『MIX』第119話「あいつだけじゃ」あらすじ紹介&レビュー感想【あだち充】

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『MIX』最新第19巻

【あらすじ】
新生明青ストーリー、急転…!! 立花兄弟、高校2年の夏…! 勢南との熱戦の末、健丈の待つ東東京大会決勝へと駒を進めた明青学園!! あと、たったひとつで甲子園。しかし……

『MIX』第119話「あいつだけじゃ」あらすじ紹介&レビュー感想

第119話「あいつだけじゃ」あらすじ と見所 紹介

*『MIX』第119話「あいつだけじゃ」は2022年9月12日発売の『ゲッサン』2022年10月号に掲載されたエピソードです。リンクは記事下部にあります。

第119話「あいつだけじゃ」あらすじ紹介

新入部員の一年生キャッチャー鈴木三太郎。走一郎に憧れて野球部に入ったという彼は、その日学校を休んでいた。前日の練習中にキャッチャーフライを取り損ねて頭にぶつけて脳震盪を起こしていたこともあり、走一郎は監督命令で春夏に付き合って三太郎の家まで様子を見に行くことになる。案内という名目で道草を食って春夏を連れ回していたところ、走一郎の大ファンと思しき小学生の女の子が現れて…。

内容&見どころ

走一郎に憧れて入部したという一年生部員 鈴木三太郎。どうやら重要なキャラクターになりそうな予感。個人的には…なんとなく『タッチ』の佐々木と似たものを感じるような気がしているのだが…。ちなみに彼もまた”お兄ちゃん”で、入部した本当の理由も明らかになります。今後の走一郎との絡みが気になるキャラクター。タイトルにもなっている”あいつだけじゃ”のセリフに集約されたもう一人の”妹のために頑張ったお兄ちゃん”の心情にも注目。そして、お見舞いの帰りに走一郎と春夏は道に迷ってしまい…。二人の距離が接近する!!?

*『MIX』第119話「あいつだけじゃ」は『ゲッサン』2022年10月号に掲載です。感想を読む前に、本編を読んでおきたいという方はまずは下記リンクから購入できます。

『ゲッサン』2021年5月号



『MIX』第119話「あいつだけじゃ」レビュー感想

走一郎に憧れて…1年生キャッチャー鈴木三太郎

さて、新体制になった明青野球部の1年生 鈴木三太郎。なかなかインパクトのある名前ですね。。走一郎に憧れて入部したということですが、どうやら野球の実力はまだまだ、走一郎からは性格が野球向きではないと言われています。

そもそもあまり運動神経も良くないのではないかなとさえ思われれます。僕自身野球経験者ではないのでわからないのだけれど、キャッチャーフライを取り逃がして、そのボールが頭に当たるというのは結構お粗末なのでは?その上、今度は階段を踏み外して腫れが引くまで2~3日かかるレベルで捻挫しているし…。ただ、曲がりなりにもキャッチャーのポジション練習をしているということは完全な初心者というわけでもないのか…。

どうにも気になるキャラクターですが、設定としてもこのまま重要な立ち位置になりそうな予感がします。個人的には鈴木三太郎にはどことなく『タッチ』の佐々木に通じるキャラクター性を感じています。そういえば、17巻では佐々木なのではと思われるメガネの男性が登場し、記憶喪失中の原田に声をかけていましたね(その時は原田の後ろにいた別の男性が返事をいたことでうやむやに…)。

見た目自体はあまり似ていませんけど、一応二人ともメガネキャラだし、運動神経がよくなさそうなところや、主人公と同じポジションを目指している(佐々木は上杉達也と同じピッチャー、三太郎は立花走一郎と同じキャッチャー)ところ、それに鈴木と佐々木、それぞれの苗字の普遍感なんか(調べて見たところ鈴木は苗字ランキング1位、佐々木は3文字苗字で1位らしい)もなんとなく。

何より、主人公に夢中な誰かを振り向かせようというスタンスが似ていますよね。三太郎の場合は恋愛ではありませんが、『タッチ』の佐々木にとっての新田由佳が、三太郎にとって誰なのかは今回のエピソードで明かされます。そして、彼が入部した本当の理由も。

そして、何より、今後重要な立ち位置になりそうだと感じる一番の理由は、彼もまた”お兄ちゃん”なのです。他のあだち作品では、”兄弟(妹)”というものが重要な作品要素であり、特に『MIX』では立花投馬のような”妹のために頑張るお兄ちゃん”というのが一つのテーマのようですからね。キャラクターデザインからすると、メイン扱いされなさそうな感じですが、三太郎が今後どう活躍成長して行くのか楽しみなところです。

あいつだけじゃねえんだけどな…

今回のエピソードでは珍しく走一郎が不満…とまでは言いませんが、その心情をのぞかせました。というのも、春夏が投馬の”妹のために頑張るお兄ちゃん”のすごさを褒めるもので…。”ま、あのお兄ちゃんは特別…か”なんてね。

そもそも音美と走一郎は血の繋がった兄妹ですので、過ごした年月は投馬より長いですから。亡き父とともに高校野球を観戦し、甲子園に憧れる幼い音美のその気持ちを叶えてあげようとはじめに頑張っていたのは走一郎なんです。とはいえ、走一郎自身もちょっと愚痴った程度の感じで、特に気にしているわけでもないような感じではあります。

新聞でも明青の頭脳、ナインからの信頼は監督以上、あいつについて行けば「絶対大丈夫!」など、およそ一介の高校生が受けるには高すぎる評価を受ける走一郎。見方によれば投馬よりも凄い、なんでもできる完璧超人な彼だからこそ、周りからはそのすごさすらも当たり前だと扱われてしまうこともあるんでしょうね。

ただ、こういうことを言う走一郎も珍しい気がします。やはり春夏の前では走一郎も完璧ではいられないわけですね。…と言うことで、”あいつについて行けば「絶対大丈夫!」”なはずの走一郎の道案内で帰路に着くも、まさかの二人揃って道に迷うと言う事態に…。

さて、まさかの事態に突入した走一郎と春夏。二人の距離は縮まるのか??投馬と音美の距離は順調に縮まっているようですから、この二人もそろそろ何かあるかも。個人的には、帰り道の途中で春夏が口にした”銭湯の隣の変わった建物”が気になります。なんでもないのかもしれませんが、その建物の話をした後の春夏の間が何を意味しているのか。もしかすると、過去に何かが??


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Author: mangameshi

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