
【魔都精兵のスレイブ】第4巻 レビュー感想&見所紹介

『魔都精兵のスレイブ』 感想&見所
『魔都精兵のスレイブ』第4巻が2020/03/04に発売です。
〜これまでの簡単あらすじ〜
六番組との交流戦時に人型醜鬼の襲撃を受けた京香たち。組長たちの圧倒的な力で人型醜鬼を退けるものの、これまでの醜鬼とは一線を画する力を持つ人型醜鬼の出現に魔防隊の中でもその対策が立てられる。そんな状況の中、六番組組長である天花が優希を気に入り、猛烈なアプローチを開始する…。
さて、第4巻では天花の猛烈なアプローチに始まり、新たな勢力の登場、さらに優希が魔都にさらわれるなど物語も大きく動き出します!
では『魔都精兵のスレイブ』第4巻の感想&見所を紹介していきます。
ちなみに第4巻ではジャンプ+では読むことのできないWJ出張版も収録されます!!
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*レビューリンクは記事終わりにもあります。
『魔都精兵のスレイブ』第4巻の見所は…
『魔都精兵のスレイブ』第4巻もヒロインたちの魅力たっぷりです。さらに醜鬼に関しても色々と明らかになり、物語が大きく動き出します!!
加えて、上述の通りWJ出張版も収録でボリューム満点の第4巻です!!
今回の個人的な見所は…
- 天花のアプローチで、京香と優希の主従関係に変化!!?
- スレイブの能力に新境地!!? 隊員毎に異なる変身!!
- 新たに台頭!! 寧もライバル候補に!!?
- 優希が魔都へ攫われる!!? 新たな勢力の出現!!?
さらに魔都災害に巻き込まれた優希の姉 青羽と、以前京香と優希の前に現れた”一本角”を使役する人型醜鬼との関係も明かされます!!
今回はスレイブへの”ご褒美”は少なめですが、違う方面からのエロがたっぷり。ちなみにWJ出張版の番外編では、ちょっと歪んだ優希の性癖(笑)に応える京香さんがた〜っぷりと描かれていますので、ご安心を!!
(*ページ下部にWJ出張番外編の感想記事へのレビューリンクもあります。)
では、それぞれの見所をもう少し詳しく見ていきましょう!!
[見所その1] 天花のアプローチで、京香と優希の主従関係に変化!!?
第4巻では、すっかり優希のことを気に入ってしまった六番組組長の天花が、予想外の肉食女子っぷりを発揮して超絶積極的に優希に迫ります!!
前巻の最後で天御鳥命の瞬間移動を使って、優希の部屋に夜這い(!!?)にやってきて…。
あくまで、話をしに来ただけのはずが、何が起こったか、優希は服を脱がされ、押し倒され…果たしてどこまで行ってしまうのか..。。

【ちょっと一言】
天花が優希に対してどの程度本気なのか気になりますね。もちろんなんの関心もなければここまで大胆なことはしないのでしょうが…。
取り立ててなんの取り柄もない優希にはうますぎる話です(笑)
実際のところ、天花は優希の骨の髄までの奴隷根性(?)が気に入っているようなので、やはりあくまでペットかおもちゃ程度の存在としての関心なのかな。
京香の”他の組長にデレデレするな”という実質交際不許可宣言もさして意に介していない様子ですし…。
なんとなく京香の出方も伺っているような感じがしなくもないですし…。天花が興味あるのはあくまで”京香の奴隷の優希”である可能性も否めません。果たして天花の真意は…。
京香の心境にも少し変化が…!!?
一方で、京香の方にも少しずつではありますが、優希への気持ちに変化が出てきているようです。特に天花の優希へのアプローチを見るにつけて…。
当初は奴隷への褒美などペットと戯れるようなものだと淡々と割り切っていましたが…。
天花と優希の関係についてもプライベートの交際には口を出さないと言いつつも、どこか胸のつかえを感じてしまったり…。
褒美の際にもなんとなくしおらしさが出てきています!!お姫様抱っこ&キスで頬を染めて見たり…。

