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『魔都精兵のスレイブ』101話「神VS恋」感想:神をも凌ぐ!!?山城恋の危険な思考。八雷神と総組長の戦い!!

2023年2月18日 - 魔都精兵のスレイブ
『魔都精兵のスレイブ』101話「神VS恋」感想:神をも凌ぐ!!?山城恋の危険な思考。八雷神と総組長の戦い!!

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【あらすじ】
怒れる神が、ついに動き出す――! 魔都の状況が緊迫する中、各所で魔防隊が襲われる事件が勃発。下校途中の女子高生組長・木乃実を、元・組長の下村夢路が強襲する。京香、冥加らと共に駆けつける優希だが、敵の能力で二手に分断されてしまう…! 神奉者となり神の力を得た夢路とも互角に渡り合う木乃実だが!?

『魔都精兵のスレイブ』第101話「神VS恋」あらすじ紹介

第101話「神VS恋」あらすじ紹介

夢路がもたらした敵本拠地があると予想される座標へ、スレイブ形態の優希のみを伴い乗り込んだ総組長 山城恋。地下空洞にて彼女を待ち伏せていた八雷神が二柱 紫黒と壌竜との交戦が始まる。激戦の中、壌竜の攻撃によって優希のスレイブは吹き飛ばされるが、恋は八雷神 二柱を相手に互角以上に渡り合う。”いざ 神殺し”。圧倒的な力を見せつける恋に対し、紫黒たちは”挨拶はできたから退散しておく”とその場を後にする。そして、スレイブへの褒美の時間が訪れ、恋は用意した首輪を優希に…

内容&見どころ

・ついに魔防隊総組長 山城恋と八雷神が直接ぶつかり合います!! さらに八雷神 紫黒の黒い思惑が着々と進んでいるようで…。なぜかエロすぎる武闘派 壌竜にも注目!!

*『魔都精兵のスレイブ』第話「神VS恋」は『ジャンプ+』にて年2月11日に掲載されました。

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『魔都精兵のスレイブ』第101話「神VS恋」感想

神すら超えた存在??総組長 山城恋。

ついに恋と紫黒、壌竜が会敵しました。その際に、恋の本心が少し顔を覗かせました。日本を”わたし”と読んでいるあたり、少々危うそう。まあ、神すらを見下し、圧倒的な力と絶対的な自信を持っている山城恋ですから、そういう思想を持つのは当然の流れかもしれませんが…。

自分こそ神であると言わんばかりのこの発言。持っている力が強大であるだけに、かなり危険な気がします。

実際、今回の戦いでは八雷神 二柱を相手にしてなお優勢に戦いを進め(紫黒も壌竜も本気ではなかったとはいえ)、自身でも”神であろうと私は倒せない 山城恋なのだから”と自分の実力への自信と確信を新たにしています。

確かに 恋の実力は単体でも神に比肩するだけのものはまず間違いなくあるのでしょうが、八雷神側はまだ本気を見せていない上、紫黒に至っては裏で色々と準備を進めている様子。しかも、さらに八雷神の中でも別格らしい大極と、その大極が敬う”母”と呼ばれる存在がいるわけですから、まだまだ慢心するには早すぎる気もします。

魔防隊も8人の組長の上に総組長の計9名、八雷神も8柱の雷神(すでに1柱は打倒済み)に”母”という存在。数の上ではほぼ同等となると、ざっくり言えば魔防隊最高戦力である恋は一雷神ではなく”母”をも凌ぐ力が必要になります。

それに、彼女の姿を映し取っている伏魔の能力も気になりますしね。

紫黒が一見して彼女を”わかりやすい性格”と分析した上で、不穏な表情を浮かべていますが、この辺りの危うい思想の隙を利用されて、八雷神陣営に取り込まれたりしたら、それはそれで面白そう。ちょっと紫黒が何を企んでいるのか明かされていないので、どうなるかわからないけれど、なんか悪そうなことを考えているのだけは確かっぽいですね。

なんにせよ、八雷神との直接的な戦いが始まった今、これまでのように常に絶対的に優位な立場からの戦いができるとは限りません。自分と対等、あるいは自分よりもはるかに強い相手と対峙した際に山城恋はどう立ち回るのか楽しみですね。

そして、そんな恋にとって目下、唯一自分の思い通りにならず、敗北感を与えられたのが、スレイブ褒美時の優希。今回も褒美時の優希を調教すべくわざわざ首輪持参です。むしろ、そのために単独で乗り込んだんじゃないのか、とも邪推してしまいますが…。ということで、次回は久々にご褒美回、内容はちょっとアブノーマルかも!!?

紫黒の思惑??八雷神のうった布石とは??

一方、八雷神側ですが、紫黒いわく、今回はあくまで敵総大将への挨拶的な接触だったそう。ただ、紫黒の言葉はそのまま鵜呑みにできない雰囲気があります。

すでに彼女の計画は進み始めているはずですし、恋のことを分析する際の悪〜い蛇目は何かしら”裏”を感じさせます。恋の性格を何かしら利用できそうだと値踏みしているようにも見えました。実際、撤退時には”この台詞で布石を打っておく”と頭の中で言っていますし、今回の一戦も確実に計画のうちということでしょう。 

正直なところ、”挨拶できたし退散しておくよ”というセリフが一体なんの布石になるのかは全く想像がつきませんが…。

神奉者の敗北を受けて拠点撤去をして移動しているという事実に加えて、自分達が撤退するということで、八雷神側が現在攻勢に出れない状況にあると錯覚させるとか、ですかね?その上で、紫黒と壌竜の二柱のみが出てきているということはやはり別働隊を動かしているのでしょうか?

恋の単独行動の方に気を取られていましたが、考えてみれば 現在 単独行動中の組長はもう一人います。夢路に付き添っているため、今回の拠点攻めに参加していない京香ですね。紫黒は神奉者襲撃の際に”どさくさに紛れて仕込みはできた”と語っていました。もし唯一生きながらえている夢路が紫黒のいう”仕込み”なのだとすれば…。

う〜ん、でもやっぱり今回のセリフはなんの布石になるのかよくわからないですね。

“殺牙”を圧倒する壌竜の実力!! エロすぎる武人!!?

八雷神の中でも武闘派の壌竜。相変わらず刺激的すぎる装いですが、武人感がかっこいいですね。今回、優希の”殺牙”を軽く圧倒していたことからも彼女の強さがわかります。というより、逆に言えば”殺牙”は暴走形態とはいえ現状優希の最強形態な訳ですから、優希は未だ八雷神と戦えるだけの十分な力を身につけられていないということになりますね。

恋との立ち会いの際は、紫黒と共に恋の能力に蹴り飛ばされていましたが、今回は紫黒も壌竜も本気で戦うつもりは全くなかったようなので、その真の実力はまだ計り知れません。

ちなみに彼女ら神の特性は恋の”能力無効化”を以てしても無効化できないそうです。恋の能力無効化で消せない能力というのは、何を意味するのか。八雷神の力は”桃”とは関係ないのだろうか。彼女たちがなぜ生まれたのか、生み出したであろう”母”という存在がなんなのか、気になってくるところですね。

それにしても、とにかく壌竜 姐さんはエチエチすぎますね。とにかく露出が多すぎて、少し動くだけで色々はみ出そうな格好なのに…。大地に踏み込んで地熱のエネルギー波(?)みたいなものを衝撃波的に発生させる技の際の後ろ姿とかちょっとヤバすぎでしょう…。


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