『スーサイドガール』第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」フォビアの”お母様”!!流汐と永遠夜の因縁。|『スーサイドガール』あらすじ紹介&レビュー感想

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『スーサイドガール』第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」あらすじ紹介&レビュー感想

『スーサイドガール』第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」あらすじ紹介

まずは『スーサイドガール』第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」のあらすじを紹介します。

*『スーサイドガール』第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」は2020年9月19日発売の『ウルトラジャンプ』2020年10月号に掲載されたエピソードです。最新話情報は記事中頃のリンクからどうぞ。

【簡単あらすじ解説】

『スーサイドガール』第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」
『スーサイドガール』第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」より

星の断末魔法メテオドライブで大ダメージを負ったメガロフォビアは、這々の体で死者の世界に逃げ戻る。しかし、そこには星の輝きに受けてフォビア化(?)を解いた満天が待ち構えていた。再びスーサイドガールに変身した満天の一撃でメガロフォビアを倒すことに成功し、全てが元に戻る。蘇った満天は抱きつき泣いて喜ぶ星の姿に”太陽みたいな美しい輝き”を見るのだった。いつか自分も…そう思い、”一生懸命死ぬため”に”一生懸命生きよう”と誓うのだった。一方、あの世では星たちが倒したメガロフォビア”歪”を何者かが復活させていた。メガロフォビアたちから”お母様”と呼ばれるその存在は…。

さて、無事メガロフォビア”歪”を倒し、満天も蘇ることができましたね。それにある意味”救われた”みたいですし。メガロフォビア打倒は大金星ですが、正直なところ、歪は見た目が可愛らしいので殺さてしまうのはやや複雑な心境です(生き返りましたが)…。

それから、今回のエピソードでフォビアについてかなり重大な情報が開示されましたね。その辺りも少し考察してみようかと思います。

では、ここからは少しばかりネタバレも込みで第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」の感想&考察を書いていきます!!

感想を読む前に、本編を読んでおきたいという方はまずは下記リンクからどうぞ!

*『スーサイドガール』第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」は『ウルトラジャンプ』2020年10月号に掲載です。

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『スーサイドガール』第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」レビュー感想

メガロフォビア撃破!満天ちゃん大復活!!

まずは、満天ちゃん復活、ばんざーい。というところですが、満天が予想外に残念な子(←いい意味)だったことが判明しました。

これまでのクールで達観したような印象からは想像できない(…こともないか)新たな一面が個人的にはどハマりです。スタンスはそのままに星への行動だけがやばいことになっているのが最高です。

やはり“ちょっとイきすぎちゃっている”キャラクターを魅力的に描くことにかけて中山先生の右に出る者はいないでしょうね(笑)

星に告白する満天
星に告白する満天

まあね、女の子同士の美しい友情、最高です。このちょっと”病み”の入った満天がどこまでいってしまうのかも楽しみなところですね。

さてと、ちょっと真面目な感想も。

今回のメガロフォビアとの一件で、星の頑張りを見て満天の考えはだいぶ変わったように思います。今までの”美しいうちに死ぬ”ということも、自分自身が無意識のうちに限界を決めてしまったことで死に急いでいただけだと自覚したわけですしね。

もちろん、最終的に自死したいという気持ちはある(星のように太陽みたいに美しく輝けたら)ので、人には自ら死を選ぶ権利があるという信念(?)の部分は変わらないのでしょうがね。

個人的には満天の”一生懸命生きよう 一生懸命死ぬために これから僕は挑戦者だ”のセリフが胸に染みました。

これから ボクは挑戦者だ

それにしても、連載が始まった当初は”スーサイドガール(自殺少女)”なんてめちゃめちゃなタイトルだなと驚いたものです。しかも読み始めてみれば、作中では次から次へと自殺、自殺、極み付けは主人公たちが敵と戦うためとはいえ毎回毎回自殺しているわけですから、これはとんだ問題作だなぁと思っていたのですが…。改めて自殺をモチーフにして生の大切さを問いかける名作であることを確信したエピソードでした。

金門橋満天の詳細情報はこちら

メガロフォビアと”お母様”。希死念慮のメガロフォビア。

今回、満天を殺した”歪”以外にも3人のメガロフォビアが登場し、フォビア陣営についてもいくつか新事実が明らかになりました。フォビアたちが異形であるのに対し、ほとんど人間と変わらない姿のメガロフォビアたち。フォビアの上位種である彼女たちが一体どういう存在なのか気になりますね(そもそも人間のような見た目で生じるのか、それともフォビアとして生まれて殺した人の数などで進化したのかとか…)。

ちなみに、歪については明かされていませんが、彼女と同格らしいメガロフォビアの”子”である”無”と”崩れ”はそれぞれ”不完全み”と”苦しみ”という名を冠しており、これらは人間の自殺の動機となりうる要因を司っていると推測できます。歪はなんのメガロフォビアなのかな??

