
【武装少女マキャベリズム】 第35話後編レビュー感想
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『武装少女マキャベリズム』黒神遊夜/神崎かるな
『武装少女マキャベリズム』リンク
誇海の頂点!六王剣集結!!
第35話後編です。
前編は愛地にて、ノムラと月夜の凸凹師弟の修行開始が描かれましたが、後編は北の地「誇海共生学園」の様子が描かれました。
ついに北の頂点「六王剣」が集結。代表の埜々邑早雉を始め、誇海を統べる六人の王たち。

- 『酩酊王』埜々邑早雉
- 『舞踏王』龍造寺青
- 『若年王』霧崎千鳥
- 『喧嘩王』中曽根小雪
- 『親愛王』来栖聖愛
- 『尊厳王』宗田憂
「六王剣」の詳細はこちらをご参照ください。
作中で千鳥も言っていますが、肩書き(二つ名?)雑ですね(笑)
おそらく「天下五剣」とは異なり、「六王剣」の肩書きは引き継ぐものではなく、王それぞれの特徴によってつけられるみたいですね。
千鳥もちゃっかり「六王剣」の一角に食い込んでいますね。どうやら埜々邑のせいで一つ空き席があったのだとか…。
「天下五剣」の面々も相当なものでしたが、「六王剣」はそれすら上回る曲者ぞろいのようです。

さらに、校風及び「六王剣」の特性(前任者を倒すことで就任)もあってか、それぞれが我、及び自尊心が強いようで、早々に「六王剣」同士揉め始めます。
しかし…
六王剣代表『酩酊王』 埜々邑早雉。
揉める4人の王を前に『酩酊王』埜々邑早雉が動きます

圧倒的な威圧感。。
ちなみに、青は完全に埜々邑側についている模様。

埜々邑の隣で静かに睨みを利かせています。彼女はどうやら埜々邑の右腕的な存在のようです。「六王剣」は全く一枚岩には見えませんが、少なくとも埜々邑と青の間には強固なつながりがあるようですね。
古参の三人もそれほど仲が良いわけではないようで、特に『尊厳王』宗田憂と『親愛王』来栖聖愛は相性最悪の犬猿の仲のようです。
とはいえ、4人の王は埜々邑の言葉で刀を納め席に着きます。

4人の王を有無も言わせず従わせる『酩酊王』埜々邑早雉。その実力の絶大さが伺い知れますね。
ちなみに、上述の通り千鳥が早々に「六王剣」の一員になれたのは、一席空席があったからですが、青いわく“早雉くんが勢い余って三人分穴空けた”そうで…。
一席分は青が空けたようですが、どうやら少なくとも「六王剣」の前任者2人を一人で倒してしまったようです。
しかも「代表」を名乗っているということは、2人のうち1人は前「代表」だったということかな??
鬼瓦輪と亀鶴城メアリの「天下五剣」2名を相手に圧倒した「女帝」天羽斬々と同格以上の力を持っていると考えられます。実際、愛地共生学園学園長である藤林祥乃も32話後編にて、埜々邑が斬々よりも格上であるだろうことを仄めかしています。
…それにしても、「六王剣」って瞳孔が特殊な人間が多すぎる…。
愛地共生学園へ…。埜々邑のアテ。。
とりあえず、埜々邑の制止で、矛を収めた4人。
場が収まり、改めて千鳥が愛地矯正学園へ行くことが可能なのかを埜々邑に問いただします。

ちなみに、千鳥は愛地矯正学園への転入を一応は試みたそうです(笑)結果、ダメだったみたいですが(笑笑)
どうやら埜々邑には愛地共生学園に”アテ”があるそうで、交換留学という名目で”一緒に”いけるように計らうと約束します。
もともと埜々邑と青も愛地に乗り込むつもりだったようですね。

というか、埜々邑のいう”アテ”ですが…。
このシルエットって、完全に虎春と祥乃ですよね。
彼らの間に一体どんなつながりがあるのでしょう?少なくとも「番号持ち」の中には埜々邑なんて人物はいなかったはずですし…。埜々邑の正体の謎がまた深まりましたね。
ただ以前の虎春の感じからすると虎春自身は直接の面識はないようでしたね…。
六王剣それぞれの思惑
と、3人で行くつもりの埜々邑でしたが、なんと他の3人の王もそれぞれの思惑を胸に愛地共生学園に乗り込む気満々です。

『親愛王』来栖聖愛は矯正という名の自己満足のために、『喧嘩王』中曽根小雪は全国制覇のために、『尊厳王』宗田憂は埜々邑の鼻を明かすために…。
それにしても、知らぬ間に敵、しかもかなりの難敵を作ってしまったノムラ。不憫ですね(笑)
それにしても、どうやらこの3人の反応すらも埜々邑の計略の範疇のようです。

言葉とは裏腹な不敵な表情。
それにしても「六王剣」全員が誇海を去ってしまったら、誇海がカオスになるのでは…??
それに斬々は??あの人、誇海共生学園に転校になったはずですよね?まさかの行き違いって展開ですか??一体彼女はいつ登場するんだ??
もしかして、転校したところで異変を感じて「六王剣」を追って斬々も再び愛地に戻ってくるってパターンですかね。。
あ〜、でも交換留学と言っても、手続きにそれなりに時間かかるでしょうし、少なくともノムラが雲耀に至るにはまだ時間がかかるでしょうから(埜々邑と戦うなら雲耀に至ってからでしょう)、そんな長期間斬々の転校、というか飛行機移動がかかるとは思えません。
そうなると、「六王剣」の愛地遠征の前に一度、誇海似て斬々と「六王剣」とが一戦交えることになるのかな。。
兎にも角にも、「六王剣」全員が乗り込んでくるとなれば、ほぼほぼ全面戦争ですね。
もちろん「六王剣」は「天下五剣」が迎え撃つことになるのでしょうが…。対戦カードの予想としては、「納村不動vs.埜々邑早雉」、「鬼瓦輪vs.龍造寺青」、「因幡月夜vs.霧崎千鳥」、「花酒蕨vs.宗田憂」、「亀鶴城メアリvs.来栖聖愛」、「眠目さとりvs.中曽根小雪」といったところでしょうか。
う〜ん…前4組は妥当な線かと思うのですが、後ろのふた組は難しいですね。それぞれ入れ替わっててもありえそうです。
それにしても、斬々のその後が気になりすぎる。。
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『武装少女マキャベリズム』レビュー記事
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