
『七つの魔剣が支配する』最新刊情報

『七つの魔剣が支配する』第5巻
【あらすじ】互いのメダルを奪い合うバトルロワイヤルで活気づく学園内。そんな中、級友であるピートをある異変が襲う……。未曾有の魔が蠢動する、魔法×剣術バトルファンタジー第5巻!!
🌟2021年12月25日発売🌟
『七つの魔剣が支配する』第27「遭遇の瞬」あらすじ&レビュー感想
『七つの魔剣が支配する』第27「遭遇の瞬」あらすじ紹介

*『七つの魔剣が支配する』第27「遭遇の瞬」 は2021年1月26日発売の『少年エース』2022年3月号に掲載されたエピソードです。
・第27「遭遇の瞬」あらすじ紹介
オリバーを一方的に見下すオルブライトに一騎打ちを仕掛けたオリバー。刃を交えて尚 剣にも魔法にも圧倒的決め手のない”凡俗”だとオリバーは見下し続ける姿勢は変わらないオルブライトは、オリバーの誘い込みからの「遭遇の瞬」にすら「遭遇の瞬」で合わせるなど、1年最強の呼び声に違わぬ技量を見せる。もちろんオリバーもまた、易々と屈することはない。正々堂々、真正面から”教科書通り”のラノフ流剣術でオルブライトに斬り傷をつける。”教科書が頬を抉ったぞ 感想はあるかMr.オルブライト”。一方、オリバーとオルブライトが一騎打ちを始めた事によって、元の予定通りシェラとコーンウォリス嬢は2対2の決闘を始める。どうやら二人には何か因縁があるらしいのだが…
・内容&見どころ
一年最強との呼び声も高いMr.オルブライトとの一騎打ちもヒートアップ中です!! オルブライトも、あのオリバーの攻撃を凌ぐにとどまらず、技を合わせるほどの実力を見せます。どうやらある程度、実力の拮抗しているらしいオリバーとオルブライトの一騎打ちはなかなかの見ものです。一方、シェラには身に覚えがない様ですが、コーンウォリスの御令嬢はシェラに何かしら恨み(?)がある様ですね。そして初めてのシェラ&ナナオのタッグと、シェラの本気も注目!!
それでは『七つの魔剣が支配する』第27「遭遇の瞬」の感想です!!
『七つの魔剣が支配する』第27「遭遇の瞬」 は『少年エース』2022年3月号に掲載されています。感想を読む前に、本編を読んでおきたいという方はまずは下記リンクから購入できます。
『少年エース』
『七つの魔剣が支配する』第27話「遭遇の瞬」レビュー感想
*ここから先はネタバレを含みます。レビュー感想は近日公開予定。
2対2!! シェラとコーンウォリス嬢の因縁…。
オリバーとオルブライトとが一騎討ちを始めたことで、そもそもの予定通りシェラたちとコーンウォリスのお嬢さんたちとが2対2の決闘を行う形になりました。これはこれで面白そうな対戦カードですね。
コーンウォリス嬢の発言からすると、どうもシェラと彼女の間には浅からぬ因縁があるようです。一応、シェラもなぜコーンウォリス嬢が自分のことを毛嫌いしているのかを直接に問うのですが、コーンウォリスの対応はすげないもので、”話したところで…っ あんたにわかるもんかっ!”と切って捨ててしまいます。

シェラからすると全く身に覚えがないようですし、彼女はむしろ仲良くしたがっているかのようにすら見えるので、優秀な同世代の本家(?)の娘と幼少期から比較されたコーンウォリス側が一方的に敵対心というか劣等感を持っているのかもしれませんね。
というか、シェラの父親セオドールが非常勤講師として登場した時も、なんとなくコーンウォリスの反応はおかしかった(彼に認めて欲しがっていた?)ように見えましたし、一方で、セオドールはセオドールで、表面上はきちんと対応しているようでいてなるべくコーンウォリスと接触しないようにしているような描かれ方をしていたように思われました。
気になるのはこうして並んで描かれてみると、やはりシェラとコーンウォリスはかなり似ているような印象を受けるんですよね。もちろん従姉妹であれば当然なのでしょうが…。もしかして、背景にいわゆる貴族的なドロドロな事情があったりして…。
1年最強の呼び名は伊達ではない…。
そして、オリバーとオルブライトの一騎打ちですが、流石にオルブライトも一年最強候補の一人ということでその実力は本物だったようです。カウンターにカウンターを合わせるとか、相当の技量と読みの力が必要な芸当ですよね。
実際、技を合わされたことにオリバー本人も驚いているくらいです。しかも、攻防の間にオリバーの戦い方もある程度分析できていますし、オルブライト自身のセリフからするとロッシとの戦いも圧勝しているようです(ロッシのことはある程度評価している様子)。まあ、ロッシにはオリバーも圧勝したのでなんとも言えませんが…。
とりあえず、オリバーにとっても強敵と言えるくらいの相手ではあるようですね、オルブライトは。

ただ、オルブライト自身はオリバーについては徹底的に教科書通りのつまらない戦い方だと見下し、凡俗だと執拗に否定します。自分の力に対する絶対の自身の裏返しなのでしょうが、なぜここまでオリバーの戦い方は否定される(オルブライトに限らず)のでしょうね。
そもそも彼ほどの技量があれば、ロッシ同様に、オリバーの”おそろしいまでの正道”の異常さに気づいても良いような気もしますが…。オルブライトはロッシと違って”邪道”ではないから、オリバーの”正道”の違和感は感じにくいのかな??
とはいえ、”教科書”どおりの戦い方でそんなオルブライトの頬に傷をつけたオリバー。これで、オルブライトも本気になったでしょうし、二人の強者の決闘は真の意味で始まったと言えます。ここからどうなるのか楽しみですね〜。
『七つの魔剣が支配する』最新刊
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