とりあえず、ちょいデレ京香さんの破壊力はなかなかの物。
京香の感じる胸のつかえが、あくまで自分の所有物である優希が主人である自分以外に尻尾を振ることへの不満で止まるのか、それとも優希に対して異性としての好意へと変わっていくのか…。見ものですね。
ただ、まあ、ご褒美ではあるものの、能力を使うたびにかなりの性癖暴露大会が行われるのでどうなることやら。
それに、ヒロインたちが魅力的なだけに、優希自身ももっと男を磨かないと釣り合いが取れませんね。
[見所その2] スレイブの能力に新境地!!? 隊員毎に異なる変身!!
さて…と、ハーレム物である以上、色恋の方も気になりますが、それだけではありません。今回は、これまでも若干示唆されてきた”無窮の鎖(スレイブ)”の可能性について少しばかり進展があります。
というのも、交流戦時に日万凛にスレイブを貸与した際に京香の時とは別の形態に変身しました。そのことを踏まえて、七番組全員のスレイブ特性を確かめました。
その結果、寧との変形”無窮の鎖・煌星”に研究の余地ありと見て当面は寧との特性を試していくことに…。

【ちょっと一言】
能力の貸与にはそれなりの代償が伴うようで、京香自身も自分で使用するよりはるかに激しく体力を消耗するようです。まあ、代償とは言っても慣れれば大丈夫という程度のようですがね。実際すぐに回復もしていますし。
ただ、寧の特性はたしかに有用そうですが…。
スレイブを変様させるためには、あくまで寧が自分の手で優希の鎖を持っていなくてはならない…つまり戦場にいなくてはならないのですよね。寧にはほぼ戦闘力はないので、現時点でも寮で待機しながらの戦闘参加ですからね。
常に優希と共にいれば、多少の敵相手なら大丈夫かもしれませんが、寧の変形では優希のパワーも速さも落ちるんですよねぇ。そもそも戦場で一度乗せたら降ろせない…となると、なかなか使い勝手は悪そうな気もしますね。
ちなみに、今回は日万凛への貸与は行われなかったのですけど、日万凛へ貸与した場合は日万凛が自分の能力(ラーニング)でスレイブを再現した時と同じ形態変化になるのだろうか…??
朱々はやっぱり残念枠…!!?
スレイブの貸出をすると、褒美は借主が支払うことになるのですが…。
なので、少々危ないですね。小学生の寧も優希の潜在的願望を満たす褒美を与えなくてはならないわけです。今回はどうだったかというと…。まぁまぁ、結構センシティブなところですよ(笑)
とりあえず、借主が褒美を支払わなければならないことを逆手にとって、優希に”エッチ”なアプローチをしようと試みる朱々だったのですが…

何があったのかは、単行本で確認してね(笑)
とりあえず、朱々は相変わらずの残念枠ですねェ。不憫です。寧の形態をメインで試していくという京香の方針からわかるように、朱々の計画はご破談ですしね。
朱々の形態も悪くはないのですがね。今後の能力拡張に期待しましょう。
ただまあ、朱々からすると、天花はそもそも優希に乗れない(七番組じゃないので)、京香はまさに”主人”でありそれ以上の関係はありえない、日万凛は胃袋を掴まれているだけ、寧は年齢的にも問題外…。
というわけで、朱々的にはまだまだ彼女のハッピー計画の勝機が見えているようです。楽観的過ぎる気もしますけど…。
[見所その3] 新たに台頭!! 寧もライバル候補!!?
スレイブのご褒美の一件から、寧と優希の距離も縮まります。
今回は表紙も飾り、”無窮の鎖・煌星”も発現して、キラキラが止まらない寧。
というかそれ以前に、寧ちゃんいい子すぎて、眩しすぎます。優希は”仏か”と言っていましたが、”天使”の間違いやろ。
彼女の千里眼の能力の名は”プロミス(きっと見つける)”。小学生の寧が危険と隣り合わせな魔防隊に所属しているのにも事情があるのです!!
ちなみに、寧は家事の達人である優希のことを尊敬しているらしく、優希から家事を教わることになり、さらに距離が縮まります。

【ちょっと一言】
寧の現在の保護者は後々重要な人物になりそうな気がしますね。今の所シルエットしか描かれていませんが、大量の資料に囲まれている感じや、小学生の寧が魔防隊に入ることも許す柔軟な思考などから、桃や魔都に関する研究者のような気がしています。
もしかすると、湯野波音のセリフにあった”研究施設”の関係者かも…なんて思っていますが。
ただ、どうなんでしょうね。寧の両親については、あまり生存可能性はないような気もするんですよね。新興勢力の元人間醜鬼(後述)の中にも男性型はいないようでしたし…。
朱々の思惑は外れ…!!?
上記の通り、朱々としては小学生の寧は年齢的にライバル(優希を巡る)になり得ないと考えていましたが…。
スレイブの借主としてだけでなく、家事の師弟として優希と寧の関係性は急接近ですから、寧もまたライバル候補として擁立されてしまいました。朱々の思惑は外れてしまいましたねぇ。
*現在のところ、寧に関して過度に性的な描写はありませんのでご安心ください。

