
【シャーマンキング公式外伝】『SHAMAN KING レッドクリムゾン』【最新話】第14廻「血戦①」感想

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第14廻「血戦①」感想
『SHAMAN KING レッドクリムゾン』第14廻「血戦①」感想です。
~簡単あらすじ~
激化する潤と紅紅の戦い。潤と白竜は奥の手「十割力」を使い紅紅を圧倒するが、潤の全力の巫力を注入され続けた白竜の体はついに限界を迎える…。
瞬間的に莫大な力を手に入れられる代わりに、注ぎ込まれる膨大な巫力で必ず肉体が崩壊に至る諸刃「十割力」。潤の全力の巫力を注ぎ込まれた反動で崩れゆく白竜を前に潤は何を思うのか…。
というわけで、『SHAMAN KING レッドクリムゾン』第14廻「血戦①」感想です。
⇨『SHAMAN KING レッドクリムゾン』 レビュー一覧はこちら
『SHAMAN KING レッドクリムゾン』第14廻「血戦①」は『少年マガジンエッジ』2019年12月号に掲載です。
二度目の死。魂の解放。。
まさか本当に白竜の体が崩壊するとは…。いいとこそろそろ限界ギリギリというくらいで決着がつくものだと思っていました。
そして、白竜を看取る潤姉さんの優しさが切ない!!白竜は感じるはずのない潤の体温を感じつつ、大切な人の腕の中で二度目の死を迎えるのでした。
二度目の死は「魂の解放」。白竜は肉体からも道家の呪いからも解き放たれたわけですね。ただ逆に言えばその束縛こそが潤とのつながりでもあったわけですが…二人の間にはもはやそれ以上の絆がありますからね。
『十割力』で酷使された白竜の肉体は欠片も残さず粉となり散っていきます。こういう腕の中で消えていく系の死に方って…。反則だろ。

今度こそ白竜は安らかな死を迎え…。
とはいえ、そこはシャーマンキングですから、普通とは少々異なりますね。白竜がどうなったのかというネタバレは伏せておきますが、『SHAMAN KING the SUPER STAR』の方で麻倉花も言っています。
“魂がしっかりしてりゃどう殺されたって絶対しなねえ”
とりあえず、潤と白竜はどんなかたちであれ幸せな結末を迎えてほしいものです。
譲れない女の戦い!!潤と紅紅、死闘の行方は…。
白竜を失い、戦う手段を失った潤でしたが、戦いはまだ終わりません。
潤姉さんは、生身のまま拳を握り、紅紅に向かっていきます。生身だからこそ、相手を殴れば自分も痛みを感じる。そして殴り合いながら感情をさらけ出し、お互いに想いをぶつけ合う。
そのあたりの描写がなんとも痛々しいのですが、彼女たちの因縁はそういうもの..なんですよね。
お互いがお互いの言い分を理解できるも相いれることはできず、ましてやそれぞれの行いをなかったことにはできない二人。己の覚悟を乗せた死闘の先にはなにが待つのか…。

それにしても、ここにきて原点回帰(ネタバレは伏せますが…)な展開はアツすぎます!!いや、ほんと使い方が上手いですね〜。バトルものでインフレやら新技やらが出てきたら普通初期の技が出てくると今更感があるものですけど…。
それにしても、潤と紅紅は違う形で出会っていれば友達になれたかもしれない似た者同士ですし、どちらが勝っても切ない結末ですね…。やはりどうにも紅紅たちの「お母さん」の存在が今回のレッドクリムゾン、そして道家と東家との戦いに深く関与しているようです。
前話で紅永もそれらしき発言をしていましたし…。とはいえ、いまさら「お母さん」が回復(?)したとしても、いままでやってしまったことはなかったことにはできません。う〜ん、本当に重い題材を扱うなぁ。
『SHAMAN KING レッドクリムゾン』第14廻「血戦①」は『少年マガジンエッジ』2019年12月号に掲載です。
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『SHAMAN KING レッドクリムゾン』レビュー記事
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