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『MIX』第122話「わかってねえんだよ」感想 : 有名芸能人現る!!波乱の秋季大会本戦開始!!?

2022年12月16日 - MIX
『MIX』第122話「わかってねえんだよ」感想 : 有名芸能人現る!!波乱の秋季大会本戦開始!!?

『MIX』最新刊情報

『MIX』最新第20巻

【あらすじ】
投馬、走一郎、音美。悲しみを胸に季節は秋 夏の高校野球東東京大会、明青学園は決勝に進出! 甲子園まであと1勝に迫る中、投馬の実父が亡くなってしまう。投馬がマウンドに上がることなく、敗れた明青学園。投馬、走一郎、音美それぞれが悲しみを胸に抱え、季節は秋へ―――

『MIX』第122話「わかってねえんだよ」あらすじ紹介

第122話「わかってねえんだよ」あらすじ紹介

秋季大会真っ只中のある日、見慣れない男がベンチにいることが気になり、投球練習に集中できない投馬。その男の正体は投馬をモデルにした月影渚の小説の映画主演をする有名芸能人”喜多川恭平”だった。そして実は音美が彼の大ファンであり、しかも主演となるのに一役買っていたのだった。それまで見たことがなかった音美のミーハーな部分に少し戸惑いながらも、走一郎の”高一の女子としては好きなアイドルや芸能人が一人もいねえ方が心配だよ”という言葉に、投馬は納得したのか、納得していないのか…。そんな中でも時間はどんどん進んで、10月。秋季大会本戦が始まる…。

内容&見どころ

ついに、音美と会っていた男が有名芸能人”喜多川恭平”であることが確定!! 投馬は小説のノーヒットノーラン主人公を意識してしまっているのか、力みすぎた投球で本戦をスタート!!? 果たして秋季大会本戦 明星は大丈夫か!!?

*『MIX』第122話「わかってねえんだよ」は『ゲッサン』2023年1月号に掲載されています。

『ゲッサン』2023年1月号



『MIX』第122話「わかってねえんだよ」感想

音美と有名芸能人

何話か前から、音美が見知らぬ男と一緒にいるところが走一郎が度々目撃していましたが、その男の正体が確定。走一郎の予想通り有名芸能人 喜多川恭平だそうで…。

今回はまだ、二人が何をしていたのかは明らかにはならないのだけれど、なんと彼が『きまぐれスクイズ』(月影渚が投馬をモデルに書いた小説)の映画主人公役に決まったのには音美が一役買っていたことが判明。とは言っても、音美は月影先生に主人公役は誰がいいかと聞かれて、素直にファンだった喜多川の名前を出しただけらしいのだけれど…。

まあ、とりあえず、これで二人が一緒にいた理由の説明はついた……のか?いや、それだけの関係で喜多川の運転する車の助手席に乗るのだろうか…。音美に限って、喜多川に靡くことはないだろうけど、喜多川側から音美にアプローチをしようとしている可能性はなきにしもあらず…ですよね?これまでのあだち作品の傾向からしても…。

しかし、喜多川と撮ってもらったツーショット写真を飾っているなど、音美の意外にもミーハーな部分も見られたので、今後どうなるのか。いや、まあ ありえない…よね??むしろ、音美は小説で投馬をモデルにした主人公がめちゃくちゃかっこよく描かれているということの方が嬉しそうに喋ってたし…。どうせ、投馬モデルの主人公を注目俳優が演じることを喜んでいるだけだろう。投馬の方は初めて見る音美のミーハーな面に戸惑っているみたいだけれど…。

とはいうものの、こんな風に登場したキャラクターが何もないまま物語から退出するわけがない。なんとなく喜多川恭平という名前も喜多川光(『クロスゲーム』の主人公)と似ている気もするし、必ずや物語にガッツリと絡んでくるはず。とりあえず、この芸能人&映画が今後どう話に関わってくるのか楽しみにしておこう。

投馬、小説の主人公を意識しすぎ…なのか。

それにしても『きまぐれスクイズ』って、そんなタイトルでいいのってタイトルやんね。ちなみに、当の投馬も春夏に原作小説を借りて読んだらしい。

彼の感想としては、”あんなに毎日ドラマが起きてたら野球どころじゃねえぞ”とのこと。この辺りの軽い皮肉のきいたジョークはいい味出してますよね。で、まあ、いわゆる小説のフィクションすぎる部分を除けば面白かったらしい。

まあ、そのフィクションすぎる部分の最たるものというのが、主人公のピッチャー、つまり投馬がモデルになったキャラですね、彼が投げている試合のほとんどがノーヒットノーランだそうで…。

さて、そんな小説を読んで臨んだ秋季大会本戦、なんと初っ端から投馬は力みっぱなしで四球を量産してしまうことに…。もしかして、小説の主人公を意識、とかしてしまったのだろうか。

5つ以上の四球を出し、観戦していた西村にもどうしようもねえ、と言われる立ち上がり。なんとか勝ったかと思いきや、終わってみればなんと試合はノーヒットノーランで、ほとんどバットに当てさせることもなくの勝利だというね。

いや、やっぱ、お前さんその小説の主人公、まんまやんか!!何が設定だけのモデルだよ…と、相変わらず度肝を抜いてくる明星のエースでした。それにしても、相変わらず何を考えているか読みづらいキャラなのだけれど、やはり投馬は『きまぐれスクイズ』を意識しているんだろうか。

投馬たちが秋季大会に打ち込んでいる間に、映画の方も着々と放映に近づいているようで…。これはまた、大会の重要な日と、映画の関係の何かがバッティングするとかって流れもありうるんじゃないのかね?果たして秋季大会は何事もなく無事に戦い抜けるのだろうか。あんまりややこしいことにならないといいね〜。


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