『もののがたり』八十三話”門守椿の決断!!塵外師範の驚愕の正体判明!!”「獣道 ケモノミチ」あらすじ&レビュー感想

『もののがたり』最新刊情報

👉👉第13巻見どころ紹介&レビュー感想

『もののがたり』八十三話「獣道 | ケモノミチ」あらすじ&レビュー感想

『もののがたり』八十三話「獣道 | ケモノミチ」あらすじ紹介

*『もののがたり』八十三話「獣道|ケモノミチ」は2021年11月19日発売の『ウルトラジャンプ』12月号に掲載されたエピソードです。

・八十三話「獣道 ケモノミチ」 あらすじ紹介

唐傘討伐体に加わり死んだものと思われていた門守椿だったが、門守代表の危機に突如現れてその窮地を救う。しかし、その右目には唐傘同様の波紋模様が刻まれていた。椿”らしい”その人物に門守代表は何があったのか、そして彼女が”どういう状態”なのかと問う。天日との戦いに敗れた椿は、死の淵で”本人も理解していない気持ち”に気がつき”ある選択”をしていたのだった。 “ねぇパパ ーー 私は帰ってきたよ”。 一方、門守代表が発動した奥の手”外式 傀儡符 鬼来迎”によって黄泉平坂から助っ人として引き摺り出された雅楽寮と八衢黒檀はそれぞれ兵馬と菫の元へと現れる。さらに、現世では凩に封印されたはずの最強の付喪神 大具足 挂が復活する!!塵外師範を相手取る門守代表と椿、藁座廻 吹雪を相手取る 八衢一家、藁座廻 凩を相手取る挂、塞眼陣営の反撃が始まるっ!!? そして、師範クラスたちとの戦いの場を引き受けた雅楽寮に背中を押され、兵馬は一人先へと進む!!

内容&見どころ

『もののがたり』八十三話「獣道 | ケモノミチ」では、門守椿に関して色々と明らかになります。椿ファンにとっては待ちに待った展開ですね。討伐隊の面々が唐傘に取り込まれた状態で続々と再登場する中、ただ一人その消息すらもはっきりとは明かされないままいた椿の衝撃の再登場が描かれたのが前エピソード。しかし再登場した彼女の右目は唐傘のそれになっていました。今回のエピソードでは、彼女の身に何が起きたのか(起きているのか)が椿の内面とともに描かれます。”椿らしさ”全開で痺れるくらいにかっこいいし、新たな一面にさらに椿が好きになること間違いなし!!雅楽寮も変わらずロックだし、黒檀の傲岸ぶりも最高ですね。味方になればこれほど最高な面々はいません。ちなみに黒檀と菫の親子の対話というか関係性も必見です。そして、本気の挂の凄みがえげつない。さらに塵外師範の驚愕の正体も明らかになります(これは絶対に驚くはず)!!?

それではここからは八十三話「獣道 | ケモノミチ」のレビュー感想に入ります。(*以降、ある程度のネタバレが含まれます。)

『もののがたり』八十三話「獣道 | ケモノミチ」は『ウルトラジャンプ』2021年12月号に掲載されています。感想を読む前に、本編を読んでおきたいという方はまずは下記リンクから購入できます。

👉\こちらから読めます!!/👈

『ウルトラジャンプ』

第八十三話「獣道 ケモノミチ」レビュー感想

*ここからはネタバレを含みます。

門守椿の帰還!! 唐傘の眷属化!!?

今回のエピソードは、門守椿について深く掘り下げられました。やっぱり、椿は良いですね。天日との戦いで致命傷を与えられ、彼らの眷属となるよう勧誘を受けるのですが、その際に天日から”椿自身も理解していない気持ち”について言及されます。唐傘を執拗に追い求めたのも新しい刺激を求めているからだと思っていた椿ですが、隼人の顔で隼人と異なる歪な笑みを浮かべる天日を見て”自分の闘いの意味を知った”のです。その気持ちの純粋なことよね。ただただ隼人と鼓吹、二人のことが好きだったから…とか、もう最高すぎるでしょ。

そして、そこからの決断がさすがは椿といったものですね。唐傘の提案を受けつつも、それを逆手にとってしまうあたりも、やはり規格外ですよねぇ。とりあえず、椿が完全に塞眼側の存在であることに一安心。片目だけが唐傘化していることから、造兵の時のように徐々に侵食されていくのではないかと心配していましたが、それも大丈夫そう。