朱々さんの見立ては甘々すぎて、あの子この先ちゃんとやっていけるのかしら(笑)お母さん心配です。
今回結城との距離感がグッと縮まった寧だけでなく、京香も少しずつ優希への感情に変化があるようですし、天花の積極性(肉食性?)も侮れません、それになんやかんやで内面をうちあけた関係になっている日万凛も…。
…とりあえず、朱々が一番出遅れ状態ですけど、自覚して…ないわなぁ。
美少女ハーレムものということで、今後のヒロインたちのそういう方向での動向からも目が離せません!!
[見所その4] 優希が魔都へ攫われる!!? 新たな勢力の出現!!?
さて、最後の見所は物語の核心に迫るとも思われる内容です。これから物語が大きく動き出す予感が…!!
交流戦の際の人型醜鬼の登場により騒然とした魔防隊でしたが、なんと息つく間もなく、もう一つの新たな勢力が登場します。(実際の邂逅は人型醜鬼よりもこちらが先)
彼女たちは六番隊の前に現れ、なんと優希を捕縛し、魔都へと攫ってしまいます!!
リーダー格の一体は、魔都災害に巻込まれた優希の姉 青羽そっくりで…。はたして彼女の正体は?そして青羽との関係は??
さらに攫われた先で、優希はいままで知らなかった魔都と醜鬼について知っていくことに…。

【ちょっと一言】
いまのところ、この新しく登場した人型の醜鬼たちを作中では魔防隊の隊員たちは先だって六、七番組と交戦した人型醜鬼たちと同一視しているようですが、どうにも人型醜鬼とは別の勢力のように見えます(詳しくは後述)。
とはいえ、彼女たちもまた魔防隊を完全に敵対視し、さらに、リーダー格の一体が使役する醜鬼”鬼道丸”は京香の故郷を壊滅させた”一本角”ですから、彼女たちと魔防隊との正面衝突はさけられないでしょうねぇ。
今後は、彼女たちと魔防隊、そして人型醜鬼の三つ巴の勢力争いになっていくのでしょうか。
元は人間!!? 人型醜鬼とは異なる存在!!?
この新たに登場したこの人型の醜鬼ですが、実は皆元人間です。詳しいことは割愛しますが、彼女たちは20人ほどで魔都の隠れ里に暮らしています。
事故で醜鬼化したとはいえ、あくまで彼女たちは自分たちは”魂は人間”であると、人としての心を持ち続けているようですね。この辺りが人型醜鬼とは決定的に異なるところですね。
いわば醜鬼型人間とでも言う存在なのではないかと思います。(さらに、詳しくは個別感想記事をどうぞ)
一方で、以前登場した人型醜鬼については、本人たちの言動からも”人間”ではない存在だと思われます。おそらくは彼らは”人型醜鬼”の名称どおり醜鬼が人型へと進化した存在なのでしょう。

そう考えると、彼女たちと人型醜鬼は対極の存在であるとも考えられますので、別の勢力と考える方が妥当そうですね。
しかも、彼女たちはみんなが同じような(ボディラインが強調されすぎのちょっとエッチすぎる)コスチュームに身を包んでおり、そこも人型醜鬼とは異なる部分です。
それに人型醜鬼は全部で「8」人いると言っていたので、人数的にも合いません。
人間から醜鬼へと変化した彼女たちがどのような存在なのか、一方で醜鬼が人型へとなり得た人型醜鬼との関連、そして何より魔都と桃の謎についても、果たしてどのような展開が待っているのか…!!?
何はともあれ、一読すべし!!
というわけで、『魔都精兵のスレイブ』第4巻の見所を紹介してきました。
新たな勢力も登場する第4巻。さらに青羽のその後も明らかになり、優希も魔都についていくつか新しい情報を手に入れます。
物語も大きく動き始める最新刊! さらにWJ出張版の番外編も収録です!!
何はともあれ、まずは一読!!
ebookjapanなら無料試し読みが出来ますので、是非試してみて!!
【最新話レビュー感想もチェック!!】
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【前後刊レビュー感想】
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『魔都精兵のスレイブ』レビュー記事
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