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『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』
矢吹健太郎/長谷川沙貴



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春菜の告白。春菜とララと。。
遂にお互いの気持ちを確かめ合い、両想いとなったリトと春菜。
しかし、二人の気持ちは通じ合ったものの、報告をしなくてはならない人物がいます。

春菜はお互いに気持ちを確かめ合ったことを、ララに報告します。
すると…

ララは無邪気に二人のカップル成立を喜びます。
もちろん彼女の頭には、リトと春菜がカップルになったからといって自分が身を引かなくてはならないなんてことは微塵も浮かんでいません。
そういえば…私はどうすればいいのかな?
リトと春菜のカップル成立を祝ったララでしたが…
” …あ そっか そういえば…私はどうすればいいのかな? “

” 二人がデートする時私はいない方がいいと思うし…… “
あくまで、ハーレム前提の考え方ですが、意外にもデートの際は一対一とは考えているのですね。
結局、ララは順番でデートすればいい、と提案します。
しかし、リトは春菜のためにも関係性をはっきりしようと決意をします。
そして、そのことを切り出そうとしますが…

その目には涙が…。
いや、そんなんでいいのかよ、とも思いますが…。
とりあえず、まだまだ気持ちは整理できていないようです。
リトにとって、ララのことも同じくらい大切な存在なわけです。
本当、そんなんじゃダメだろと突っ込みたいところではありますが、リトにとってすでにララは”家族”のような大切な存在になっていますからね。

リトの涙を見て彼の心情を忖度した春菜が、ララの提案に乗ります。
そんな結城くんだから
リトの男らしい(?)決意も一瞬のことで、結局は関係性が有耶無耶のまま話は終わってしまいます。
さらには、お約束の”ハレンチスパイラル”が発動し、一瞬でペケを剥ぎ取り、ララをひん剥き…
まあ、いつもの通りいろいろと素晴らしいテクニックを披露し、一瞬でララを昇天させてしまいます。

全くもって、格好もけじめもつかない男です笑
その流れるようなリトの技に春菜も赤面。
ぼそっと発した”すごい”の言葉から、期待感もこもっているようにも見えますね笑
結局は、ララとの関係を終わらすことのできなかったリトですが、春菜は…
” そんな結城くんだからいいの “

” 私は…「一番」って言ってくれただけで胸がいっぱい…”
心を簡単に整理できてしまうような人なら、初めから惚れてなどない…と。
悪く言ってしまえば精神的にだらしないとも、無責任とも言えなくはないですが、それでも人の気持ちを粗雑に扱うよりは全然いいですからね。
まあ、整理する時間は今まで散々あったとも思えますし、そのことに罪悪感を感じるなら春菜から思いを告げられても、リトからは思いを伝えるべきではなかったわけで…笑
結局、もう言っちゃったんだから、ウジウジしないでもうハーレム作っちゃえって感じですね。
とはいえ、リトが心を整理することに対し、春菜は”ゆっくり考えて…ね”と言っているわけですけど、やはり最終的には”心に整理をつける→けじめをつける→自分一人を見てくれ”といった方向性で考えてるのでしょうかね?
それとも、リトさえ望めばハーレムも受け入れるのでしょうか。
ぶっちゃけ、このままじゃどうせリトは他の女子への気持ちにケリをつけられないでしょうし…。
自分の気持ちに正直に…。
さて、ダークネスのメインヒロインのモモ。
リトと春菜の関係性の進展に最もと言っていいほど、心を揺さぶられた彼女ですが…。
落ち込み、涙し、改めて自分の本心に気付いたモモ、彼女の導き出した答えは一体!?
” 自分の気持ちに正直に生きればいいんですよ “

” 楽園に進むも進まないもリトさん次第……! “
ややこしい状況にどうしたらいいのか思い悩むリトに対し、自分はどうすればいいかがわかったのだと…。
彼女の出した結論は“自分の気持ちに正直に生きる”ということ。
そして…
” 私…… リトさんのこと…愛してます “

