『魔都精兵のスレイブ』最新刊情報
『魔都精兵のスレイブ』最新第12巻
【あらすじ】
怒れる神が、ついに動き出す――！ 魔都の状況が緊迫する中、各所で魔防隊が襲われる事件が勃発。下校途中の女子高生組長・木乃実を、元・組長の下村夢路が強襲する。京香、冥加らと共に駆けつける優希だが、敵の能力で二手に分断されてしまう…！ 神奉者となり神の力を得た夢路とも互角に渡り合う木乃実だが!?
『魔都精兵のスレイブ』第99話「混戦の結末」あらすじ紹介
・第99話「混戦の結末」あらすじ紹介
大量の神奉者の襲来により混戦する戦場。3体の強力な神奉者が現れたことで三番組寮ではな組員たちがその力に蹂躙され、組長であるベルが単体で応戦する。しかし、3体の連携により、戦況は芳しくなく…。ベルの窮地に現れた恋は神奉者たちを圧倒し勝負をつける。結果として三番組に３名の重症者が出たものの魔防隊は神奉者たちを全て撃退することに成功する。しかし、その裏で八雷神は次の一手、八雷神による組長の各個撃破に向けて動き出すのだった。
・内容&見どころ
・襲来した神奉者との戦いに ついに決着がつきます!!
・三番組組長 月夜野ベルの能力が明らかになる??
・戦いの裏で八雷神 紫苑が魔防隊攻略の次の手を進める!!
＊『魔都精兵のスレイブ』第99話「混戦の結末」は『ジャンプ+』にて2023年1月14日に掲載されました。
『魔都精兵のスレイブ』最新刊
『魔都精兵のスレイブ』第99話「混戦の結末」感想
・三番組の危機。月夜野ベルの能力”笑う寿老人”。
各地で魔防隊が順調に勝ちを収めていく神奉者との戦いですが、強力な3姉妹の神奉者の出現により三番組は窮地に追い込まれていました。
3名の組員達が力尽き(のちほど3名ともが重症を負ったと判明)、組長の月夜野ベルが一人 孤軍奮闘しますが、3体の連携とその相性の悪さゆえにかなり手こずっています。京香曰く非常に強力な能力であるというベルの能力”笑う寿老人(カノーブス)”ですが、その射程はあまり長くないようで、距離をとって戦う神奉者3姉妹には相性がよくなかったようです。
残念ながら、今回もその力の全貌が明かされることはありませんでしたが、対象にされた敵は体の一部が輝き出すこと、そして近付かなくてはならないことが明らかになりました。また今回”攻めの”という表記があったことから、防御特化の能力もある可能性がありますね。
能力自体の強力さは京香の折り紙付きなので間違いないのでしょうが…。相性の悪い3体を相手とはいえ、神奉者を相手に劣勢に立たされるというのは、やはり単体でのベルの戦闘能力自体は組長格の中では高くはないようです。
そんなベルの元に、本体にきた足止め特化の敵を早々に葬った総隊長 山城恋が駆けつけます。そんな恋に関して、今回明らかになったことが一つ…。おそらくですが、恋はベルのことが大好き…らしい。単にいじめたい対象なのかと思っていたのですが、今回の話では神奉者にボロボロにされたベルの姿を見て静かにブチギレる様子が描かれています。
…。スレイブのご褒美の時も思いましたが、精神年齢小学生ですよね(笑)
つまり、ベルに対する高圧的でいじめ的な仕打ちは、小さい子供が好きな子をいじめてしまうというアレなんでしょうね。
恋ってあんまりにも絶対的で強力な力を持ってしまったため、これまで(おそらく)なんでも自分の思い通りになってきたのでしょう。そのせいで、精神の成長がだいぶ幼いところで止まっているんじゃないかな。
…まあ、とりあえず、その圧倒的な力で、ベルを傷つけた神奉者3姉妹を瞬殺し、その場を鎮圧してしまうのでした。
・八雷神の狙いは？
結果としては三番組が3名重症となったものの、魔防隊は全ての神奉者を返り討ちにすることに成功します。五番組の五木 カイコの能力 “織女星の繭(ミラクルケア)”のおかげもあり、日万凛らはすっかり回復しているようです。
そんな、いわば魔防隊の大勝利となったわけですが、その裏では八雷神の思惑が動いていました。今回の件を踏まえて(戦力分析をしたのか?)、紫黒は組長に関しては八雷神自らが出向いて一人ずつ片付けるという方針を取ることに決定します。
この場面で紫黒が言っている”仕込み”とはなんなのでしょうね。神奉者たちの体に何かしら次元式の術でもかけてあるのか。それとも神奉者の襲撃に紛れ込ませて、魔防隊に手先を潜入させたとかかな。
“どさくさに紛れて”とのことですし、次の一手が”武闘派と慎重派 両方納得”の組長各個撃破ということですから…。それぞれの組長を孤立させるための仕込みだろうか。”武闘派と慎重派 両方納得”という部分も気になりますね。
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