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重大発表あり!!書き下ろし『SHAMAN KING DAY AFTER MAIZE』内容紹介&感想 【シャーマンキング】

2021年9月17日 - SHAMAN KING
重大発表あり!!書き下ろし『SHAMAN KING DAY AFTER MAIZE』内容紹介&感想 【シャーマンキング】

『SHAMAN KING』最新刊情報

シャーマンキング『SHAMAN KING THE SUPER STAR』『SHAMAN KING DAY AFTER MAIZE』内容紹介&レビュー感想

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『SHAMAN KING DAY AFTER MAIZE』内容紹介

マガジンエッジ2021年5月号以来、休載が続いた『SHAMAN KING THE SUPER STAR』ですが、久々に表紙で登場。今回掲載されたのは『SHAMAN KING DAY AFTER MAISE』です。

*『SHAMAN KING DAY AFTER MAIZE』は2021年9月17日発売の『少年マガジンエッジ』2021年10月号に収録されたエピソードです。

お察しの通り、残念ながら今回の掲載されたシャーマンキングは、『SHAMAN KING THE SUPER STAR』の続きではありません(*スピンオフでもありません。あくまで武井先生が描かれています)。スピンオフ『SHAMAN KING マルコス』にてF.O.Mの開催日時も明かされましたし、僕を含め サティさんとセンジュくんの叛逆の行方が気になる読者は山のようにおられるかと思いますが…。

今回の『SHAMAN KING DAY AFTER MAISE』は、単行本第35巻に収録される予定の”主要キャラクターたちのその後”が描かれた4章だての完全書き下ろし。S.F.を見届けた小山田まん太が寄稿したレポートという体裁でまとめられています。さらに今月号のマガジンエッジでは『SHAMAN KING THE SUPER STAR』の重大情報も告知されました。

では、いくつか気になった点について感想(?)を書いていきます。

*『SHAMAN KING DAY AFTER MAIZE』は少年マガジンエッジ2021年10月号に掲載です。感想を読む前に、本編を読んでおきたいという方はまずは下記リンクから購入できます。

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『少年マガジンエッジ』2021年1月号

『SHAMAN KING THE SUPER STAR』 レビュー一覧

『SHAMAN KING DAY AFTER MAIZE』レビュー感想&考察

そうだ、あの世行こう。麻倉幹久のその後。

『シャーマンキング』完全版の頃(?)から、長らく謎に包まれていた幹久の蘇生放置の件ですが、ついに今回その理由が明らかになりました。そもそも幹久の蘇生放置とは、S.F.終了後にパチンコ屋からの帰りにひき逃げにあって死んだ幹久が、当時あれほどに多くの蘇生可能なシャーマン(葉の仲間だけでもファウストと道潤が蘇生を習得)がいたにもかかわらず、蘇生される事なく放置されていたこと。

幹久の霊は失踪し、完全版ではふんばり温泉の押し入れに隠れすみ、ルドセブの持ち霊になっているとされていました(笑) 今のところ、『SHAMAN KING SUPER STAR』ではルドセブの持ち霊としても現れていませんが、この設定はどうなっているんだろうなぁ。ちなみに、放置されていた理由は、S.F.での蘇生直後に交通事故で死んだことに、茎子が苛立ったから…とのこと。確かに色々とイラッとさせるタイプだったけど、それだけでS.F.で鬼のような強さを見せた巫力69000の男が…。まあ、ぶっちゃけ超人修験者がひき逃げで死ぬとか、気の緩み以外の何者でもないですよね、しかもパチンコの帰りって(笑)

ちなみに、ファウスト夫妻が死んだまま(完全版ではファウストはふんばり温泉で働いたのちの過労死という設定だった気もしますが、今回の書き下ろしではそもそもG.S.に残ったということになっているらしい)なのは、”重力が辛い”という理由らしい。ふんばり温泉の主人である葉の現在の持ち霊S.O.Eの能力が”重力”なのは偶然なのかな?? ちなみに、G.S内でエリザと幸せに暮らしながらもアンナの口寄せにより、S.F.終了後に各国の紛争地帯で『大地の交渉人』として活動する葉の助けになっているという…。死んでむしろ、より一層 働いている気がしないでもないですね。

