『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』最新刊
『To LOVEる -とらぶる- 』とらぶるくろにくる
『To LOVEる―とらぶる―』連載開始から『ダークネス』完結までの約10年間を総ざらい! キャラクターや物語の解説・考察企画に加え、矢吹先生&長谷見先生による執筆秘話で作品の全容に迫る! 描き下ろしカバー&ピンナップ、著名作家陣によるトリビュート、さらには単行本未収録漫画をデジタル版ではフルカラーでお届け! これまでの“とらぶる”を締めくくる超豪華記念本!!
『To loveる~とらぶる~』特別読切 あらすじ紹介
・『To Loveる-とらぶる-』特別読切 あらすじ紹介
・美柑の”防犯ブザーを直して”という頼みになぜか、ペケの妹 防犯ロボ マルルを作ってしまうララ。ネメシスの悪戯で校内で暴走したマルルはその能力”コスジャック”を使ってヒロインたちの衣服をジャックしていってしまう。ララとペケのおかげでマルルの暴走は止められ、事態は一旦終結。改めて防犯ロボとして、美柑と行動し始めるマルルだったが、美柑がヤミとお茶をしているところに、不審者が現れ…。
・内容&見どころ
・To Loveる15周年記念原画展開催を記念しておよそ3年半ぶりの最新作!!
・主人公は大人気ヒロイン しっかり者の妹 結城美柑!! 美柑がトランスフォームして悪を懲らしめる!!?
・お約束のララの発明品の暴走で、人気ヒロインたちがまたまたあられもない姿に!!
・登場ヒロインは美柑を初め、ララ・サタリン・デビルークや西連寺春菜 そして小手川唯など計 7人。
・もちろんリトも安定のラッキースケベを発動。餌食になるヒロインは…??
『To Loveる-とらぶる-』特別読み切りはジャンプ+にて1月13日より公開されています。
『To Loveる-とらぶる-』
『To Loveる~とらぶる~』特別読み切り 感想
・完全新作!!ヒロインは結城美柑!!
ジャンプSQに掲載されたフルカラー番外編からおよそ3年半。完全新作の読み切りです。
ちなみに、今回の読切はTo Loveる~とらぶる~15周年記念原画展”finale”の開催記念という位置付けで、現在連載中の『あやかしトライアングル』同様にジャンプ+にて公開されています。その関係からか、SQ連載時と比べてエロはやや控えめ。ちなみに『あやかしトライアングル』も2023年1月より絶賛アニメ放送中です。
さて、今回のエピソードでは、リトの妹という立ち位置ながら 他のヒロインたちに負けず劣らず確固たる地位(人気的にもハーレム的にも)を築きあげた デキる妹 結城美柑がメインヒロインを務めます。作中屈指のしっかり者の彼女ですが、今回 鍵(?)となるアイテムが”防犯ブザー”というのが、美柑がまだ小学生だったことを思い出させますね(笑)。
今回は、そんな美柑が新たな相棒(?)を手に入れ、トランスフォームして大活躍…的なお話です。たしか美柑はヤミのトランスに憧れを抱いていた…ような記憶がある(というかヤミと入れ替わったんだっけか??)ので、美柑としてもまんざらではないのでは…
とはいえ、ドレスフォームであるマルルが勝手に動くので、美柑は基本的には なすがままなんですけどね…。またまたトラブルメーカーが増えることになり、ますます賑やかになっていくTo Loveるワールド。もちろんリトさんの”突発性ハレンチ症候群”も新参者に負けない安定のトラブルクオリティを誇っています。
・美柑の相棒 “防犯ロボ” マルル
ということで、今回の読切で登場したのが 美柑の相棒にして、新たなトラブルメーカーが”マルル”です。美柑から防犯ブザーの修理を頼まれたララが作った”防犯ロボ”で、ペケの妹なのだそう。ペケとマルね。
そのため、”防犯ロボ”といいつつも、”万能コスチュームロボット”のペケ同様にトランスフォーム能力を持ち、美柑をドレスフォームに変身させることができます。さらに、”TL粒子で衣服を支配して操る”というコスジャック機能を持ち、”ジャックビーム”を照射した衣服を自在に変形、操作することができるそうです。
ネメシスの悪戯で、彩南高校内でこの能力が暴走(テストモード)し、ヒロインたちが巻き込まれるのは毎度のお約束。巻き込まれるヒロインもお決まりの二人。小手川のハレンチレーダーは相変わらずビンビンですね(笑)
そして、その中心にはもちろんリトさんが、ナチュラルに引き込まれます。さすがですね。よっ、職人芸。様式美。とりあえず、その場はペケとララが収めて、マルルのテストモードも無事解除されますが、まあなかなかに危なっかしいキャラクターですね。
・美柑がトランスフォーム!!? ジャック・ビームで不審者を懲らしめる!!
美柑は相変わらず大人の対応ですね。”せっかく作ってもらったんだから”と、マルルと一緒に行動することにします。ここで心配して跡をつけていくあたり、リトさんはやはり安定のシスコンっぷりを披露してますね。そろそろ自分がついて行かない方が、安全だということに気付けばいいのに(笑)
美柑はといえば、リトがついてきていることには気づかず、ヤミと合流。すると、これまた様式美、安定の変態校長がどこからともなく現れヤミを目指して一直線に駆け寄ってきます。ほんとこの校長もめげない…というか、ヤミに痛めつけられること自体を目的にしてるのか…。ふうっ、…教育者って、なんだっけ??
しかし、ヤミが校長を撃退しようと立ち上がった、その瞬間…。マルルが美柑を守るべく、防犯機能を発動。美柑をドレスフォームに変身させて、街灯の上に飛び上がります。この際、巻き起こった風についての校長の感想がまた…美少女はいい匂いを纏っているらしいですね(笑)。
その後は、マルルの能力で魔法少女(?)美柑が不審者撃退、ズバズバっと事件解決…と思いきや、もちろんもう一波乱あります。なぜなら、この場にはリトさんがいるのだから!!リトさんのラッキースケベも相変わらずの”精度”でしたね。それにしても、果たして矢吹先生は誰をメインヒロインとして想定しているんだろうなぁ。まあ、ヒロインたちの格差が顕著でないのも『To Loveる~とらぶる~』の魅力の一つですがね。
>> 『To Loveる~とらぶる~』特別読み切りを『ジャンプ+』で読む。