
『落日のパトス』最新刊情報

『落日のパトス』最新第13巻
自室にて仲井間の顔に欲望をぶつけてしまった藤原。悶々とした想いが募るのは彼だけではなく、仲井間も……。妻として夫との行為に望む仲井間。壁越しにそれを聞く藤原。隣人として。人妻として。男と女の情欲は高まっていく……。そんな中、藤原は“NTR性癖”に開眼…!? さらに、新担当・宮たちとまたもやスーパー銭湯に行くことになって…!? 昂ぶりはとどまらない。背徳の隣人愛欲物語!

『落日のパトス』第77話「崖っぷちで再会ですか?」レビュー感想
『落日のパトス』第77話「崖っぷちで再会ですか?」あらすじ紹介
『落日のパトス』第77話「崖っぷちで再会ですか?」のあらすじを紹介します。感想については後ほど…。
*『落日のパトス』の第77話「崖っぷちで再会ですか?」は2021年3月2日発売の別冊ヤングチャンピオン2021年4月号に収録のです。
【簡単あらすじ解説】

みはるとの不思議な夜を過ごしたアキは、彼女と別れた後 さらに北陸へと旅を続ける。道中、連載終了を知ったまさみから連絡を受け、強がって先輩ヅラをしようとするも、通話中に携帯の充電が切れてしまう。翌日、ひとり東尋坊を訪れたアキだったが、海を覗き込もうとした瞬間、突然 何者かに背後から抱きとめられるのだった。振り返るとそこには真の姿が…。なんと突然通話が途切れ連絡がつかなくなったアキのことを、自殺するのだと勘違いした まさみが真に連絡したのだという。誤解も解消されたのち、真もアキの提案で北陸で一泊していくことに。しかし、どこも宿はいっぱいで、アキと真は2人で同じ部屋に泊まることに!! みはるとの別れ際に”少しだけタブーに踏み込んでみるのも”と言われたアキはどうするのか…!!?
*第77話「崖っぷちで再会ですか?」は『別冊ヤングチャンピオン』2021年4月号に掲載!!
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『別冊ヤングチャンピオン』2021年4月号
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『落日のパトス』第77話「崖っぷちで再会ですか?」レビュー感想
みはると別れて傷心旅行再開?
さて、3話に渡って登場したみはるですが、残念ながら彼女の出番はここまでのようです。意外と長く登場していたので、他作品の登場人物とはいえ、準レギュラー的な感じになったりしないかなぁ、と期待していたのですが、とりあえずみはるは一時退席ということになりました。
ちなみにもっとみはるについて深く知りたい方は『たとえば母が』をご一読ください。そうすれば、みはるが別れ際にアキに向けて発したセリフの意図がよりしっかりとわかるようになります。
まあ、第75話でアキが待ち合わせの相手を”旦那さんですか?”と問いかけた際に、みはるが答えをぼやかしていることや、第76話のアキの話に対しする反応からも彼女と相手との関係が”タブー”を犯したものであることはわかるのですがね。(ちなみに不倫ではありません。)
個人的にはみはるの”相手”の登場も少し期待していたのですがね。落ち合う場所はまた別の温泉街だということで、今回は登場はなし。みはる曰く、”昨日おあずけをくらった分 いーっぱいしてもらうんだから”遠ことで、最後までブレないエロ美魔女でした(笑)

とりあえず、アキはみはるの勧めで”冬の日本海”へと足を向けることにしましたが、そこには自殺の名所”東尋坊”があるんですね。このことが、あとあとドラマチックな展開を引き寄せることになります!!
まさみの電話と東尋坊!!?
とりあえず、北陸を目指して旅を続けていたアキですが、移動中の新幹線内でアキの連載終了を知ったまさみから電話がかかってくるわけです。
まさみは担当経由でアキの連載終了のことを知ったらしいのですが、締め切り間際の大忙しの中、なかなかに律儀なものです。逆に言えば、そんな状況でも連絡をしないと気が気でないほどにアキが心配されているということなんでしょうけどね(アキくん、頼りないですからね)。

そのくせ、開口一番”連載打ち切り”という単語を出しかけるおっちょこちょい振り(笑)はまさみらしいというかなんというか…。ちゃんと思いとどまって”連載終了”と言い直していましたが…。
アキはと言えば、後存知の通り見栄っ張りですから、電話口でも先輩面でカッコつけようとするんですけど…。そもそも何を格好つけているんだという感じな上に、まさかの通話中に携帯の電池が切れるといういいとこなしな状況になります。

しかも、格好つけて達観したようなことを言っていただけに、聞いている側からすると、結果的に意味深な発言に取れてしまうことになってしまいました。しかも、突然切れる通話。もう色々と材料は揃いましたね。
そうです、まさみはアキが東尋坊に身を投げに行くと勘違いしてしまうのです(笑)
まあ、宿を取ってからも携帯の充電をすることなく、また まさみへの通話を折り返さないままにして放置していた、例のごとくマメさのないアキが悪いんですけどね…。
自殺の名所でまさかの再会!!?
そんなこんなで、自殺の名所”東尋坊”を一人訪れたアキでしたが、崖から下を覗き込んだ瞬間、ある人物に後ろから抱きとめられます。これはなかなかドラマチックな展開でしたよね。
ただ、その際に背中に押し当てられた胸の感触で、誰だかわかってしまうあたりがアキのすごいところ…というか下世話なところ(笑)ですね。おっぱいマイスターか!!? 自殺の名所でまさかの正反対の極楽ですか!!?
というわけで、アキを止めにやってきたのは真でした。まさみは締め切り間近でそれどころではなかったらしい。しかし、親しい人間が死ぬかもしれない、というところで…漫画家とはなんと業な職業なことよ…。ちなみに真とまさみは第74話「フジワラガールズってハーレムのことですか?」で意気投合していますからね。真はまさみからアキが自殺しそうということを聞いて、急いで飛んできたということです。

ちなみに真の旦那は又しても出張中とのこと。もはや旦那側の不倫を疑いたくなる頻度ですよね(笑)
それにしても、東尋坊だと目星はついていたにしても見つけ出す、というか巡り会うというのはなかなかにドラマな展開ですよ。
ただね、今回はアキの視点から崖での再会が描かれていまして、これもなかなかにドラマチックな話なのですが、個人的には描かれていない部分でアキを一人で探し回る真の方がむしろ、ドラマチックな感じがするんですよね。(もしかして次回は真側の視点で描かれたりするのかな?)
何が言いたいかというと、この状況アキより真の方が、状況による補正、つまり吊り橋効果が効いてしまって、間違いを犯してしまいやすいモードに入ってしまっているのでは??ということですよ。何せ最新(2021年3月現在)単行本17巻でも描かれていたように、アキの部屋で2人きりで一晩過ごした際に真の気持ちは明らかにアキへと向いていっていますからね。

そんな中で、旅先で一つの部屋に二人きり。しかも、アキはアキでみはるからタブーに踏み込んでもいいんじゃない、なんて背中を押されている状況。これで何も起こらないなんてことがあるだろうか!!?
…この二人なら大いにあり得るでしょうけどねェ(笑) それにしても、みはるに続いて真とまで同室で2人きりで朝まで…とは、モテ期というよりはとんでもなくおっぱいづいてますね、アキは。
第77話「崖っぷちで再会ですか?」は『別冊ヤングチャンピオン』2021年4月号に掲載!!
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『別冊ヤングチャンピオン』2021年4月号
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