あの世とこの世をつなぐ山。恐山。

葉とアンナの出会いの場所、恐山についても触れられていました。個人的に”恐山ル・ヴォワール”は『シャーマンキング』の数あるエピソードの中でも最高傑作だと思っているので、改めて当時のアンナの姿などが書き下ろされているのには、ファンとして純粋に嬉しかったですね。

ちなみに、”ぐーちゃん”ことぐまくら大将についても少しだけですが触れられていました。影絵のシルエットがマタムネっぽいのもよかった。もう一回マタムネ出てきてくれないかなぁ。『シャーマンキング』では果たされなかった葉とマタムネの約束が果たされるところが『SHAMAN KING THE SUPER STAR』で描かれないだろうか…。シャーマンとして成長した葉がマタムネの”熊の爪”を媒介にしてO.S.”鬼殺し”を操る姿を描いてほしい。

かつてターバインと呼ばれていた男…。

個人的に衝撃的だったのが、この人ですね。ある意味ハオ組の中でも別格にチートだった人物です。序盤はただただ”ビームの人”でしたが、その謎に包まれたO.Sの正体はランプの魔神”ジン”。ランプの精の通例に従い、主人の願いを叶える能力を持っていて、その力は回数制限こそあるものの本人のシャーマン能力を越えて格上であるシャーマンすらも蹂躙できるチート能力です。

そんな彼ですが、作中終盤でペヨーテの裏切りにより小山田カンパニーの田村崎の銃弾で命を落としました。(*ちなみに、今回の書き下ろしは、諸々のスピンオフの内容も反映されているので、ペヨーテと新たな神クラス”死の女神”サンタ・ムエルテについても描かれています!!) そして、その後 頭部の損傷が激しくシャーマン能力による蘇生不可能という衝撃の説明がされ…。当時、”蘇生”能力の登場により、死んでもどうせ生き返るんでしょ(登場人物ですら、そのような発言をしていた)、と考えていた読者の背筋をヒヤリと凍りつかせました。

そんな感じで現代兵器の冷たい恐ろしさと、万能かと思われた”蘇生”の非絶対性を身をもって体現したキャラクターだっただけに、彼もまた生き返っているというのは個人的には一番の衝撃でした(どこかに書いてあったっけ??)。とはいえ、よくよく考えてみれば、一度 爆撃に巻き込まれて肉塊にまでなった花を蘇生させたぐらいですから、シャーマンキングになったハオにとっては彼を生き返らせることくらい造作もないことなのだろうということはわかりそうなものでしたね。ただ、最終決戦前に死んでしまっていたキャラクターだったので(しかもちょっと影が薄かったし…。最終決戦にいたっけ?)、すっかり生き返りのなかにカウントしてませんでした。

そんな彼ですが、なんと「大地の交渉人」として活動する葉のサポートをしていた…という噂がある、とのこと。この書き下ろしでも、”謎に包まれている”と書かれていますが、彼が『SHAMAN KING THE SUPER STAR』に登場することはあるんでしょうか??ちなみに、ジンは彼の家に代々伝わる守り神、という設定があったように記憶しているのですが、今回の話ではジンとの出会いも謎に包まれている…というように書かれていますね。この辺りの変更は今後の展開に何か意味を持ってくるんでしょうかね。

もっともシャーマンらしいシャーマンの姿…。オパチョ。

一番の変化があったのはオパチョですね。正直、終盤は完全にネタキャラにしていたのかと思いましたが…。だって巫力800から800000ですよ。ほぼ何もしていないのに、ジャンヌさえも越してサティさんに次ぐ膨大な巫力値になってるのですから、武井先生の悪ふざけが入ったか…と思っていたのですけど。その巫力の高さはちゃんと公式設定のままだったようです。

