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【もののがたり】第六十五話「縁起 エンギ」レビュー感想

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『もののがたり』第六十五話感想

『もののがたり』第六十五話「縁起 エンギ」レビュー感想です。

〜一言あらすじ〜

塞眼御三家の当主がそろい踏みで行ったぼたんの反魂の術。しかし、ぼたんの魂を引き寄せ現世へと戻すその瞬間、ぼたんの魂に惹きつけられたマレビトが…!!ぼたんを救うための”反魂の術”は”神降ろしの儀”となってしまうのだった。辻豊穣の口から自身の出生の真相を聞いたぼたんは全てを受け止めた上で、豊穣の現人神についての所見を聞く。マレビトの顕現を抑えるためにぼたんがすべきことは、ボタンがぼたんでいられる新たな”縁”を紡ぐこと…。

そうなんですよ。最近は仇敵 唐傘との戦いや、現人神をめぐる各陣営の思惑の交錯などとシリアスな展開が続いて忘れかけていましたが…

この作品は付喪神に救われた少女と付喪神に奪われた少年、”付喪神に彩られた二人の恋物語”だったんです!!やはり、いいですね!!

というわけで、第六十五話「縁起 エンギ」の感想です!!

*『もののがたり』第六十五話「縁起 エンギ」は『ウルトラジャンプ』2020年3月号に掲載です。

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御三家揃い踏み!!反魂は神降ろしに…。

なんにしても…とりあえずまず何はさておき、岐、八衢、辻の塞眼御三家の連携術式はアツいですよね!!こういうスペシャルな(?)連携技とかってなんかめちゃめちゃテンション上がるんですよね〜。夢のコラボってやつですね。

ぼたんの魂を釣り上げるために、現世の”縁”を使ったわけですが…。その際に、札によって人々の祈りを呪いに変えるという過程を辿るのですが、一応は”呪い”なんですよね?

“呪い”で魂を縛るって…。このことによるぼたんの魂への影響はないのかな。あくまで”呪い”という言葉を使っているだけで無害なのかなぁ。

『もののがたり』第六十五話「縁起 エンギ」より引用

それにしてもぼたんの魂についてきたマレビトは他のマレビトとは異なるのでしょうか。

この作品の中では、付喪神はあくまで常世から彷徨い出た魂が古くなった道具と結びつくことで生じるわけですから付喪神の格は道具の古さには寄らないはずですよね。

となると、付喪神の強さは、もちろん道具自体にも少なからず影響されるのでしょうが、そもそも結びついたマレビト自体の影響もあるように思えるのです。そう考えると、物ではなく人と結びつくことができるマレビトというのはそもそもが別格のマレビトであるのかなぁ、なんて。

人々の想いの繋がった”生の形”。

意外だったのは、ぼたんの反魂の際に、悪意が介入することはなかったということ。作中で羽織も言っているように、ぼたんを悪意ある第三者が憑座にした線を疑っていたのですが…。

黒壇の雅楽寮への思わせぶりな発言や、最終的にぼたんの魂を釣り上げる役目を生弓矢の八衢が担っていたことからも、黒壇が儀式の最中に何かしらの細工をしてマレビトを引っ張ってきたのかと思っていたのですがね。

まあ、まだその可能性は完全には消えたわけではありませんが、あの状況下で、しかも他2人の御三家当主の目を欺いて…となると、なかなか難しいかなぁ。

まあ、もしかするとマレビトをも連れ帰ってしまったのには黒壇の思惑も何かしらあったのかもしれませんが、とにかくぼたんが憑座になったのは悪意によるものではなく、むしろ逆の人々の祈りによって繋いだぎりぎりの”生の形”だったんですね。

『もののがたり』第六十五話「縁起 エンギ」より引用

前話の感想でも書いていたように、ぼたんの憑座化は人為的な所業かと思っていたのですが、あくまで偶然の結果、最悪を避けるための苦肉の結果だったということなの…かな。いや、まだ黒壇の意志の関与を私は疑うぞ(←黒壇への評価が高い!)

ただ、皮肉なことに結果としてぼたんを救うための”反魂の儀”が禁忌を犯した”神降ろしの儀”となってしまったわけで…。

…そもそも現人神であるぼたんと、人を取り込んだ唐傘の違いはなんなのだろうか。実際、唐傘も人を取り込んでいるということは間接的であるとはいえ、人とマレビトが結びついた状態と言えなくもないはず。

隼人しかり黒壇しかり、唐傘に取り込まれているあくまで死体であり、死体は人ではなく物ということなのかな…。

つまり、現人神となるには、肉体に人の魂が同居していなくてはならないということでしょうか。となると、現人神が前面に出たとしてもぼたん自身が消滅することは考えにくいのかな??

う〜ん、でも黒壇は少なくとも黒壇としての自我は残っていたし…。あれはあくまで唐傘がコピーした黒壇の残滓..というものだったのかな??それともやはりマレビトとしての格が関係しているのか…。

今一度”縁”を紡げ!!これは2人の恋の物語!!

そして、これですよ!やはり『もののがたり』はこうでなくては!!

そうだよ、そうだったよ。これは”恋”の物語だったんだよ!!

大迫力のバトルや、様々な思惑の入り混じるシリアスな物語展開など、この作品の魅力は多々あるものの…

やはりここまで面白いのは、物語の芯にブレないこの一本筋が通っているからでしょう。そうです、この物語は”付喪神に彩られた二人の恋物語”なんです!!

マレビトの顕現を押さえるためにぼたんが行うべきことは、ぼたんをぼたんたらしめてくれる他者との”縁”を紡ぐこと。もちろんここでいう”縁”とは兵馬のことだけを指しているわけではないことはわかりますが…。

うん、いいね!!豊穣の話を全て受け入れた上で、ぼたんがここまで強くいられるのも…いや、いうだけ野暮やな。

『もののがたり』第六十五話「縁起 エンギ」より引用

兵馬から始まり、菫ちゃんにユリちゃんに、ぼたんの現世での”縁”は紡がれていきます。そして、ここからは人と深く交わることを恐れていたぼたんが、自ら求め、紡ぎ、結ぶ縁です。

なんだか、前向きになれる感じでいいなぁ。素敵やなぁ。

…ただ、せっかく赤ん坊の頃のぼたんを救おうとして、祈りという形で紡がれた縁が、現人神にあてられて骨肉の争いの果てに崩れ去ってしまったというのは悲しい。

朧も大変だったんでしょうね。ただ、朧との”縁”は婚礼調度を介してぼたんとまだ繋がっているはず。孫を守り通す爺さん…。

“最後まで真の通った仕事ぶりだぜ”

しかし、実際、現人神にも変化が見えます。三度目に顕現した際の現人神は婚礼調度を”修復”していますから、二度目に顕現した際に雅楽寮を破壊したのと何が違ったのか…。やはり、ぼたんとマレビトが親和してきているのか…。この辺りの謎も気になるところですよね。

「もののがたり」第六十五話「縁起 エンギ」『ウルトラジャンプ』2020年3月号収録です。

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