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【漫画感想】『からかい上手の高木さん』-影絵-“高木さんの大人な影絵!!夕焼けの帰り道。”あらすじ紹介&レビュー感想!!

2022年2月12日 - からかい上手の高木さん
【漫画感想】『からかい上手の高木さん』-影絵-“高木さんの大人な影絵!!夕焼けの帰り道。”あらすじ紹介&レビュー感想!!

『からかい上手の高木さん』最新刊情報

『からかい上手の高木さん』最新第18巻

【2022年 TVアニメ3期&映画!】 待望のTVアニメ第3期が2022年1月~放送スタート! 映画も2022年公開予定! 嬉しい1年のスタートが、もっと嬉しい17巻。またひとつ、高木さんと西片の、2人だけの秘密? ちょっと懐かしい気持ちがこみ上げるかも…な「ひみつきち」。「今日こそ…勝つ!」西片の意気込みの行方は…!? 高木さんとゲーム2連発の「推理ゲーム」&「NGワードゲーム」。2人のクラスメート、北条さんと浜口の、とある夜の邂逅。大人っぽいはずの北条さんに、子供っぽい疑惑?な「おすそわけ」。高木さんの“楽しそうな様子”に、気持ちがあたたかに。登校中の嬉しいトラブルエピソード「ボタン」などなど。今巻も珠玉の9編を収録。おっきな展開に嬉しい気持ちがもちろんあって、それでいて2人の変わらない揺るがない日常に、どこか安心感も感じられる、そんな最新刊です!。

『からかい上手の高木さん』-影絵-あらすじ紹介&レビュー感想


『からかい上手の高木さん』-影絵-あらすじ紹介

*『からかい上手の高木さん』-影絵-は2022年2月12日発売の『ゲッサン』2022年3月号に掲載されたエピソードです。

【あらすじ紹介】

【影絵】いつも通りの二人きりの帰り道。宿題を忘れて居残りさせられた西片は”早く大人になりたい”とこぼす。頑張って大人になろうとしなくてもいいと思うと返す高木さんだったが、”じゃあ高木さんをおいてオレだけ大人になってやる”と西片…。そんな事を言いながらズンズンと先を歩いて行ってしまう西片に少し寂しそうな様子の高木さん。しかし、ふと白壁の前で立ち止まった西片は、追いついてきた高木さんに影絵を披露する。いつも通り、子供のような西片になんだか安心した高木さんも影絵を披露し返し、いつの間にやら影絵合戦に!! そして、高木さんがこれ以上ない”大人な”影絵を繰り出して…。一通り西片をからかい終わった後、夕日が伸ばした二人の影を振り返り、高木さんは言う。”ずっとこのままだったらいいのになー”

内容&見どころ

まず何より強調したいのはっ!! すごくサラッと描かれてますが、西片が居残りさせられたにも関わらず、高木さんが一緒に帰っている事ですよね!! やっぱりこの二人は最高ですね。さて、今回は少し大人になりたい西片とそんな西片にちょっと寂しさを感じる高木さんのお話…。ですが、もちろん西片はやっぱり西片なので、普段通りなからかい展開に!! それにしても高木さんの”大人な”影絵はクリティカルすぎますね。胸キュンが止まらない。さらに夕日のさす帰り道で”大人になるならない”を話すとか…青春が過ぎるよ。”まあ、急がなくてもいいんじゃない”、”そーかなー”、”そうだよ”のあたりの空気感は本当に最高。そして、夕日の伸ばす二人の影のくだりは反則すぎです!!

それでは『からかい上手の高木さん』-影絵-のレビュー感想です。

*『からかい上手の高木さん』-影絵-は『ゲッサン』2022年3月号に掲載です。感想を読む前に、本編を読んでおきたいという方はまずは下記リンクから購入できます。

『ゲッサン』2022年3月号


『からかい上手の高木さん』-影絵-レビュー感想

*ここからはネタバレを含みます。

夕日の照らす帰り道。

今回も最高でしたね。夕日の使い方がうま過ぎる〜。本当にこんな最高な帰り道、体験したかったと、血の涙を流しながら読んでおります(笑)。懐かしさなのかなんなのか、白黒で描かれているのにもかかわらず、なんだか色づいて見えるかのような空気感…。このエピソードは是非映像化していただきたい。

なにより、すでに何度も書いていますが、最後に高木さんが自分たちの影を振り返る場面がなんとも言えず良いのです。影では西片の方が背が高くなっているのもいいですよね。それにしても、思春期の若人たちが”大人になりたい”とか”頑張ってならなくてもいいよ”とか、そんな話をするのに夕焼け以上に最高の舞台って他にあるのだろうか。

そして高木さんがサラッと言っていますが、そもそも西片が大人になりたいと言い出したきっかけは宿題を忘れたからなのですが…。当然 高木さんの性格からしても、西片の反応を見ても、高木さんも宿題を忘れているとは考え難いですよね。

となるとですよ。つまり高木さんは違和感なく自然に西片を待っていて、西片もまたそれを当然のように受け入れているというわけですよね。もしかしたら高木さんが偶然の用事を装って待っていたのかな とか、もはやそんなふうに装う必要もないくらい自然なのかな…とか、そのあたりのことを妄想するのも…。

大胆な高木さん。”大人な”影絵!!

そして、なんと言いますか…。

今回の高木さんのからかいはちょっと大胆でしたね。高木さんが西片を”大人な”影絵がどんなものだったのかは、実際に読んだ人だけのお楽しみということで…。ただ、まあアレは悶絶しますね。特にこの二人の関係性だからこそ、より一層その良さが溢れるんですよねぇ。

“大人を目指してるのに恥ずかしくてこれが何か言えないのかなー。”とか、今回も変わらず西片を煽る(?)高木さんの手腕は安定でしたね。そりゃあ西片は高木さんから離れられなくなるわね。西片のノリの良さ(?)もかわいいんだけどね。

ここのへんで一番青春を感じたエピソードだったかもしれないな。アニメ第3期も好調のようですし、2022年には映画公開も決まっている『からかい上手の高木さん』。さらに4月からは『くの一ツバキの胸の内』、7月からは『それでも歩は寄せてくる』のアニメ化がきて待っていますからね。2022年は山本崇一朗イヤーですね!!


『からかい上手の高木さん』最新刊


『からかい上手の高木さん』レビュー一覧

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