特Aランク闘士を超えるSランク、さらにそれすらも超越する闘士たちも登場し、よりスケール感を増している。

作品の特徴として、卓越した画力による美麗な作画があげられる。またキャラクターの多くが美少女高校生であり、いわゆる”美少女漫画”の要素も強い。さらに女性キャラのほとんどが抜群のプロポーション(爆乳)を持ち、バトルに際しては衣服の損傷による胸の露出、パンチラ(パンモロ)が数多く描かれるなどお色気要素も豊富。アニメ化も8度(2022年に第8期の放送が予定されている)行われている超人気作品。

**”美少女漫画”ではあるが、”萌え系”作品ではない。バトル漫画として暴力的な描写も多く、美少女たちが原型をとどめないほどに容赦なく顔面を打ち据えられたり、体の一部が切断されるなど鮮烈かつむごたらしい描写も目立つ。特に切断面に関しては緻密に描き上げられている。また、女性キャラの失禁なども多く描かれる。

・『真・一騎当千』の簡単あらすじ!!

関西遠征へと向かった 頭首 孫策伯符と四天王たちとの音信不通。そして、関羽雲長をはじめとする関東主力闘士の全滅の報を受け、南陽学園では緊急事態宣言の勅が発令されていた。

そんな折、未だ勾玉も持たない弱小闘士である孫権仲謀が南陽学園に転校してくる。伝説の”29人抜き”を超える鮮烈なデビューを果たそうと意気込む孫権だったが、勅により荒れる南陽の有り様に尻込みしてしまう。バナナの皮に滑り偶然にもCランク闘士を一撃で倒したことで、四天王 楽蹴の力試しを受けることになるが、その際に楽蹴の圧に押され衆人環視の前で失禁してしまう(孫策伯符同様)。

同日、卑弥呼の勅を受けた 山田朝右衛門と十二神将 因達羅が関西闘士を率いて南陽学園に侵攻し、于吉から勾玉を受け取ったばかりの孫権も巻き込まれてしまう。戦いの最中 孫権の勾玉が覚醒し、1800年前の孫権の意識が表出。水龍を完全に制御し、圧倒的な暴威を振るうのだった…。

関西では 三種の神器を揃え “幻の金印”を手に入れようとする卑弥呼と 未だ正体すら謎に包まれたままの 日本武尊との間で勢力争いが激化していく。さらに孔明の指示で趙雲が百辟刀を関西に持ち込んだことで、事態は急速に進み…。散り散りになった関西遠征組も加わり、”幻の金印”の争奪戦が始まる。

一方で関東と関西、多くの闘士が入り乱れる戦いの裏では、死者の堤防”千曳の岩”が何者かの手によって破壊され、冥界から死者、地獄の魑魅魍魎が溢れ出てきていた。徐福院では、佐々木巌流と多聞丸をはじめとする闘士たちが現世に踏み入る死者を退けるべく奮闘していたが…。

そして、戦線から離れた京都の山の奥では、天下無双 新免武蔵との邂逅以来、さらなる高みを目指し己を高めんとするSランク闘士 関羽雲長の姿があった。

『真・一騎当千』最新刊情報(発売予定日など)

『真・一騎当千』の最新刊/最新話情報をご紹介。

・『真・一騎当千』単行本情報

『真・一騎当千』の単行本は 現在(2021年8月)第4巻まで刊行されています。

最新第4巻の発売日は2020年3月20日になります!!

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・『真・一騎当千』連載情報

『真・一騎当千』は『ヤングキングアワーズ』で絶賛連載中です(*現在不定期連載)。連載最新話は第51話になります。

収録号は2021年8月4日発売(電子版配信)の『ヤングキングアワーズ』2021年9月号になります。

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『真・一騎当千』主要登場人物紹介

『真・一騎当千』に登場する主要人物を紹介。『一騎当千』終盤の関西闘士襲来編以降 登場人物が非常に多くなっているので、一部の主要人物のみ紹介します。ここで紹介する以外にも『一騎当千』に登場した重要人物たちはだいたい引き続き登場しています。

・孫権仲謀

南陽学院の新頭主。勾玉を程入れたばかりのEランク闘士。姉 孫策伯符同様に水龍の気を持つ。あくまで暴走だった曹操、劉備、孫策の覚醒と異なり孫権の覚醒は意識を保ったままに完全に龍を飼いならしているらしく、卑弥呼をも凌駕しうる存在。1800年前の孫権と卑弥呼にはある因縁がある。現在は覚醒時に水気を使い果たしてしまったせいで、意識を失い生死を彷徨っている。水気が補充されなければ数日で死に至る。

