『あやかしトライアングル』最新刊情報
『あやかしトライアングル』最新第12巻
【あらすじ】
夏休みに山へキャンプへやってきた祭里達。楽しく過ごすのも束の間、ヤヨは落武者の怨霊に遭遇してしまう! さらに怨霊はルーに取り憑いてしまい…。ノーパンで暴れるルーに集中力を欠いた祭里は、成す術もなく――!?
『あやかしトライアングル』第117話「穢れの行方」あらすじ紹介
・第117話「穢れの行方」あらすじ紹介
・妖巫女が何者か、陰陽蓮との間に何があったのか、それらを知ったすずは、妖と祓忍との間で無用の争いが起きないようにすべく、妖たちに事情を説明し、しばらく人里から離れて行動するようにと注意を促す。その帰り道、またしても古い因縁を背負わされることになったすずに対して、祭里は全ては神話時代の過去の話で現代の自分達には関係ない、自分達にとって重要なことは性醒流転を解いて自分が男に戻ることだと励ます。その時、五行仙の放った穢れが二人の前に現れ、すずに襲い掛かろうとする。身を挺してすずを守った祭里だったが穢れを代わりに受けてしまい、その体に異変が起きる!!
・内容&見どころ
・ついに祭里が男に戻る!!?、と思いきや、五行仙の穢れをその身にうけた祭里は男と女、2人の祭里に分かれてしまうのでした!! ちなみに、分裂し全裸で飛ばされることとなった女 祭里に矢吹先生のお家芸が炸裂、落ちてくる祭里を見上げるシロガネの瞳孔が完全に祭里のアソコを写しています(笑)
*『あやかしトライアングル』第117話「穢れの行方」は『ジャンプ+』にて2023年1月16日に掲載されました。
『あやかしトライアングル』最新刊
『あやかしトライアングル』第117話「穢れの行方」感想
・“復讐の儀”の次なる段階!祭里が穢れを受ける!!?
前話にて、陰陽連と妖巫女との因縁と共に、ついに妖巫女の正体も明らかになりました。それを踏まえて、祓忍と妖の間に余計な争いを生まないようにすずは早速 妖たちを集めて事情説明をします。
しかし、時を同じくしてもはや自分達の暗躍を隠し立てすることもない五行仙が、”復讐の儀”の次なる段階としてすずに向かって直接 穢れを飛ばしてくることになります。妖たちを説得した帰り道で、穢れの襲撃を受けることになったすずと祭里でしたが、咄嗟にすずを庇った祭里が穢れを受けてしまうことになります。
祭里が身を挺したことで、すずに実害は及びませんでしたが、もはや五行仙は何に憚ることもなく直接仕掛けてくることになったわけですね。そもそも関東祓忍御頭である祭里の母 風巻纏に対しても、穢れを放っていたのが自分達であることをあっさりと認めていましたからね。
とにかく、直接攻撃を仕掛けてきた以上、今後も引き続き表立って仕掛けてくる可能性は高いでしょう(穢れの生成に時間がかからなければ)。そして、今回 五行仙が放った穢れをその身に受けた祭里の身体にはとんでもない異変が起こります!!
・五行仙の思惑は!!?穢れで祭里が二人に??
五行仙の放った穢れは祭里の身体に受ち込まれた事により、祭里の腹部に刻まれた”性転紋”が燃えるように反応します。そして次の瞬間、なんと驚くべきことに 祭里は男と女の二人に分かれてしまうのでした!!
はたして祭里の身体に何が起きたのか? 二人の祭里はそれぞれに独立した自我を持っているようです。
ちなみに五行仙はこの一連を遠見で見ていました。その際の彼らの反応からすると、なんだか彼らは祭里がすずを体を張って守るであろうことを予想していたかのようでした。祭里が穢れを防いでしまった際も、動じることもなく、冷静に”見事”と評しています。
そんな五行仙の反応を見ると、どうにもこの穢れは初めから祭里を狙って放たれたものなのではないかと思ってしまいます。性転紋の反応からすると”性醒流転”に作用する穢れだったようですし、元々祭里を分離させるのが目的だったのかな。
あくまで五行仙は”恨み”で動いており、かつ妖巫女を”妖の手で始末”させるというのが目的ですから、自らの手を汚すことは絶対にしないでしょう。そうなると、直接すずに攻撃をしかけることはないはず。彼女の周りの妖を狙うはずですよね。
…となると、穢れを打ち込まれた祭里が妖になるということなのか!!?
しかし、祭里を標的としようとしていたのだとすると、母である纏に自分達の目的を話してしまったのは迂闊だったのでは…。う〜ん、どうにもまだまだ五行仙の真意が見えてきませんね。
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