というのも、現在のオパチョはアフリカの地でそれこそ本来のシャーマンの有り様である占い、治療、祭事などを取り仕切っているらしいのですが、なんとホロホロからS.O.R(スピリット・オブ・レイン)を預けられ、その力で水源問題に対処しているのだそう。五代精霊の一角である霊力33万のS.O.Rを操るには並の巫力では無理ですからね。しかも、ハオやアンナですら持て余していた”他心を読み取る能力”をコントロールしているらしい。…とんでもない。

ちなみに、S.O.Rをオパチョに託したホロホロをはじめとする5人の戦士たちのその後についても今回の書き下ろしでは触れられています。しかし、ようやく納得しましたよ、『SHAMAN KING レッドクリムゾン』でなぜホロホロがS.O.Rを使わなかったのかということが。

中道を求める求道者。サティ・サイガン。

そして、もちろん3大勢力のその後についても触れられています。その多くはすでにスピンオフなどでその後の姿が描かれていますが、新しい情報もチラホラ。

中でも『SHAMAN KING THE SUPER STAR』で目下 焦点の当たっているガンダーラ、彼らについても多くは語られていませんが触れられています。S.F.後の足取りを少し明かした後、ここでもやはりガンダーラは事実上解体されている…と書かれていますが…。彼らの身に何が起きたのか、今後の『SHAMAN KING THE SUPER STAR』の展開が気になりますね。

ちなみに、サティさん、これで御歳50(2014年)とのこと、改めてとんでもない衝撃ですね。見た目20~30代のままですやん。サティさんがシャーマンキングを諦めた理由は『SHAMAN KING THE SUPER STAR』で少しずつ明されつつありますが、ルシフェルとの決着も含め早く続きが読みたい。

ただ、一点気になるのが今回の書き下ろしでもサティさんの説明で”ハオをも超える力を持ちながら”と書いてるんですよね…。確かに、巫力+持ち霊の霊力で考えればハオ&S.O.Fよりもサティ&センジュの方が上ですけど、もうちょっとハオに優しい扱いをしてあげてもいいんじゃ…。ちゃんと最強だったよね、彼は。ただでさえ、最近の『SHAMAN KING THE SUPER STAR』では普通にハオより強くね?というキャラが続出しているのですから。

ちなみに、サティさんといえば『SHAMAN KING THE SUPER STAR』で超絶インフレを引き起こした破壊神シヴァですが、以前の考察記事で少し触れた”神の力が信仰の数で決まるのではないか”という考察と近いことが、今回の書き下ろしで(サンタ・ムエルテのところで)書かれていましたね。だからと言ってどうということでもないのですが…。

重大発表!! 『SHAMAN KING THE SUPER STAR』長期休載開始!!

そして、重大発表。ただファンからすると非常に残念なお知らせです。ここまでもすでに長期休載状態(今回を含めると5合連続)になりつつあった『SHAMAN KING THE SUPER STAR』ですが、マガジンエッジ2021年10月号をもって正式に長期休載に入ることが発表されました。

理由は武井先生が多忙であるということ。まあ、確かにちゃんと色々武井作品を読んでいるファンならわかることですが、そりゃ多忙でしょうね。武井先生本人が直々に連載しているのは『SHAMAN KING THE SUPER STAR』のみですが、『SHAMAN KING THE SUPER STAR』自体も他のスピンオフ作品と連動しながら話が展開していきます。つまり、全てのスピンオフ作品も武井先生が並行しながら話の構成を調整しながら進めているのだろうということは想像に難くないです。

しかも、アニメもあります(過去の1度目のアニメ化はおそらく武井先生自身には不本意な終わり方だったでしょうから)からね。正直、続きを待ち望んでいる身としては残念な部分もありますが、センジュくんにお願いされては仕方ありません(笑) 武井先生自身が満足いく完成度の高い作品を提供していただけることを楽しみにすることにしましょう。『シャーマンキング』ファンは待たされることには慣れていますからね(笑) またまた打ち切りとかということではなくて本当よかったよ(汗)

新しいエピソードが発表されるまでの間は、本ブログではまとめ記事や考察記事などを書いていくつもりですので そちらもよろしければ。

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