不完全みのメガロフォビア"無(ナカレ)"と苦しみのメガロフォビア"崩(クズレ)"
メガロフォビア “無”と”崩”

そして、彼女たちが”母”と呼ぶ存在、希死念慮のメガロフォビア 永遠夜。”希死念慮”というのは“死にたいと思うこと”を意味し、”自殺願望“とも同義とされることが多いですが、さらに”漠然とした死にたいという気持ち“という意味も含む言葉です。つまり永遠夜はまさしく”人が死のうとする理由”全てを包括している存在であると考えられます。

さらに永遠夜という名前からも、流汐が度々口にする”世界の夜”を連想させ、まず間違いなくメガロフォビアの頂点の存在だと思われます。

流汐のことも知っているようで、2人の関係も気になるところですが、それに関してはまた後ほど。

スーサイドガールの”救済”??。

今回のエピソードで一番気になったのはやはりメガロフォビアたちが使っていた”スーサイドガールを”救う””という表現ですね。この”救う”というのが単に”殺す”ということを意味しているのか…。それとも違うのか…。

以前の感想から書いていることですが、大量の自殺者が木のようになっていた中で、満天だけが鳥のような体に変化していたことがやはり見逃せませんよね。あそこから他の自殺者のように樹木化するとは思えませんし、変形途中の姿ではありますが、歪の戦闘体型と酷似した形状になっていました。あれはハーピーとでもいうのですかね。

もしかすると、スーサイドガールを自殺させることで、メガロフォビア化させているのではないか…と。そして、それを”救い”と呼んでいるのではないかと…考えて見たり。

メガロフォビア スーサイドガール 救う
スーサイドガールを救う?

メガロフォビアの中でも歪が1人だけ知能が低い(?)ようなのも少し気がかりな点です。彼女はあくまで永遠夜に”救い”というように教え込まれているだけなのでは…とか思ってしまうのですが。永遠夜が聖母のような雰囲気を漂わせているのも、胡散臭さを増幅させますよね。

そして、最後に登場した大勢の子供達はなんなのか…。永遠夜たちがいる場所が、あの世だとすると少なくとも人間ではないですよね…?フォビアだとすると、これまで登場しているフォビアと姿形があまりにも違いすぎるし…。一瞬、彼らもメガロフォビアなのかと思いましたが、そうするとあまりにも戦力差がありすぎますよね。

第1話の扉絵からすると、スーサイドガールはもう一人いるようですから、メガロフォビアが永遠夜を含め今回紹介された4人だけだとすればスーサイドガール+流汐と人数の上では拮抗します。そもそも歪1人相手にも2人掛かりでギリギリだったのだから、さすがにあれ全員が目がロフォビアということはないでしょうね。

となると、あの子供達は人間で、永遠夜は現世に潜んで行動しているということになるのか…??あの回廊はあの世とこの世を結ぶものだったのだろうか??

スーサイドガールとフォビアの戦争??。

そして、永遠夜と流汐とがどうやら因縁浅からぬ様子なのも気になるところです。永遠夜に至っては流汐の名前を知っているだけでなく、フォビアとスーサイドガールの戦争を明言していますから。スーサイドガール側が自然発生的に発生するフォビアを倒す、みたいな構図ではなく両者はお互いを認識した上で明確な敵対関係を持っていることが想定されますね。

それと以前、流汐が満天のことを10年に1人の逸材と言っていたことから、スーサイドガールは満天以前にも複数人存在していたことがわかります。そうするとこれまでのスーサイドガールはどうなったのか…ということも謎なのですが…。流汐が約束どおり、スーサイドガールとしてフォビアと ある程度戦った後に自殺をさせてあげたのか、それとも全員がフォビア陣営によって殺されてしまったのか…。

なんとなくですが、スーサイドガールとフォビアの戦いは繰り返されているのではないかと思わせる雰囲気がありますよね。

希死念慮のメガロフォビア"永遠夜"
希死念慮のメガロフォビア”永遠夜”

そもそも人間にスーサイドガールとしてフォビアと戦える力を与えることのできる流汐は何者なのだろうか。正直、スーサイドガールを殺せるのはフォビアだけ、フォビアを殺せるのもスーサイドガールだけ、となると、スーサイドガールとフォビアとは本質的には同じものなのではないかとも思われるんですよね。

さらに旧知の間柄らしいことに加えて、”永遠夜”と”流汐”の名前の感じも似ている(ちょっと無理やりかな?)ことからも、2人はもともと同種の存在なんじゃないだろうか…。流汐(ルシオ)の語感で悪魔といえばルシファーがいるし…。歪との戦いの際に、流汐が”これは使いたくなかったが”と言っていた奥の手も気になります。

『スーサイドガール』第7話「金色の朝焼けに蝶はまた舞う」は『ウルトラジャンプ』2020年2月号収録です。

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Author: mangameshi

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