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『MIX』最新第18巻
【あらすじ】明青VS勢南、伝説再び…! 東東京大会準決勝、明青学園 対 勢南高校! 明青・立花投馬と、勢南・西村拓味は二人とも今大会屈指のピッチャー。そして試合は予想通りの投手戦へ…! 積み上がる三振。ゼロ行進。高まる観客の熱気。夏が、燃え上がっていきます。
『MIX』第107話「え?」あらすじ紹介&レビュー感想
第107話「え?」あらすじ紹介

まずはこれまでのあらすじを踏まえて『MIX』第107話「え?」のあらすじを紹介します。
*『MIX』第107話「え?」は2021年9月10日発売の『ゲッサン』2021年10月号に掲載されたエピソードです。
【あらすじ紹介】
投馬、拓味、両チーム エースの一歩も譲らぬ好投により、出塁者ほぼ皆無のまま拮抗状態で迎えた7回裏。赤井の初ヒットに続き、走一郎に対する勢南の申告敬遠により、この試合ようやく明青に巡ってきたランナー1、2塁の得点チャンス!! 打席には明青の4番バッター今川。自分を後に控えての走一郎への申告敬遠に明青4番としては黙ってはいられない!! 4番としての意地とプライドで拓味の球にくらいつけるか!!? そして、ついに試合が動く!!?
さて、ここまで両チームほぼパーフェクトという一種 異様な試合展開にもつれ込んだ準決勝第二試合でしたが、赤井の初ヒットに始まり、徐々に試合が動き始めました。タイトルの通り”え?”という、意外な展開が!!?
それでは『MIX』第107話「え?」のレビュー感想です。
*『MIX』第107話「え?」は『ゲッサン』2021年10月号に掲載です。感想を読む前に、本編を読んでおきたいという方はまずは下記リンクから購入できます。
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『ゲッサン』
『MIX』第107話「え?」レビュー感想
今川、4番打者の意地を見せる!!?

今川が意地を見せましたね。何せ4番打者を後に控えて、3番である走一郎を申告敬遠される…ということは、まあ そういうことですから。チームを背負う(はずの?)4番打者としては黙っていられませんよね。
そして、絶好調の西村を相手に意地とプライドにかけて食らいついた今川はきちんと4番らしい仕事をしました!! 赤井のヒットはかろうじて当てた、運も味方したヒットという感じでしたが、今川は正真正銘 真正面からヒットをもぎとりました。走一郎も”当てただけじゃないぞ、ちゃんと最後に押し込んでたよ”と言ってます。
『タッチ』の松平をはじめとして、あだち作品のこのタイプの主人公チームの4番は伝統的に(?)要所ではしっかりと仕事をこなしますからね。…ただ、鈍足ネタも伝統…かな??最終的にはネタにされてしまう今川でしたが、今回彼の貢献はなかなかのもの、残り8回、9回のみを残すこのタイミングで拓味から2点をもぎとりました。
投馬 vs. 拓味!!打球の行方は!!?

今川のヒットから、にわかに試合が動き始めます。とはいえ、自軍が2点とったことで気持ちが動くだろうという勇の予想をよそに、投馬のパフォーマンスは依然として衰えることなく8回表、バッターボックスに拓味を迎えての球速はなんと157km!! 打席の拓味も投馬の実力を認めるような発言をしているのがいいですね。
でも、認めはしても、勝ちをあきらめるような拓味ではありません。ちなみに、今回のエピソードで、拓味は2度”やなこった”という発言をしています。1度目は、今川にヒットを打たれた際に、勇から打った相手を褒めてやれと言われた時。そして2度目は投馬の投球に追い込まれて”こんな日のあいつに当たった俺たちが不運なのか”とこぼした際に、走一郎からそう思って諦めてくれると助かると言われた時。
これまで、投馬の落ち着きと対比的にちょこちょこ感情的な面が目立っていた拓味は、まだまだ精神的に未熟な選手として描かれているのかな?とも思っていたのですがね。読んでいるうちに いつの間にやら拓味の魅力というか、これがこのキャラクターの”アジ”なのかと感じるようになっているのだから不思議なものです。この”やなこった”は拓味というキャラクターをよく表しているセリフのように感じます。むしろ、今回のタイトルは”やなこった”でも良いのではないかと思うくらいです。
そして、最後まで諦めることのない拓味のバットは投馬の球にあたり…。果たして打球の行方は!!? “え?”となる結末は是非本編でご確認を!!
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