『ONE PIECE』最新刊情報
『ONE PIECE』最新第101巻
【あらすじ】打倒カイドウを諦めないルフィの復活を信じ、幹部達と激闘を繰り広げる仲間達!! 一方、鬼ヶ島屋上では、ヤマトとカイドウ因縁の親子対決が始まろうとしていた!! “ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
🌟2022年1月4日発売🌟
『ONE PIECE』第1021話「デモニオ」内容紹介&レビュー感想考察
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『ONE PIECE』第1021話「デモニオ」内容紹介
まずは『ONE PIECE』第1021話「デモニオ」 の内容を紹介します。
*『ONE PIECE』第1021話「デモニオ」」は2021年8月16日発売の『週間少年ジャンプ』36・37合併号に掲載されたエピソードです。
『ONE PIECE』第1021話「デモニオ」では以下の内容が描かれてます。
【第1021話「デモニオ」の内容】
- 【大宴会場】ロビンvs.ブラックマリアが決着!!?ロビンは”巨人咲き(ヒガンテフルール)”で巨大化し勝負を決めにかかるが…。
- 【同じく大宴会場】フランキーが百鬼夜行を一網打尽に!!
- 【常影岬】ルフィがカリブーの食料を食べて完全復活!!モモの助が重大な決意をする!!?
“百獣海賊団”の真打「飛び六胞」との戦いも徐々に決着がついていきますね。今回メインで描かれたのは、クモクモの実モデル”ロサミガレ・グラウボゲリィ”の能力者ブラックマリアとロビンの戦いです。そして、局面を大きく揺るがし得るモモの助の”ある決意”も必見です!!
それでは第1021話「デモニオ」の感想です!!
『ONE PIECE』第1021話「デモニオ」レビュー感想考察
“手のひら”。魚人空手の奥義!!
ロビンとブラックマリアの戦いは、意外にも(?)泥臭いキャットファイトの様相を呈します。ロビンは関節技を得意としていますし、ブラックマリアも格闘家ですので。
それにしても、ロビンが魚人空手の奥義を習得していたとはね。回想ではありますが、久しぶりにサボやコアラが登場したのも良かったですね。なるほど、ロビンの”てのひら”は彼らの直伝だったのか。回想でサボが魚人空手の奥義に関して“相手の核を見抜くんだ”と言ってますから、“見聞色の覇気”が関連しているのかな?
そして”悪魔の子”ロビンが仲間のために文字通り“悪魔”になりました。デモニオ状態のロビンは普段の優しく穏やかなロビン姐さんから想像できないほど恐ろしい顔をしています。デモニオの髪型が現在のロビンの髪型ではなく2年前のおかっぱと言うのも良いですね。仲間たちのためには再び”悪魔”になることも辞さないと言う想いの強さが現れているように思えて、また…。
それにしても超重量級の関節技”大渦潮クラッチ”で一撃でブラックマリアをおとしてしまいましたが、見た目からしても“悪魔咲き(デモニオフルール)”は”武装色の覇気”を纏っているのかな? 正直、ロビンが”悪魔咲き(デモニオフルール)”の前に”巨人咲き(ヒガンテフルール)”を使用した理由はよくわからないのですが…。ブラックマリアが言う通り、的が大きくなるだけですしね。それともデモニオを発動させるために何かしらの制約があったのだろうか??
ロビンがブラックマリアを倒した直後に、百鬼夜行を瞬殺するブルックも最高ですね。仕事できすぎ、この人。最前線の戦場の中であるにもかかわらず、適度に気の抜けた感じ、やはりブルックも麦わらの一味に必要不可欠の人材ですね。
桃の助の覚悟。ジュクジュクの術で”大人”に!!
そして、今回のエピソードで、モモの助が大きな決断をします。それはしのぶのジュクジュクの術で大人になると言うこと。如何に想いがあろうとも、今のモモの助はわずか8歳の子供です。その力はカイドウに届くことは愚か、戦場に立つことすらままなりません。しかし、モモの助はルフィをカイドウも元へ連れていくために、リスクは承知で大人になる覚悟をするのです。一かバチか、“おおきなりゅう”になれる可能性にかけて…。立派や。
ジュクジュクの術のリスクというのは、一度かければ二度と元に戻ることはできないということ。そして、成長するのは体だけで心は子供のままであるということだそうです。正直、モモの助は時間に置いていかれている状況ですから、大人になるということ自体は、戦いの後のことなどを考えてもそう悪い話ではないと思われますが…(妹 日和との関係や、ワノ国の統治的な観点からも)。
ただ、心配なのは“心は子供のまま”という部分ですね。つまり、ジュクジュクの実はその人物の中身に作用することはできないということでしょう。そうなると、悪魔の実というのは”熟練度”、つまりどれだけその特性を理解し自分のものにしているかが重要になってくるものなので、ただ肉体が成長しただけでモモの助がsmileの能力を使いこなせるかどうかとは別問題になってくるわけです。
そもそもジュクジュクの術で成長すた後の姿というのは、どんな姿なのでしょうね。つまり、今のまま標準的な成長速度で成長した姿なのか、それとも本来これからモモの助が絶え間ない訓練をした果ての姿なのか…。もちろんどちらにせよおでんの息子であるモモの助の身体能力のポテンシャルは相応のものでしょうが、う〜ん、子供のままの心、経験値でその体をちゃんと使いこなせるのかな??
それに、smileはあくまで悪魔の実の失敗作ということですから、ジュクジュクの術がどのような影響を及ぼすかも心配なところですね。ただ、モモの助がカイドウと同じ”龍”になるということは偶然というだけではないはず。モモの助のこの決断がどんな展開を呼ぶのか楽しみです。
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