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【プランダラ】第50話「唯一人」 レビュー感想

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『プランダラ』第50話「唯一人」あらすじ・感想

『プランダラ』第50話「唯一人」を読みました。

というわけで『プランダラ』第50話「唯一人」ネタバレ感想です!

今回は意外なペレ軍曹のお話でした。

とりあえず『プランダラ』第49話「裏切り」のおさらいと第50話「唯一人」のざっくりしたあらすじをまとめますと…

~49話「裏切り」のおさらい~

特務の魔の手からアビスの子供達を救ったのはジェイル=マードック率いる中隊ゲフェングニスだった。一方、「エンダ」にてリヒトー=バッハのバロットを手に取るゲシュペンスとその背後に迫るシュメルマン。そしてシュメルマンの口から発された意外な言葉。”キミが…裏切ったのは 我々だね”

~50話「唯一人」のあらすじ~

“リヒトーたちを裏切ったペレ軍曹こと最後の撃墜王ゲシュペンス特務上級大将。しかし、彼が本当に裏切ったのはシュメルマンだった!!?「追撃」の撃墜王園原水花と協力してリヒトーのバロットを奪還したゲシュペンスは、園原を逃す時間を稼ぐために一人シュメルマンと対峙する!!

と、いうのがざっくりしたあらすじです

シリアスパートの続く中、少しほっこりしたお話でしたね。

さて、ここからは、画バレ、ネタバレ込みで第50話「唯一人」の感想・考察をしていきたいと思います。

まだ、読んでない人は見ちゃダメだぞ!!

ゲシュペンスの裏切りとリヒトーのバロット。

ペレの行動は全て、リヒトーたちに機密情報の全てをばらし、さらにハーズ大尉(シュメルマン側の最重要拠点の警備情報を全てを把握する人物)の反逆を促すためだったのです。

たしかに、圧倒的優位に立った状況で、クローン撃墜王を呼び出したり、切り札である未来兵器を要する空軍を使ったのはやりすぎだったように思える(言われてみれば…)。読者に絶望感を与えるにはどちらも最高の演出でしたけどね。

“わざと… 離人たちにバラした…”

アランに国王暗殺の罪をなすりつけた黒幕もシュメルマンだったんですね。本当にシュメルマンに何があったんだ…。

ともあれ、ペレ軍曹こと「心撃」の撃墜王ゲシュペンス上級大将は、一度もリヒトーたち…というよりリィン曹長を裏切っていなかったわけですね。

しかし「心撃」の名に恥じない巧妙な作戦でバロットの元までたどり着いたペレでしたが、後一歩のところでシュメルマンに感づかれてしまいます。

“特務は… 負ける…”

伝説の撃墜王とはいえ、単体では眼中にもないシュメルマンですが、唯一バロットを取り戻した伝説の英雄の元に再び全ての撃墜王たちが集うことを恐れているのだそうです。。

そうなると…なぜこのバロットを保管しているのか不思議です。なぜならシュメルマンにとっては自分の首を絞めうる唯一のものですから、早々に廃棄すれば完全に安泰なわけです。

リヒトーのバロットは、たしかオリジナルバロットの初めての複製品でシュメルマンから直接に贈られたものでだったはず。その辺りに廃棄できなかった理由があるのかな??シュメルマンにとっても重要なものだとか??

そうだとしても、もっと厳重に管理することは可能だったはずですよね。腹心とはいえゲシュペンスが簡単に手に取れているのは不用意すぎる気が…(笑)

もう一つの裏切りとペレの決死の時間稼ぎ。

シュメルマンに裏切りを感づかれたペレでしたが、実はもう一つ伏線を張っていました。

なんと園原もまた従ったふりをしていただけだったのです!!

とはいえ、投薬自体は実際に行われていたわけで…。一応「信念教」ゆえに薬が効かなかったと説明されていますが、これはかなりの賭けですよ(笑)

さすがのシュメルマンといえども園原の裏切りまでは見抜けず、園原はリヒトーのバロットの持ち出しに成功するのです。

ペレは園原が逃げるまでの時間を稼ぐために、一人シュメルマンに対峙します。

命がけでシュメルマンを足止めするペレ軍曹

ペレ自身も一人でシュメルマンに勝てるなんて思ってもいないでしょうから、死を覚悟してのしんがりです。

結局は今回は命を拾うのですけれど、ここでペレが死んでしまっていたら全ての撃墜王が揃うことは無くなってしまうのですが…。

まあ、実際300年前からペレは唯一人別行動を取っていた人物ですからね。シュメルマンの想定の”全ての撃墜王”にもペレは含まれていませんでしたし…。

伝説の英雄の元に集う撃墜王たち

ね?いつもの構図からペレだけが除かれてるんです。

ただ命を捨てるつもりだったということはペレ自身もが”全ての撃墜王”の中に自分自身が入っているとは考えていなかったということですから…切ないですね。

「心撃」でも読めないシュメルマンの心。

ところで、シュメルマンの力は本当に圧倒的でして、伝説の撃墜王の一人であるペレをしても、手も足も出ないほどの強さを見せます。

しかもペレの「心撃」をもってしても、彼の心は読むことができません。

“心が二つ… あるみてぇだ…”

やはり、二重人格ということなのでしょうか。300年前と比べてあまりに豹変していますしね。

そういえばシュメルマンはリヒトーのことを離人と呼んでいますね。”リヒトー”の名はシュメルマンの子供となった証なので、子供を欲しがっていたかつてのシュメルマンであれば”離人”ではなく”リヒトー”と呼びそうなものですし…。やはり別人格かな??

母を殺した際に生まれた殺意の人格と、元々の優しい人格…かな。おそらく殺意の人格が議会(アルシング)と呼応しているのでしょうから、そちらの人格に支配されているということかな。

やはり、未だに現代編で登場しないフィレンダが鍵になるのかねぇ。

ペレ軍曹とリィン曹長。

300年間シュメルマンに従っていたペレ軍曹ことゲシュペンスが彼を裏切った理由はリィン曹長でした。

ゲシュペンスの過去はなかなかに苛烈なものだったらしい。

彼のカウントは“人を疑った数”です。

その上、「心撃」の力で人の心の闇も見えてしまうのですから、人を信じることなんてできないわけです。

そんな彼が300年で初めて信じることのできた人間がリィン曹長だったのです。

“惚れちまった….”

シュメルマンは自分に逆らう人間には容赦しません。

ゲシュペンスことペレ軍曹は初めて惚れたリィン曹長の笑顔を守るために、シュメルマンに牙をむいたのです。

ただ、シュメルマンの圧倒的な実力に敗れ、重傷を負ったペレは地表し投げ捨てられるのです。

リィンのことを想いながら死を覚悟して落下していくペレでしたが…。

落下するペレをリィンが受け止めるんですね。

“尻軽女で ごめん…!”

そして、二人の気持ちが通じる…と。

うん、いい話でした。

『プランダラ』第50話「唯一人」を読んでみた。

というわけで、『プランダラ』第50話「唯一人」を読んだ感想でした。

わかっていたことですがシュメルマンの力は圧倒的ですね。

バロットを取り戻したリヒトーであっても果たしてシュメルマンに対抗できるのだろうか。

そして「心撃」をもってしても読めないシュメルマンの心。そろそろ300年の間にシュメルマンに何が起きたか明かされるのかなぁ…。

とにかく、今回はペレが幸せをつかめてよかったね…ということで。。

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