・孫策伯符

南陽学院当主。孫権仲謀の姉だが、本人は自らに妹がいることを忘れていた。関西遠征後、消息不明となっていたが、仲謀の覚醒時に南陽に戻ってきている。『一騎当千』終盤で卑弥呼に勾玉を奪われて以降、水気を操ることができなくなっている。妹である仲謀の命をつなぐために水気を取り戻すべく徐福院にて修行する。

・卑弥呼

大和学園 頭主。十二神将をはじめとする手勢を駆使し、三種の神器を集めることで邪馬台国の証明となる”幻の金印”を手に入れようとしている。勾玉のルーツを辿るともともとは卑弥呼の持ち物であったらしく、孫策、曹操、劉備の3つの勾玉全てを取り戻そうとしている。敗走闘士への制裁など残忍な印象が強いが、実は仲間思い。鬼道を用いる。

・日本武尊

皇学院女子高等学校 頭首。謎に包まれた存在であり、Sランク闘士をも一蹴するほどの圧倒的な力を誇る。見た目は華奢な美少女だが、実は…。大和国家の守護神にして国家転覆を狙う謀反人から護る破壊神と言われており、その残虐性ゆえに公務中は薬と鎖で拘束されていたが…。そのルーツには隠された真実があり、卑弥呼がそれを白日のもとに晒せば、頭首としての立場も崩れ去るとのこと。卑弥呼の鬼道に対抗すべく、義経の”薄緑”を奪う。

趙雲子龍

成都学園2年 特Aランク。村正「斬龍」を携える関東最強闘士(*作中で関東最強と称されることが多いが、関羽とどちらが強いかは不明)。関西闘士の南陽学園侵攻時に孫権仲謀を助けるべく現れ、山田朝右衛門と相対する。お互いに敵陣営の好敵手という以上のものを感じ、正々堂々とした状況での再戦の約束を交わす。その後 軍師 諸葛孔明の命により百辟刀を持って関西に乗り込む。好きなものはポッキー。

山田朝右衛門

六波羅高校2年 特Aランク。村正と並ぶ名刀匠 虎徹 作の刀を操る二刀流。処刑人”首切り朝右衛門”の鍔を受け継いだことで 周囲から忌まれ蔑まれてきたが、趙雲子龍との一騎打ちを経て、敵味方の垣根を超えた絆を感じる。趙雲と再戦を約束し、自ら戦いの場から退いたことで、任務失敗の烙印を押され卑弥呼の制裁の対象となる。好きなものは勾玉と奈良漬け、そして死体。

関羽雲長

関東闘士唯一のSランク。胤舜との戦いを経て、特AランクからSランクへと上がり、同じくSランクである胤舜を圧倒する強さに至ったが、関西遠征に際して天下無双 新免武蔵と対峙したことで己の凡夫さを悟る。その後、”天下無双”とは”強さ”とは何かと、自問しながら 一人 京都の山奥で己を磨く。現在は愛刀である青龍刀は手元になく、代わりに武蔵から譲り受けた村正を携えている。

・新免武蔵

天下無双。その実力はSランクさえも寄せ付けないはるか高みにある。関羽雲長や佐々木巌流といった一流の闘士ですら、戦う前から敗北を覚悟するほどに別格の存在。関西闘士であるが、卑弥呼と日本武尊、そのどちらの派閥にも属していないようで、本人はただ純粋に強いものとの戦いを望んでいるだけの様子。言動は子供のようで、クルルという独特の笑い方をする。関羽には村正、巌流には備前長船長光を譲っている。

・佐々木巌流

身の丈をも越す長刀「物干し竿」を獲物とする剣士。新免武蔵と一二を争う天才と称され、徐福院のトップに君臨する。多聞丸とともに黄泉からの亡者の侵入を防いでいる。太刀筋などを旋律でたとえ、亡者を討ち亡ぼす際にはフォーレ レクイエムを口づさむ。かつて武蔵と相対した際に、備前長船長光を譲られる。

『真・一騎当千』全巻あらすじ&見どころ紹介

『真・一騎当千』第1巻

【第1巻あらすじ】

卑弥呼討伐のために関西遠征に出た頭首 孫策伯符を始めとする幹部たちの音信不通と全滅の報せを受け、緊急事態宣言の勅が発令された南陽学園。同日、一人の闘士が転校生として南陽学園の門を潜る。その闘士こそ、南陽頭首 孫策伯符の実妹 孫権仲謀 その人であった。勘違いから散々な転校初日を迎えることとなった孫権だったが、無事に勾玉を継承し次期頭首として迎え入れられる。しかし、百辟刀を狙う卑弥呼の刺客の襲撃に遭遇してしまう。戦いの最中、目の前で犠牲となる仲間の姿を目にした孫権は水龍を覚醒させる…。