” 心の底から “
モモは仮にハーレム計画が完成したところで納得ができないことを、自分がリトにとっての“一番”になりたいのだと、気づいてしまったのだと告白します。
そして、リトと春菜が両思いになったタイミングで言うべきかは悩んだものの…

“自分の気持ちに正直に”リトに思いを伝えたわけです。
ようやく”本当の自分”になれた気がすると、晴れやかな表情のモモ。
裏でハーレム計画を進めようとするよりも、正面からこうやってぶつかる方が魅力的ですね。
ヒロインたち。。ハーレムへの道…。
さて、耳の早いモモはさておき、他のヒロインたちにはまだ、リトと春菜の件は広まっていません。
その頃の彼女らはというと…
唯は籾岡から没収してからリトの父、栽培の漫画( 話参照)にすっかりハマっている様子ですね。

” 結城くんに「読んだ」って言ったら喜ぶかな…… “
頭の中はリトのことでいっぱいのようで、漫画を読んだことを報告しようか悩んでいるようです。
唯は、外伝でもかなり活躍(?)していたので、もっと前面に出てくるかと思っていましたが、それほどでもなかったですね。
まあ、ダークネスのメインヒロインのモモやヤミとはやや繋がりが薄かったから、話に絡ませにくかったのでしょうが…。
妊娠妄想やら母性への目覚めやら、ヒロインたちの中でも、将来の青写真は頭一つ抜けていたのに笑
さらに、唯以上に本編に絡まなかった人物。

クール系美少女”九条凛”。
モモもハーレム要員候補と考えていたり、リトとも美柑ともいい感じだったにも関わらず、結局はあまり出番なしでした。
まあ、最後にこうして描かれているだけ、終盤かなり活躍したにも関わらず描かれていない籾岡よりはマシな扱いですが…。
もしかすると、来月号以降のエピローグ(?)の外伝に登場するのかも…。
その他にも、ルンとキョウコのアイドルペアも、相変わらずリト大好きなご様子。
そして…

ヤミもすっかり丸くなって、小姑美柑の元で花嫁修行中です。
” 結城リトも喜ぶ味ですか? “
なんて、完全にデレ期に入っていますね。
そして、メアとナナ。

この二人はリトさんは眼中にないようで、二人仲良く友情(?)を育んでいます。
モモとネメシス
さて、夜…。
自分の気持ちに正直になったモモは、今まで以上に積極的にリトに夜這いをかけます。
さらに、そこにネメシスも加わり…

ネメシスの今回の”真・生徒会長”騒動は全て「本当のモモ姫」を目覚めさせることが目的だったそうです。
そして…
” 本当のお前の目の前で… リトの心を虜にしお前の心を屈服させる “

” それが私の夢!! “
ネメシスの宣戦布告に、モモは正面から返します。
” …そう思い通りにはさせませんよ? “

” リトさんは私のモノですから “
二人揃ってスッゴクいい顔してます笑
リトの気持ちもガン無視で話が進みます笑
そして、本命の春菜さんはすっかり蚊帳の外です笑笑
ハーレムへの道
誰も不幸にならないように、しかし自分がリトの一番になるというモモと。
「本当のモモ姫」を屈服させるというネメシス。

モモとネメシス、似た者同士の戦いがリトを介して(笑)繰り広げられていきます。
そんなわけで、ハッピーエンド…というより結局は結論を先延ばし(有耶無耶?)にしたまま、”ダークネス”の物語は幕を閉じます笑
まあ、一番無難な終わり方ですね。
これなら、まだまだ続編も作れそうです。
ちなみに…来月、再来月のジャンプSQ.で特別編が掲載されるのだとか。

さらに、『とらぶるくろにくる』なるアニバーサリーブックが発売されるとのこと!!
次号、SQ.5月号掲載予定の特別編をベースにしたスペシャルOVAも付属するようです。
詳細はまだまだ今後のSQ.で発表されていくでしょう。乞うご期待!!
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『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』レビュー記事
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