椿曰く、唐傘の”取り込み”のパターンにはいくつかあるそうで、”殺して意思を持たない捨て駒にする”、”全てを乗っ取り現世でのボディとする”、そして”生かした状態で穢れを流し込み自分の意思で動く唐傘もどきの同族とする”。椿がされたのは3番目のパターンで、これは唐傘と通じた”あの人物”の場合と似た形式だそうです。ただ彼女の場合は、一度穢れによって内側から塗りつぶされ、常世側の欲望に従う”奴隷”に作り変えられてしまうのだそうです。

それでも生き延びられるわずかな可能性に賭け、それを勝ち取った椿 カッコ良すぎるって。”ねぇ パパ 人間じゃなくなってしまったけれど 私は帰ってきたよ”からの門守代表とのやりとりもいいですよね。塵外師範の驚愕の正体(ちょっとあり得ないですよね、あれは。付喪神として規格外がすぎる…)も明らかになったことですし、娘の帰還に”漲ってきよった”門守代表のここからの活躍、および親子共闘が楽しみですね。ただ、ひとつ気になるのは椿はあくまで存在としては唐傘の眷属であるということ。唐傘を倒した時、椿はどうなってしまうのだろうか…。門守父娘の絆が気がかりです。

ところで、討伐隊の生き残りの人が、討伐隊のほとんどが”生きたまま取り込まれた”と言っていたはず。となると、造兵をはじめとする討伐隊の他の面々も椿と同様の”取り込まれ方”をしたということなのだろうか。もしかすると、造兵も長月家で兵馬と共闘していた間(潰れた左目が唐傘化する前まで)は穢れに塗りつぶされる前の造兵本人の意識だったのかな…なんて。それとも椿はその中でも特別だったのかな(天日から直接眷属化を持ちかけられているし…)。

助っ人 続々!!塞眼陣営の反撃開始!!

そして、とんでもなく胸が躍るのが門守代表の”鬼来迎”ですよね。この禁呪によって呼び出された 八衢黒檀と雅楽寮、そして自力で封印を破って出てきた大具足 挂、彼ら賽眼陣営の助っ人達の圧倒的な存在感、強キャラ感にめちゃめちゃ興奮します。それに、菫と黒檀は少なからずのわだかまり(?)を残したままの別れとなっていたので、その点からもすごく嬉しい展開です。菫にはなかなかに辛い期間が続いていますが、今度こそは”本当の父親”ときちんとしたお別れをして欲しいものです。

兵馬と雅楽寮の関係性もいいですよね。個人的には特に兵馬と吹枝の”目付き悪い同盟”がお気に入りだったので、彼らの途中退場は非常に残念だったのですが、今回 兵馬の助っ人として彼らが登場したのには震えました。結果として敵対こそしたものの、兵馬は雅楽寮から生き方について大切なものを学んでいます。そんな彼らが戦いの場を請け負って、兵馬を先に進ませる、いやいやかっこ良すぎるって。

死んだものの魂を縛る門守代表の”鬼来迎”は禁忌の符術だとのことですが、物語的にはこれ以上 興奮する展開はありませんよね。個人的には雅楽寮も黒檀もかなり好きなキャラクターだったので、一時的な復活とはいえ喜ばしい限りです。彼らのここからの活躍、特に唐傘ではなく 八衢当主として黒檀の本来の実力がどれほどのものか期待が高まります。

そして、もう一人の規格外”大具足 挂”。この最強の付喪神がついに戦場に戻ってきました。自力で封印を破ってしまうとはほんとに存在自体が反則ですね。どうやって封印を破ったのかは今の所不明(取り込まれたスーさんの抜け殻を使ったみたいだが…)ですが、とにかくだいぶご立腹のようですね。斎は無事なのかな。とりあえず、白百合がこれ以上 凩にいたぶられないということに安堵ですね。

さて、ここまでどの戦いにおいても常にどこか手を抜いていた挂ですが、ついにその本気を見せます。最強の付喪神の名に相応しい威圧感がすごかったですね。本気かつ制限なしの挂は一体どこまで強いんだろうなぁ。正直、凩が挂と同等以上に渡り合える絵は浮かばないんですよね。如何に凩が藁座廻の一角とはいえ、前回のやりとりなども考え合わせると、やはり挂の方が圧倒的に上手に思えます。

ただ凩も”天恵”を得ていることは十分に考えられますから、その場合は挂と渡り合うほどに強くなっている可能性もあるのかな。それにしても、凩は”悪天を纏う”のだろうか…。仮に纏うのであれば、”凩”は”初冬の北風”だから嵐を起こすとかかな?? そうなると天日は太陽の力を使えることになるのか…。えげつないな。



『もののがたり』最新刊

『もののがたり』レビュー一覧

Author: mangameshi

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です