【第1巻見どころ】

第1巻の見所は何と言っても新ヒロイン 孫権仲謀の登場ですね。前作『一騎当千』の主人公である南陽学園頭首 孫策伯符の実の妹ということで、彼女もまた覇王の龍を持ち主です。しかも孫権は孫策ら3頭首の龍の暴走とは異なる制御された覚醒を実現します。また同じく新登場の山田朝右衛門も趙雲との因縁も含め目を離せないキャラクターです。そして第1巻最後では”あの重要人物”も登場します!

『真・一騎当千』第2巻

【第2巻あらすじ】

関西闘士との戦いで 龍を覚醒させた孫権は、千八百年前の孫権に体を奪われ その水気を全て使い果たしてしまっていた。命を繋ぐ唯一の方法は、孫権と同等以上の覇王の龍を持つ者から水気を分けてもらうことだが、それが可能な唯一の存在である孫策は勾玉を奪われ水気を失っていた。伯符はわずかな可能性にかけ、水気を取り戻すために徐福院を目指す。その頃、徐福院では何者かによって千曳の岩の結界が破壊され、地獄の亡者たちが現世へと溢れ出していた。紫虚上人の思惑により すでに徐福院へと訪れていた呂蒙は結界の番人 黄蓋に黄泉比良坂へと連れられ…。

【第2巻見どころ】

第2巻では、新たな登場人物として 佐々木巌流が登場します。天下無双 新免武蔵と並び称される天才闘士であり、徐福院で亡者たちと戦う巌流の強さはもちろんその美麗なビジュアルも注目です。そして、『一騎当千』終盤で散り散りになった関東勢のその後の動向も明らかになります。特に呂蒙には重要な展開が…。

『真・一騎当千』第3巻

【第3巻あらすじ】

課題を突破した孫策は巌流とともに徐福院へと向かう。同じ頃、天岩戸から霊道「冥土通いの井戸」を通じて徐々に外界へと溢れ出した霊気は六道珍皇寺にいた曹仁と劉備に幻覚を見せていた。一方、霊気の発生源である黄泉比良坂にいた呂蒙は、幻覚の中で死んだはずの左慈、董卓、そして 呂布奉先と再会する…。もはや溢れ出す霊気は収まることはなく、地獄の亡者たちが大挙して現世へと押し寄せつつあった。時を同じくして、関西で卑弥呼に並ぶ勢力を誇る謎に包まれた闘士 日本武尊が静かに動き出す。

【第3巻見どころ】

第3巻では呂布奉先を始めとする『一騎当千』で命を落とした人気キャラたちが再び登場します。呂蒙と呂布の戦い、対話は必見!!そして、これまで完全に謎に包まれていた日本武尊の素顔、そしてその実力の片鱗がついに明らかになります。さらに、これまで小出しにされてきた卑弥呼の思惑、地獄の亡者たちとの関連も徐々に繋がってきます。

『真・一騎当千』第4巻

【第4巻あらすじ】

卑弥呼の鬼道に唯一対抗しうる火伏せの剣”草薙の剣”を狙い日本武尊は義経を襲う。一方、結界の崩れた黄泉比良坂では、何万もの地獄の亡者たちが溢れ出す自体になっていた。多聞丸と呂蒙は懸命に奮戦するが、ついには退陣を余儀無くされる。地上へと退避する最中、巌流は長備前長船長光を徐福と呂蒙に託し、しんがりとして一人 戦場に残った多聞丸の元へと向かうのだった。一方、関東の曹操、そして胤舜、義経といった関西Sランク闘士たちも動き始める。そして、孔明の命により趙雲が孫権の勾玉と二本の百辟刀を持ち込んだことで、ついに三種の神器が集結し天地を揺るがす鳴動を始め…。

【第4巻見どころ】

ついに三種の神器が関西に集結し、物語 及び戦況が大きく動き始める第4巻。巌流と多聞丸との絆も尊い…。果たして結界を越えて現世へと溢れ出してきた亡者たちを迎え撃った二人の運命やいかに!!? そして日本武尊の襲撃を受けた義経と弁慶は!!? 主要キャラたちが続々と戦線に集結し、最終決戦に向けて徐々に高潮していくっ!!そしてあの関東最強闘士の姿も…。

『真・一騎当千』レビュー一覧

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